T-ARA、ファヨン問題の解析2

今回は、いじめた側とされるメンバーと、社長について考えてみます。

この社長、どうやらメンバーを分裂させることについては前科があるようです。

SeeYaでも、人気のあったメンバーが一方的に抜け、このときは世間は残ったメンバー側に味方したようでした。その後、抜けたメンバーを補充しましたが、一回活動しただけで、解散となりました。一方、抜けたメンバーは役者として今も生き残っています。

社長も露出するのが好きらしく、映像が結構ありますが、その様子を見る限り、優しい方と見受けられます。ただ、優しい人間によく見られるマネージメント力やコントロール能力の欠如のため、問題を早急に解決できないのでしょう。芸能事務所の社長としては、どうなのかと思われます。実際、今回の件を見ても、所属芸能人をうまくコントロールできていないようですから。

今回の件で安い給料で社員やメイクさんたちを働かせていると言っていましたが、本当に必要なのは彼に足りない部分を補ってくれるクレバーなマネージメントスキルを持っている人です。安い給料ではそんな人は見つかりません。そこにお金をかけることを拒めば、彼の会社ではずっと同じことが続くでしょう。

今回、メンバー内のいじめの首謀者とされているのは、三人です。ボラム、ジヨン、ソヨンです。韓国のネットで叩かれているのは、ヒョミン、ウンジョン、ジヨンらしいですね。今回の問題で、擁護的立場、もしくは中立的な立場を取っていたと思われるキュリは当然非難の矛先から外れています。

まず、ボラム、ジヨン、ソヨンの三人に共通しているのは、攻撃に弱いため、弱みを見せたくない、見せれば攻撃されるとという恐れを抱いているタイプだという事です。それゆけ、攻撃される立場を避けるため、攻撃者のポジションを選びがちな性格です。ですから、本当であれ、噂だけであれ、いじめの主犯であったという推測も真実味を帯びて聞こえてきます。

ヒョミン、ウンジョン、ジヨンが韓国ネットで叩かれている内容がよくわからないため、この三人の共通点は見つけづらいです。

キュリに関して言えば、いじめに加わらなかったという点で正義感に強いと評価されているようですが、それは多分違うでしょう。そうであれば、もっと積極的に止めに入ったでしょう。2つの可能性があります。「ことなかれ主義」であるのか、「優しいタイプ」であるのかです。多分、ことなかれ主義的な、優しい人なのでしょう。

それであれば、ファヨンと性格的に似ている点も見られますので、唯一ファヨンが接触できたメンバーだというのも、納得できます。いわゆる相性が良い相手であったのでしょう。ただ、積極的に状況を改善しようとはしませんでした。キュリとしては解決者になるより、守護者的な立場でいたかったからでしょう。そういった意味では、古風な女性的タイプであるのでしょう。

ボラムについては、「ちっちゃなお姉さん」が特徴であります。しかし、このために悩んでいるだろうというのも推測できます。リーダーではなくても年長者であり、いくらまとまりがないグループであろうと、まだ儒教的な社会である韓国の芸能界ではそれなりの期待もされることでしょう。また、年長者であるのは、順当であれば一番最初にグループを抜ける可能性があるということでもあります。更に、そのポジションは彼女にとって満足するものではなく、いつも「もっと自分に適した役割・特徴」を求めて焦っているのです。彼女はそうした不安感を抱いたまま活動し、いつも自分の安定できるポジションを探しているように見えます。

そのため、メンバーの人数が増えれば増えるほど、彼女の不安定感は増していきます。それを少しでも減らすための心の努力は、年少メンバー、新しいメンバーに向けられ、彼女たちを制圧するか、コントロールしようとする努力になりがちです。

ジヨンは精神的な強弱が一定していません。つまり、彼女はあるときは攻撃的であり、ある時は逆に防護的であります。防護的であるようにみえれば、いじめられているように見えますし、攻撃的であれば、いじめているように見られます。ですから、今回の騒動では、いじめている側に見られていますが、過去はいじめられている側として見られています。

この強弱はゆっくりと周期的に変化しているものではないでしょう。ある状況では攻撃的、ある状況では防護的です。もちろん、私達全員がそうした面を持っています。しかし、彼女の場合、それが外に態度としてストレートに現れるのです。そして、無防備なときに攻撃を受けると深いダメージを追うため、それを回避する目的で、他の人へ攻撃的でいようとする傾向があります。時には、攻撃を楽しんでいるように見えることもあります。実際、自分の心の傷を避けることができるため、嬉しいのです。その姿が、いじめているように見えるのです。ただ、今回首謀犯扱いされている背景には、メンバで一番美人であるということに対するやっかみも含まれているでしょう。

