まずは業務連絡。
ドミニオン、日本語に必要なリソースはBSWから、ダウンロードできるようになっています。一時はそれもできなくなっていましたが、先日試したところ、復活していました。
やり方はパンディミックの日本語テストと同様です。まず、インストールフォルダーの下、localizedフォルダーを開き、language.txtをメモ帳などのテキストエディターで開きます。
Dominion=de,enの一行を探し、Dominion=de,en,jaに変更し保存してください。
まあ、今回もテスト扱いということで、お願いします。あくまで裏技です。最近プレーしていなかったので、いくらかグラフィックが追加になり、その分は作成していません。そのうちに、作って登録してもらいます。
さて、本題の世迷い言シリーズパート2です。
ソロプレーというものがあります。一人用のゲームを遊ぶことではありません。複数のプレーヤーで遊ぶゲームを自分一人で相手の分も担当し、そのゲームをプレイすることです。
よく、ルールの確認をするため、ゲーム全体の流れを把握するために、行う人も多いと思います。最後までやり通すこともあれば、軽くすうターンのみ行うこともあるでしょう。
また、本格的に勝利方法を模索するためにも行われます。
ルールが複雑なゲームなら、ソロプレイだけでもやりがいはあるものです。しかしながら、当然、実際のプレーほどにはおもしろくないですね。
なぜ、ソロプレーでは満足できないのでしょうか。
前回、興味と知識量の話をしました。全く知らない状態と、すべてを知っていると思っている状態では、興味がわかないという趣旨でした。
ゲームの本質は、相手がいることです。相手とは?もちろん自分でない人です。
ソロプレーでいくら自分の考えを自分用と他のプレーヤー用と分けて考えてゲームを行っても所詮自分自身です。相手のプレーを行っている自分は、自分の考えを知っており、逆も真です。
ソロプレーはそのゲーム自体が提供してくれる情報を確認すれば、その時点で知りたいことはゼロになります。そこで、興味が潰えるわけです。
他の人とプレーをするとき、いくら相手がへぼプレーヤーで考えが読めるにしても、本当にそうするのか相手を100%知ることはできません。だからこそ、ゲームはおもしろいのです。
相手が実際の人でないゲーム、古くはゲームブック、ソロゲームも遊べる対戦格闘ゲーム、プログラムされた思考ルーチンがとても強くなっている、将棋・チェス・バックギャモンなどはどうでしょう?
いわずもかな、対戦相手はいませんが、実際はそれを作った人と対戦しているわけです。いくらかの調整はされているでしょうけれど。
それは、それで楽しめます。相手側の動きや仕組みが完全にわかってしまう期限付きですが。
さて、いつも同じ相手と対戦するのはどうでしょう。当然、相手の正確、対戦パターン、表情などで読み取れる情報などは学習され、だんだんと相手のことを知るようになってきます。
これも前回お話ししましたが、どの程度相手の状態をしれば、興味が最大になるかは個人的なものです。初見の人と対戦するのが好きな人もいれば、同じ人との対戦を繰り返すのが好きな人もいます。
BSWでは両方の楽しみを提供しています。
ログイン直後にはいる、ゲームマネージャー、他のサイトだとロビーに当たる部分ですね、そこには、募集されているゲームが次々と表示されます。これで、見知らぬ相手との対戦が可能です。
また、侍村・日本人村をはじめとする都市制度と、同じゲーム好きの人が集まっているギルト制度は、後者の同じ仲間内でのプレーを好む人が利用できます。
とくにオンラインですから新しい人との対戦は、リアルのプレーヤーさんに不足しがちな、新鮮な経験を提供してくれますよ。やりなれたゲームでも、対戦相手次第で、別ゲームになり得ますからね。
場数を踏んでいるプレーヤーさんですと、リアルの対戦でボード以外の情報に惑わされた経験もお持ちでしょう。よくリアルのプレーヤーさんがBSWで遊ぶ理由としてお聞きするのが、ゲーム自体に集中できるというものも、あります。
まあ、新鮮な対戦相手を求めて、リアルに飽きたらBSWへ、BSWへあきたらリアルのゲームへと、使い分けてみてはいかがでしょうか。