IE8、カナル型の装着法

IE8を含めカナル型はきちんと装着しないと、耳に負担がかかるのはもちろん、音がきれいに聞こえません。性能が十分に引き出せないと言うことですね。

そのためにイヤーピースがIE8にはたくさん用意されていることを紹介しました。

当初、シングル(キノコ型)の大を選んでいましたが、ぴったりすぎてゴムがへたったのか、どうもうまく装着できなくなりました。そこで、中に変更して使用しています。

今までと同じように装着しているのに、ある時音の聞こえ方が変わってきたのに気づいたのです。最初はエイジングが進んで音が予定外に変化してしまったのかと心配しました。そこで装着状態を再確認しました。(この時点で50時間は経過していました。)

確認方法ですが、外耳を軽く上に引っ張ったり、耳の付け根、耳たぶの付け根よりちょっと後ろでさわってみるとへこんでいる部分を軽く押したりしてみます。更にイヤフォン自体を軽く中へ押しつけてみましょう。正しく装着されていればそれほど音は変化しません。浅かったり、角度が正しく装着されていないと、このテストで音が変化して聞こえます。大抵は良い方へ変わると思います。まあ、経験則ですが。(強く押しつければ、そりゃ何でも変化して聞こえちゃいますよ。ほどほどの強さで試しましょう。w)

続いても経験則からの装着方法です。シュアがけ、コードを耳に回して装着する方法前提です。(提案ですよ。正式なやり方があるかどうかは知りませんw)

  1. イヤフォンの本体(ハウジング)を耳に軽く挿入します。コードが斜め上方(耳の上の付け根)に来るように挿入します。
  2. コードを耳にかけます。
  3. 外耳の上を持ち、軽く上方へ引き上げます。本体を軽く押し入れます。(小さ目のイヤーピースを使用する場合は、このステップはいりませんね。引き上げるとちょっと大きめのイヤピース使用時でも軽く入るようになります)
  4. 装着した感じに違和感が無ければ、音を鳴らして見てください。
  5. 本体を更に軽く押し入れます。耳の形にもよりますが、本体の下の部分を軽く押すと、最初よりちょっと奥に入る感じがして、音も良く鳴るようになります。(耳の穴の方向とドライバー部の向きが一致するようになるのだと思います)
  6. うまく音が鳴らない、まだ不慣れできちんと装着できているか心配なら前記のテストをやってみましょう。イヤーピースの選択を変えるのもお忘れ無く。使っていくうちにイヤーピースーも変化しますからね。堅さが。時々チェックしましょう。

テストで軽く押しつける方法を紹介しました。ある情報によると低音調整ねじから音を逃がして調整しているためにねじの部分を押さえると音が変化すると書かれていました。ルーペで確認してみましたが、ねじの部分から音は抜けるような作りにはなってませんね。本体の裏側、ねじに近い方に四角い形成部分があります。もし音を抜くことで音質を変化させているとしたら、多分そこから音を抜いたりして音質を変化させているのでは無いかと思います。(しかし、装着時に上の方になるんですよね。この形成部分。ユーザーが雨に合う可能性を考えると、いくらぴったりしていても内部に通じる部分を上に向ける設計はあるのかと思っています。音を抜く以外の方法で音質を変化させているのでは無いのかと正直思っています。)ねじの部分を押さえて音が変化したのは、単に音が鳴る部分の角度が変化したか、イヤーピースが大きく変化し耳の中を圧迫したか、音が出る部分を遮ってしまったからではないかと推測しています。(テープを貼ってみる方法はまだ試していません。糊が残ったらイヤですもの。w)

追記:ねじの部分だけをうまく指先で軽く押さえても、確かに音は変化します。ねじから、音を抜いてますね。w こりゃ、ちょっとの雨にも当てられませんね。


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