T-ARA、バニスタは良プロモーションでした

今週の頭、放送は月曜日でしたが、T-ARAの新曲「バニスタ」のプロモーションが終了しました。プロモーションは約2週間かけ、日本を北から南まで縦断する、いわゆる「ドサ回り」的なものです。いじめ問題で汚点を付けたとはいえ、まだ人気のあるこの時点で決行するとは、思い切った決断です。

いじめ問題が形の上で決着したら、直ぐに新曲発表して活動を韓国で再開しましたね。セールスは良くなかったらしいですが、音楽番組には結構長く出ていたので、それなりに人気を保っているのかと思いましたが、やはり批判は多かったらしいです。

そして、日本での音楽活動を再開させました。

まず、「バニスタ」ですが、T-ARA初めての日本オリジナル楽曲です。T-ARAの楽曲は流行っている主流と、人気のない非主流の中間を狙ってくる、「スキマ」型の楽曲が多いですが、この曲も日本市場向けとは言え、隙間を狙っています。

決して良曲とはいえませんが、何度も聴いていると頭のなかに残る癖の無い曲です。この点は珍しいですね。T-ARAの曲といえば、一癖も二癖もいれてくるのが常套手段ですが、アクがありません。

日本でもねこダンスが流行ったので、動物シリーズで、可愛いイメージのある「うさぎ」をテーマにした意図はみえみえです。

ですが、今回のドサ周り+ニコニコ動画でその様子を配信したのは良いプロモーションでした。「まいにちT-ARA」としてニコニコ動画で前日の様子がまとめられた編集盤が、その名の通り毎日放送されました。

まず、ファヨン脱退前には、グループ間に漂っていた不協和音が全然感じられません。今回のまいにちT-ARAを見ていたら、各メンバーの魅力がよく伝わってきました。

意図的にでしょうが、新加入のアルムの頑張っている様子がピックアップされ、新生T-ARAを印象づけています。Sexy Loveの時はやもすれば「きつい」感じを与えがちでしたが、素直な良い子であるのが分かります。礼儀正しいです。

そして、メンバー全員日本語のスキルがアップしました。ジヨンとキュリはまだ「多国語萌え」を感じさせるレベルですが、新加入のアルムはこの二人よりもかなりスキル高いです。

ヒョンミンは役者として日本映画の主役に抜擢され、その撮影があったため、プロモーションには不参加でした。

ボラムは、また整形をしたと言われています。今回で完璧でしょう。どう変えたのかわかりません。それよりも、心的な変化で、屈託なく笑えるようになったことのほうが良かったでしょう。以前は、おどおどしていた部分、完全に自分が出せない部分が、もどかしさを見ている方に感じさせましたが、今は自然体でいられるようです。力みがとれています。

ジヨンも刺々しさが無くなりました。可愛い部分が全面に出るようになっています。ウンジョンはいつもの通り、お気軽キャラクターが表に出て、いいですね。ソヨンは愛からわず鉄仮面ですが、頭が切れ、仕切ります。

今回のプロモーションは、他のグループも注目しているのではないでしょうか。全く、プロモの効果がなければ、K-POPは日本では完全にブームが下火になったと判断されるでしょう。特に、KARAあたりはその影響を受けるでしょうね。日本でもライバルですが、ブームという流れの中では、お互いに高め合う必要があるでしょう。KARAも新曲出しましたしね。プロモーションが短いですけれど。


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