Linuxとはオープンソースで開発されているOSです。そのOSとOS上で動くプログラムをまとめて、使用者に使いやすいように配布するものをディストリビューションと言います。
日本では特にUbuntuとFedoraが有名です。その使いやすさでUbuntu、先取性でFedoraです。Linuxのディストリビューションは非常に多く存在しますが、日本での二大巨頭でしょう。
色々試し、最初はUbuntuを気に入りました。使いやすさだけでなく、その哲学性にも惚れました。そこで、微力ながらForumにて回答のお手伝いを行っていました。
本家、英語のUbuntuフォーラムは非常に活発です。そして、Ubuntuには抽象的ではあるが、その存在意義をしめした行動基準が存在しており、それに即して具体的にどう行動すべきかを示した具体的なフォーラムの行動基準がありました。日本国の憲法と法律みたいな関係ですね。
他に、リーダーのための行動指針もあります。要約するとリーダーは自ずから手本を示せと言うことです。フォーラムの行動基準には、この考えも含まれております。
さて、当時の日本語Ubuntuフォーラムはそう活発でもなく、かといって全く暇でもありませんでした。現在は、結構活発ですが、その半分をちょっと下回るくらいでしょうか。
私は試せるものは自分で試し、試せないものは、そのヒントになりそうな情報を調べて提示していました。
日本語Ubuntuフォーラムの行動指針は英語版とは違い、何かあったらUbuntu行動指針に沿って解決するというものです。日本に住んでいる方がトラぶったときに、憲法に基づいてそれを解決すると言っているようなものです。
新人さん向けの投稿場所には、一応、わかりやすく書くこと、そしてメンバー同士のモディレートはやらないという基準も設けられていました。しかしながら、何がモディレートか明確に定義していないため、こちらも曖昧な基準です。
新人向けのこのエリアで、どうも違反にあたる投稿が目立って来たので、多少エキセントリックに書き込んだら、Ubuntu JapanチームのNo2の人に目を付けられたらしく、その後も何かとからまれました。ちなみに技術的・情報的に一番優れているのはその人らしく、No1の方もほとんど言いなりのようでした。
私の主張は簡単に言うと、もっとモディレートをせよと言うことです。するとNo2の人からは、人的資源が足りない、投稿が少ない状況では意味がない旨の返答が来ました。訳がわかりませんでした。投稿が少ないならモディレートしても大して人的資源を使わないはずです。矛盾していました。文章から、まず反論ありきです。更に感情的な部分も感じられました。すくなくともリーダー指針にある自ずから手本を示しているような回答ではありません。
そこで管理者に連絡を取ったのですが、それはNo1の方に届き、「違反でもない、No2は立派な青年だ。こんな事で連絡するな」と返答が来ました。完全な身贔屓です。
その後、ちょっと別件でやりとりが荒れまして、(No2の方とです)「Ubuntu日本語フォーラムで明確な投稿基準が決定するまで、投稿しない。今までありがとう」とメールにて何人かの方に連絡して、フォーラムから離れました。
その後、しばらくしてフォーラムはいろいろなことがあり、荒れ気味になりました。
結果、あらたな行動基準が最近作成され、それでもだめなので、モディレート強化週間というなのもとで、強力にモディレートしてるそうです。いまだ「人的資源が…」とか言いながら。
さて、現在の私の心境は…「いわんこっちゃない」。
Ubuntu Japaneseチームの皆さんは技術者で優れているのは認めます。しかし、管理者として何をやるべきか、どう判断するべきかというマネージメントの部分では未熟です。(No1の方はソフトか何かの会社で社長さんでしたよね、確か。)Ubuntu行動基準やフォーラムの行動基準、リーダーの行動基準という、本家のドキュメントは立派なツールです。
それを、「日本の状況にはあわない」からと、完全に適応しない、変更して適応する、従わないでは、筋が通りません。ですから、Ubuntu JapaneseチームはUbuntu的ではないと、私は思っています。
シンプルに現状をみれば、Ubuntuらしくありませんね。だから、Ubuntuではないのです。
さてFedora Userフォーラムです。先取のLinuxであるFedoraのために作られました。公式フォーラムではありません。広告付きの無料でできるphpBBホスティングを借りているものです。
もともと、Fedoraには正式な日本語フォーラムがありました。しかし、初心者に厳しく非常に敷居が高いものでありました。また、よく、止まっていました。いまも、止まっていて、多分廃止されたのでしょう。
私は雑談を書き込めるこーなーでtwitterライクに書き込んでいました。冗談ばかりです。皮肉と取る人もいるのでしょう。
この管理者の方がUbuntuの何か、(なんとFedoraではないのです)にでて、Ascii.jpの編集者の方から、「~さーーーん、てをあげてくださーーーい」と呼びかけられ、更に別のUbuntu界隈では有名な人にも似たような呼びかけをしている動画がアップされており、気にかかったので、これをからかおうとおもいまして、数週間にわけで、ちょっとずつ書き込んでいました。
途中で管理者の方から、「冗談はいいかげんにしてください」と止められたので、こちらのフォーラムも半分引退しました。しかしながら中途半端になってしまったので最後に書きたかったことを付け加えておきます。
「しかしまあ、Ubuntu界の両巨匠に、手を挙げてくださーーいだなんて、このおなごは良い根性しているね。しかも、asciiの看板を背負っているんだから、公の場では少なくとも~さん、恐れ入ります。挙手をお願いします、くらいの言い方ができんのかね」
まあ、asciiもレベルが下がったと言うことでしょうか。
このFedoraユーザーフォーラムの管理者の方は、またこの女性編集者からUbuntuの仕事を頼まれたとかで、フォーラムでは活発でありません。うーん。
ここは私の個人のブログですからね。書きたいことを書かせてもらいました。
以上、裏話をばらし、半引退を表明し、愚痴りました。
コメント
“あっちのフォーラム、こっちのフォーラム” への1件のコメント
自前のコメントですいません。w
つい先ほど、openSUSEのウィークリーニュースの最新版が発行され、ジャストタイミングの記事が載ってました。
http://www.mindby.com/2009/9/What-They-Dont-Teach-Community-Managers
本当に、良いタイミングだ。w