Perfumeファンなら楽しめるガールズk-pop

まあ、前回の投稿の内容、新曲は両A面かどうかは、発売されればどうでも良いのですが、まだ日にちがあります。w

Perfumeの新曲の前にAKB48がベスト盤出すようです。Amazonランキング、勢いで逆転されましたか。まあ、アルバムとシングルじゃしょうがないですね。

発売されるまでの間、AKBを聞くのではなく、k-popなどいかがでしょうか?2chやニコニコ動画ですと、韓国ものだというだけで叩かれますが、レベルはかなり高いです。市場が日本の4分の1なのに、アーティスト数が10倍もひしめいているガールズポップのジャンルで、切磋琢磨してきた彼女たちは、かなりプロフェッショナルです。

私自身、何度も書いていますが、洋曲(英語もの)中心でしたが、Perfumeを聞き始めてから、「良いものは良い」主義に転換しました。そこで、今は韓国のガールズポップを中心に漁っています。

韓国の女性で、私のオンライン友達が「Perfumeが韓国で有名になってから、テクノっぽいものが流行った」というのは、よく調べてみると、微妙です。彼女たちがメジャーデビューした頃に、韓国でテクノ(エレクトロ)ぽい曲が増えていたのは事実らしいです。ただ、その後に主流がバラードに移り、最近ではフックソングがメインになっているそうです。(フックソングは印象的なフレーズを繰り返すことで、中毒性をもたせ、ヒットさせるための曲です。コンセプトは覚えていても、フックソングという単語がなかなか思い出せなくて、色々調べました。w)

Pefumeファンならはまるだろう、ここ数年の韓国ガーリー・ポップスを紹介します。

Wonder Girls

Tell me PV

「テルミー、テルミー、テッテテテッテ、テルミー」のフレーズが繰り返される、フックソングの代表作。Wonder Girlsは2007年デビューで、年末に発表した2曲目のこれが大ヒット。翌年にかけて、ワンダー・ガールズ旋風を引き起こしました。日本では「ワンガ」の略称でよばれます。

数年前の曲ですしPVは出来が良くありません。面白いですが、古くさいアメリカのPVを見ているようです。ただ、この曲のコンセプトが70年代だそうですから、合っているといっちゃ、合っているのです。アメリカのコミック、日本でTVドラマ版が放送されていた「ワンダーガール」のコスプレもでてきますし。w

そのワンダーガールに扮している娘が最後に入ったメンバーです。一番年下で歌は上手くありません。かわいさ担当です。w フィギャースケートの浅田真央ちゃんそっくりに見えますが。w

このグループは色々と不幸な出来事が起きているのが不思議な所です。

曲もダンスも緩いのですが、そこが良いんですよ。メインフレーズと相まって、かならず癖になります。

Tell me(TVの生歌) 韓国の公開歌番組は基本生歌です。Youtubeにたくさん落ちていますが、音が外れたりと、なかなか良いものがありません。w ヒットした直後は特にひどいものが多いです。w リンク先は、ヒット後、しばらくパフォーマンスを繰り返した後らしく、安定しています。(名前にbest liveと付いている理由ですね。w)

ダンスをじっくり見たい人は、wonder girls tell me danceで検索してください。韓国のヒップホップ系ダンススクールが解説ビデオをたくさん投稿しているので、そちらで研究できます。(日本でもまねしてくれればいいのにね。そしたら、Perfumeのダンスもわかりやすいのに。まあ、音が入るからジャスラックはうるさそうだけど。w)

そのワンガは、アメリカ進出のため本拠地も移してしまったようです。アメリカでのデビューは去年、Nobodyです。

Youtube Wonder Girls channel

公式チャンネルですから、PVも公式です。英語版と韓国語版があります。探すのが面倒な方は、英語版韓国語版をどうぞ。w NHKハングル語講座の解説(フックソングだとわざわざ解説してくれてます)もありますが、そのうち消されちゃうでしょう。

Gilrs’ Generation/少女時代/SNSD/소녀시대(ソニュシデ)

英語名、漢字名、韓国語名が最初から付いているグループです。アジア圏をターゲットにしています。そのため、中国語を話せるメンバーは結構います。英語はほぼネイティブが2名、日本語は1名です。

ワンガとほとんど同期ですが、一歩後れを取っていたようでした。ですが2008年のGeeの大ヒットでガールズグループのヒット記録を塗り替えて以来、今日に至るまで、最高の人気を保っています。全盛期のモー娘。のようです。

