ドミニオンの攻撃性のカードの強さは、比較的弱めですね。
大抵、自分以外のプレーヤー全員に被害を与える能力ですから、広く浅く、影響を与えます。
プレーヤ人数が増えれば、それだけ、自分が攻撃を受ける回数は多くなる可能性がありますね。相手プレーヤーが増えるわけですから。
あなたが、攻撃する場合、プレーヤー人数が増えれば、ダメージを与えられる人数が増える分、強力になるといえますが、同時に、倒すべき相手も多いのだと考えれば、この点は相殺されそうです。
個別にカードを見ていきましょう。
市民軍、強いです。安いです。人気者です。w
ただ、手札を3枚にする効果は、一度3枚にしてしまえば、重複しません。3P以上で遊ぶとき、相手プレーヤー2名以上がこのカードを使っても、被害は一度で済みます。デッキがある程度完成すると、3枚でも回るようになりますから、攻撃力は後半に行くに従って、落ちていく可能性があります。
魔女。高めですが、人気です。
勝利得点ー1の災いカードには、枚数の制限がありますから、早めに投入したプレーヤーが有利になります。災いカードがなくなれば、攻撃力は0になりますね。それまでに、相手のデッキに十分な妨害になるように、災いをもたらしましょう。
官僚。攻撃能力と言うよりは、銀が追加され、スタックの一番上に来るという能力で、財政面から投入されるカードです。とはいえ、得点カードが手札に入っていれば、山札のトップに戻すことは、次のターンは手札ー1されると言うことですから、結構、妨害力もあります。
スパイ。+1カード、+1アクションがついていることから、もっと人気が出ても良さそうなものですが。
いまいち伸び悩むのは、能力が使いにくいと言う点ですか。各自の戦術を知っていないと、カードを山札に残すべきか、捨て山に流すべきか決定しづらいですから。
泥棒。これも人気薄です。
妨害能力だけで、+カードとかコインとかいう、おまけがありません。
ゲーム後半で、銅貨=コイン1価値を引いた場合、自分のデッキに入れれば、自分のデッキが薄くなる、除外すると、相手のデッキが濃くなって、相手を助けることになる、使い方が難しくなります。
とはいえ、相手が濃縮デッキで、持ち金が金メインとかなら、どんどん盗むのは、重大な被害をもたらせることもあります。