ソヨンはT-ARAの司令塔です。頭の良さと回転の速さは他のGGで例えれば、少女時代のスンヨン、サニのような特性です。バラエティーでは、そうした話の流れを面白い方へ持っていく力が重宝されます。しかし、彼女の感情を一定に保っている性格、まるで国営放送のアナウンサーのように、顔の表情には表さない独自性をもっています。そして頭脳型の人によく見られる皮肉的な態度が、マイナスに働き、「性格の悪い女」という印象を与えてしまいがちです。

彼女自身、歌の上手さと、頭脳を自分のT-ARAの中でのポジションであると自覚しており、それゆえプライドもあります。そのため、できる限りメンバーを従わせようと「コントロール」しようとする傾向はあるでしょう。しかし、善悪の判断は個人的なものなのです。全員が受け入れてくれるものではありません。そのため、彼女の判断を振りかざせば、他のメンバーに波風を立てることになります。彼女の考えを受け入れられない人もいるでしょう。結果、その自分の判断基準を持ち続けることにより、彼女自身が苦しむことになっています。(本人はそうは思っていないでしょう。なので、なかなか改善はされないでしょう。それを自覚できるようになるにはもうちょっと月日が必要です。)

ヒョミンは感情や心の傷に関してよく理解することができます。しかし、彼女自体がそうしたものを乗り越えてきたプライドを持っており、そのため感情的な弱さを持つ、ファヨンのようなタイプの人間をなかなか許すことができません。もし、許せば自分自身へ甘くなってしまい、自分の感情に負けてしまうことを恐れているからでしょう。

この感情的な理解は基本自分へ向けられるもので、他の人の感情に興味を持つことは少ないようです。しかし、感受性は隠せず、他の人のダメージを自分のもののように感じてしまうことから、積極的にいじめに加担するタイプではないでしょう。もし、彼女がファヨンに強く当たったり、攻撃的であったのであれば、それはファヨンが原因ではなく、彼女自身の心の状態、感情コントロールの問題です。

ウンジョンは将来の計算を行うタイプではありません。その時点で明るい展望を見つけ、それに向かっていくタイプです。逆に言えば、ネガティブな面から意識をそらすタイプです。

ですから、もしいじめていたとしたら、それは遊びの一種の感覚であったり、もしくは「仲間と同じこと」をやっているという感覚でしかありません。俗に言う悪意のないタイプというやつです。

実際にいじめがあったにせよ、なかったことにせよ、今回ことが大きくなってしまい、T-ARAの将来に暗雲が立ちこもるほどにのことになり、自分の行為(いじめ自体かもしれませんし、ツイートしたことかもしれません)の影響に、心の中で大きなダメージを負っていることでしょう。なぜなら、本来目を背けようとしているネガティブな状況が目の前を覆い防いでいるからです。目をそらしたくても、逸らせないでしょう。これを、しっかり見据え、自分の行動の重要性に気づくのなら、向上する可能性があります。逆に自己弁護をしてしまうのであれば、これからも似た状況は起こるでしょう。

結局、残ったメンバーにとっても、離れたファヨンにとっても、自分と他のメンバーについて真に理解しようとすることが必要です。足りないのは、お互いの理解です。一緒にいても、知ろうとしなければ理解はできません。

理解し、すべてのわだかまりを解消するのが、一番求められていることです。その後、ファヨンが戻るにせよ、別の道を歩くにせよ、グループのメンバーと再開した際に、普通に笑顔で挨拶し、普通に会話が出来ればいいんではないでしょうか。

それ以外、あのメンバーがどうだ、このメンバーはこうしろと、ネットで騒ぐことは、「ネット・ハラスメント」です。いじめが悪いと言いながら、匿名の多くの声で、メンバーをいじめているというのは、矛盾を含んでいますし、実際何の解決策にもなりません。戦争で戦争をなくすことができないのと同様に、いじめではいじめをなくすことができません。

スピード解決ができるとしたら、ファヨン自身と、T-ARAのメンバーが互いを理解しようとする本人たちの努力だけでしょう。たぶん、できると思います。思い出してください。KARAの分裂問題を解決したもの、心を開いたメンバー同士の話し合いだったのです。

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