先週のKARAに引き続き、今週は少女時代がMステに登場しました。比べてみると断然、番組全体を通して、先週のKARAのほうが盛り上がった展開でした。カメラワークは今週のGeeの方が良かったです。少女時代のダンスパフォーマンスにも問題はありませんでした。
ただ、メンバーが下手でも良いから日本語を直接、トークの時に話してくれたらもっと盛り上がったのにと悔やまれます。今週の展開なら、トークは全部スヨンに任せても良かったのではないでしょうか?メンバーの日本語力があまり上がっていない、というか下がっているように感じます。スケジュールの関係で勉強できなかったのかなと思っています。ユナ&ユリラインのはっちゃけた感じがほしかったですよね。サニのぶりぶり攻撃でもよかったです。もっと盛り上がることを期待していましたが、外れてしまいました。
なんとなくアーティストっぽく攻めている感じですが、それならば、今回のセカンドシングルは選曲が間違っていますよね。日本の若手アイドルのように軽くなる必要はありませんが、多少はアイドル路線的なきゃぴきゃぴが必要でした。そうでなければ、Gee以外の曲でアーティスティックな曲でTV披露すべきでした。どちらにしても中途半端でした。
歌は、Mステの音響のせいで、生だったのか、口パクだったのかわかりませんでした。口パクメインに生声を重ねた感じですか。Youtubeにアップされた時点でもう一回聞きたいと思います。歌がうまいから、きちんと演奏が聞こえてちゃんと歌えれば、録音なんだか、生歌なんだか分からないということもあります。けど、韓国の歌番組では結構音がはずれたり、声が伸びなかったりすることもありましたし。ダンスが結構激しいですからね。それに日本語で歌っているという点を考えますと、判断が微妙です。
あと、本国でのミニアルバム発売で、メンバーがHPにメッセージを寄せていまして、それを翻訳したものが日本人ブロガーさんのサイトに結構載っています。内容を読むと、韓国ファンが一番だという感じがとれてしまうので、タイミング的にまずいのではないでしょうか?MSエンタはうまい経営戦略を続けていると思いましたが、東方神起の一件と言い、ここに来てほころびが出てきたのかもしれません。
少女時代が日本進出するさい、メンバーがTVのレギュラーを止め、本格的に日本語を勉強して、日本進出に全力で取り組むため、韓国での活動が少なくなるだろうと、韓国マスコミの推測が流されていましたね。たぶん、この時点ではSMエンタもそのつもりだったのではないでしょうか。
ところが、日本デビューがあっけないほど順調にいったため、韓国の市場も惜しくなったので、色気をだして両方取りしようとしている感があります。事務所の問題でしょうけど。SMエンタで一番の稼ぎ頭ですからね。
KARAも似たような感じがありますね。デビュー前は日本半分、韓国半分とかいっていました。日本側からかなり出演オファーがあるようですが、いまだ韓国8割、日本2割という感じです。KARAも日本で出だしが順調ですからね。それと、学校があるんですよね。高校と大学。
一部日本マスコミ報道によると今年の紅白はKARAも少女時代もほぼ決定のような感じですが、どちらかのグループががっちりと日本に根を張り、ミュージックシーンに割り込んでくれないと、韓国ガールズグループは一時的なブームで終わってしまいそうです。後は、コアなファンだけがフォローしていく形になってしまいます。これでは一年程度しかブームが持ちませんね。
Gee日本語版も手に入れましたが、正直韓国ミニアルバムの方が気になっている私なんですけれど、日本で両グループが少しでも長く活躍してくれることを願って、あえて苦言を呈してみました。もちろん新アルバムHootは購入します。w