Gee PV

一目惚れを歌ったフックソングですが、ガールズポップのなかで最強の一曲です。フリ良し、曲良し、かわいさ良し、スタイル良し。振り付けはアメリカ在中、沖縄出身の女性HPダンサーです。ですから、日本人好みのかわいさもたっぷり入ったダンスですよ。必ず、はまります。(追記:この曲の振り付けは所属会社SMの振り付け軍団でした。日本人のリコさんはGenieともう一曲振り付けてます。)

Perfumeの今回行ったファン限定ツアーでMCの時にあーちゃんがこの曲を歌いながら、ふり真似し、嫌韓のファンを困らせたというのは愉快な話です。(私は嫌韓の日本人や嫌日の韓国人は、いただけない存在だと思っています。お互い、よその国のことにかまけている場合では無いと思うのですがね。)

TVではヘッドセットの場合はリップシンクが多く、ハンドマイクの場合は生歌が多いそうです。ただ、この細かいダンスを歌いながら曲も完璧に歌うというのはかなり難しいので、曲に重きをおくとダンスがいまいち、ダンスを中心にすると音が外れていたりします。Youtubeでかなりアップされていますので、お好きなだけ、ご覧ください。

それと人数の関係で、マイクが不調だったり、スイッチング間に合わなかったり、ミックスが駄目だったりと、放送局側の不手際もおおいので、彼女たちだけの責任だとは言い切れません。ここら辺は、日本の放送局の方が技術は上でしょうか。ただ、ステージの造りとかスタジオの工夫とか、今や日本の音楽番組では特番でしか見られないような事を、毎週やっている韓国のTV陣のほうが、構成や芸術的なスキル的には勝っていますね。

この曲は、大ヒットましたが、マネージメント会社自身が、ダンスオンリーバージョンを2つもYoutubeにアップしています。ネットの使い方が上手いです。Perfumeもやるべきだと書きましたが、本人達のダンス・オンリーバージョン、過去には存在していたのですね。アキハバラブですが…ご丁寧にフロントバージョンと、バックバージョンもあります。いまなら、Youtubeに乗っています。消されないうちに、見ておきましょう。

ちなみにGeeは英語です。小さい子供が「へー」とか「驚いた」とかいうときによく使います。「ジーザス・クライシス!」の頭の音を取ったものだといわれます。

Oh! PV

先輩への恋心を歌った曲です。儒教国ですから、年上の人に対する敬いの言葉として「おっぱ」が使用されるようです。年下の女生徒から見れば、あこがれの先輩は「おっぱ」な訳です。で、曲中の「おぱおぱ、I’ll be, I’ll be down donw donw」の部分の意味が取れると思います。

PVはメインテーマがチアガール。これまた、かわいい出来です。私がGirls’ Generationを最初に出会ったのがこれでした。「オウ、オッオ、オオ」の所の猫招き(手首は横に振ってますね。w)髪払いのフリでいちころでした。w

この曲も公式のオンリー・ダンスバージョンが一つYoutubeにアップされています。非公式の解説画像もたくさんあります。練習するには事欠かないですよ。w

PVの最後に、何故か黒づくめのSNSDたちが出てきますが、この曲、Oh!をもって、イメージチェンジのため、black SNSDになるそうです。そのために、音楽番組の出演を一週休み、明日、3月17日からblack SNSDに変身です。すでに、毎日、メンバーのモデルチェンジした写真が少しずつ公開されています。本日はTeaserが公開されました。3月18日はwww.girlsgeneration.comで新しいサイトが同時にオープンします。今までは、マネージメント会社のSMエンターテイメントの一部として存在していました。(サイトはフラッシュで作成されていて、かなり重く、ダウンロードも遅いです。一応、日本語(JPN)に切り替わるようですが、実際はレビュー(曲の解説)の部分だけしか、日本語になっていないようです。新しいサイトに期待しましょう。)

何が悲しいって、black SNSDになるので、もうOh!はパフォーマンスしないそうです。ああ、悲しい…

Genie PV

先の2曲が「かわいさ」強調曲だとしたら、これは「かっこいい」クールな曲です。

上記の曲全部、同じ人が作っていたら、中田ヤスタカを超える天才だと思いましたが、実際は全部が全部、別です。ところが、まあ、作っている人たちは、韓国のその道の達人です。特に、この曲は、音の重ね具合とか、加工のしかたとか、めちゃくちゃかっこよく、一人で作ったのか?と思ったらやはり欧米で活躍している作曲グループに依頼して作ってもらったものらしいです。

