少女時代、日本初アルバムは新曲がそこそこ。

フライング・ゲットしたファンが、早速ネットにアップしているようです。

私は田舎に引っ込んだので、近くのCDショップで購入しようとすると、新譜は発売日当日、もしくは一日遅れになってしまいます。もちろんアマゾンとかHMVなどのオンラインサービスを使えば、前日にフライング・ゲットできるのは重々わかっているのですけど。

現在、2011年5月31日、新譜発売日の前日です。

とりあえず、音源を落として聞いてみることにしました。320Kbpsのmp3音源ですので、よほどの音響設備で良い耳の方が聞かないと、無圧縮と聞き分けが付かない程度の音源でした。

今回、アルバムに含まれている新曲をそのまま流さず、全曲をつないで、オリジナル・メロディーぽっく流した意味が分かりました。正直な私の感想です。個人的な意見です。毎回、記事に残しているので今回も。

まず、新曲の曲調だけを聞くと、ジャケット写真がミスマッチです。あくまで、ジャケットは、CD全体のコンセプトではなく、少女時代のイメージで膨らませたと解釈しました。

ほとんどの新曲は、「歌い手が少女時代でなくてもいいじゃん」と思っちゃいました。せっかく、歌の上手い9人…怪しいメンバーもいますが、まあ9人そろっているのに、加工しすぎですね。

もちろん、歌詞と曲調を考えると、歌声の加工はアレンジとしてはたいていの曲ではぴったりで、曲自身のクオリティーもそこそこ高いとは思います。低音ばんばんで、打ち込み系な音に、加工した歌声をのせるという、もうほとんどのリスナーが中毒になっているので、自動的に「いいなあ」と感じてしまうような、曲ばかりです。けど、なぜ少女時代が歌わなければならないんだろうと正直思いました。ええ。

多分、ツアー会場でがんがん鳴らすと,良い感じになるので、そのための準備で作られた曲という感じでしょうね。ライブ会場で、聞けば良い感じになるんだと思います。ただ、少女時代のCDにそのまま入れるアレンジなんだろうか。うーん。疑問だ。

既にシングルとして、発売されている曲と、新曲を比べると、新曲はアレンジが初めから、終わりまで一本調子で、ちょっと途中でトリッキーにしただけ。それに比べると、既にシングルとして発表されている曲はアレンジに細かい工夫がされています。そのため、新曲は、結構飽きやすいですね。

個人的には、効果音も入れた、リズムセクションが複雑な曲のほうが好みなので、新曲は流れが単調に聞こえてしまいます。K-POPガールズグループの中では特に少女時代には打ち込み系より、生ドラムがなぜかしっくりくるんですよね。打ち込みでも中央からドラムの全部の音が固まって聞こえるのは、願い下げ~♪です。ええ、個人的考えなんですよ。 😉

それと新曲は全部クール系アレンジメントで、それぞれの曲の間のコンストラストが少ないもの、単調に聞こえる原因です。

まあ、どのアーティスト、特にアイドル系に多い、「なんでもOK」なファンには全部OKなんでしょうね。既に、手放しで褒め称えている感想があちこちに出ています。(ファンはほめるだけだと、いけないと思うんだよねえ。)

ただ、私は今のK-POPに関しては、音楽の質だけでは判断する気はなく、ダンスのクオリティーとおもしろさなども考慮して最終的に判断することにしてますので、今のところ中間試験で赤点ぎりぎりという感じなんです。私にとって。(ところで、このアルバムはK-POPなのか、J-POPなのか?)

というわけで、中間評価です。語彙が少なくてすみません。何十回も聞いていくうちに評価は変わります。 😀

you-aholic:昔流行ったJ-popか!いや、80年代のアメリカか!それにしても、コーラスのアレンジがおもしろみがなく、今ひとつ。Mr.TAXIのB面として作られたけど,没になったんではないかと想像している。Run Devil Runより、こっちの方がMr.TAXIのカップリングには合っているよね。歌詞も、アレンジも。

BAD GIRL:さびの部分は良い。欧米人には受けると思う。本来、好きなタイプのアレンジなんだけど、なぜか心に響かん。何でなんだろう。もうちょっと、考えよう。おしえてくださ~い♪

Beautiful Stranger:さびの部分は良い。シンセ・ロックも本来好きなんだけど。全体的にアレンジの変化に乏しいからかな。後半は、段々とうるさい音を重ねて、暑くしているんだけど、けっこう耳障り。

I’m In Love With The HERO:今回の新曲で一番少女時代のイメージに合っている。及第点。ただ、音をつぶしすぎ。そこまで、つぶさなくても成立すると思う。ライブで、変に声にエフェクトかませないで、生っぽく歌って,十分聞かせられる曲。それだったら、大好きになりそう。

Let It Rain:他の曲と同様で単調だと思うけど、メンバーの歌が一番聴けるバラード。印象的で、新曲の中では、一番の名曲だと思う。予想するに,欧米人にも受けると思う。あとで、Youtubeのコメントを見てみよっと。

THE GREAT ESCAPE:これも、昔流行ったJ-POPのような感じ。日本人は好きだろうね。(私も日本人でした… 😀 )よくあるアレンジ。Geeの次がこの曲なのか?どうせなら、一曲目に持ってくる英断をしてほしかった。それなら、だいぶ感想が変わったと思う。曲順も重要だよね。

BORN TO BE A LADY:この曲もメンバーの歌が良く聴ける良い曲だと思う。歌詞も良くある感じだけど、日本人に受ける。この曲調なら、アレンジは合っていると思うけど、やっぱり音をつぶしすぎかな。Mr.TAXIだと、バスドラがややつぶれ気味なのはかっこいいんだけど、この曲で、つぶれるほどがんばる必要は無いと思うなあ。うん。

結構繰り返して聞いているんだけど、新曲全部、最初から、最後まで、同じような感じで音の厚みを出すためにつぶしているんだけど、それも変化に乏しく聞こえる一因なんだよなあ、きっと。

多分、インストのアレンジはアレンジ、コーラスのアレンジはアレンジで独立して作ったような。シングル曲は,そこら辺が結構工夫しているように聞こえるんだけど、やっぱり新曲はツアー用の盛り上げ曲なのかな。

今回は歌っているメンバーが少ないような…気のせいだろうか?

HOOTは韓国語版の方が良いです。日本語は演奏より浮き上がって,はっきり聞こえるので、そこを多少調整しているので、微妙に違うのですが、やっぱり原曲の方がしっくり来ます。ああ、日本語歌詞の翻訳についてはノーコメントです。 😀

以上、じゃれごとでした。


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