ところが、この作曲家グループもしくはその中の一人かもしれませんが、ウズベキスタン出身の歌手 Dineyra(ディネイラ)にも提供してしまったため、同じ曲が、別の国で歌われることになりました。当然、そっくりな曲はこちらでどうぞ。

歌詞は、「そうぉぬる まれば~」の部分が、「願いをいってみて」に当たります。Genieは閉じこめられた瓶やランプから出すと願いを叶えてくれる精霊のこと。PVのオープニングで「なぜにランプ?」と思った方は、これで納得できるでしょう。詞の内容は、「私があなたのGenieよ、願いをいってみて」という情熱的な歌詞ですね。今までのイメージとラップさせるためになのか、CDの曲中では彼女たちの笑い声やスモールトークっぽい会話を、PVでは誕生日のパーティーに男性を向かい入れ、騒いでいる女の子風のイメージを織り込んでいます。

でも、お勧めはテレビ番組で取ったらしい、屋上のヘリポートでのパフォーマンスです。これは無条件にかっこいい。

ダンスは足技が目立ちます。これは振り付け師のリノさんが曲を聴いたときのイメージで、タンゴだったかな?を思い浮かべたため、その足技を取り入れたそうです。納得。

曲のブレイクの部分に”DJ, put it back on”(DJに対して元に戻して乗っけろといっているので、当然レコードとかCDをもう一回かけてねと言う意味)と入れるセンスもなかなか。ちなみにPVにある心臓のばくばくいう音の部分は、CD版ではありません。ブレイクはもっと短いです。TVでのパフォーマンスはCD版ベースですね。

SEEYA

名前は英語のsee youの発音から取っています。See you always/againの意味だそうだそうです。

過去の曲を見てみると、ダンスより、歌のうまさでヒットを飛ばしているようです。バラード系も強いみたいです。(ダンス+むずい歌は、他のグループのように無理に歌わず、リップシンクです)

3人の中で、歌が一番上手く、かわいくて、人気のあったリーダーが契約を途中で破棄してしまい、新人さんを入れて作ったミニアルバムの代表曲が、テクノ(エレクトロ)ぽい、his voiceです。

his voice PV 音質も良いHQ版

Perfumeファンが見れば必ず思うのが「ワンルームディスコのぱくり?」 ですよね。3つ部屋が並んでますもの。w 曲調もなんか…w

けど、この部屋はワンコより、現実的です。曲が「もてあそばれているのは分かるけど、別れられない私は馬鹿な女」というような、まるで演歌のような内容です。一人、部屋で孤独に悩んでいる女性をイメージしているようです。

しかしながら、フリの中で頭の周りをなで回すようなフリがシークレット・シークレットに多少似ていたり、3人のシルエットがPerfumeによく似ていたりしています。Perfumeがある程度、知名度があるのは重々承知でしょうから、ぱくったというより、狙ってます。話題を作るためでしょうか。

新人さんは、太くハスキーな声だそうです。(実際は太いわけでないです。高い音声と低い音声が混じったような地声をしています。)この曲では、autotuneばりばりで声を変えられています。生声が使用されていません。そのため、TVのライブでも彼女の部分だけは、録音くさいです。(ちなみに、曲中ではほとんど笑顔がないですが、笑うとかわいいですよ。w)

残った二人は、歌は上手い(ネットの情報を読むと上手くなったそうです)ですし、ほぼ生声で、ライブでも生歌です。声の質がとても艶っぽいし、意図的に切なく表現しているため、無機質で、強く、淡々と歌う新人くんパートとの対比で、一層魅力的に聞こえます。ここがはまりポイントです。

実際の音源は、コーラスをかけてあったりしていますが、ライブですと各自が自分のパートを歌い、二人以上のコーラス形態にはなりません。

頭をとんとんと叩くフリが、キャッチーな部分で、振り付け師と考えたみたいです。(韓国語分からないので、正しいのかわかりません。w)後、もう一つねらいのフリは彼女たち曰く「敗者のダンス」だそうです。後ろ手にくみ、つま先で地面に円を描いています。ダンスでなく、フリです。日本人的な感覚でいうと、いじけているように見える部分です。

ライブですと日本語字幕付いているものや、良く聞くと新人くんのパートは重ねになっているもの、スタジオライブですが画面の色味を落として、後ろの電話ボックスと口紅の赤を強調しているアーティスティックなもの(ラブワを意識したか?w)、その他諸々見つかります。

どの曲も、毛嫌いしないで3回繰り返してください。はまれば、100回くらいは聞けますよ。w


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