活動曲としてのThe Boysは落第点ですが、フルアルバム全体としての出来は、前作のOh!(リパケでRDR)を上回っていると思います。
VITAMINとMr. TAXIを除いたら、今までのアルバム(ミニも含めて)にありがちな、不統一感が少なく、全体としてのまとまりがありますね。
1.The Boys
活動曲としては40点。これが活動曲でなければ合格点をあげられると思います。日本のニュースサイトで韓国の記事を訳してありました。その内容は、この曲がフック・ソングでないということですが、そもそものフック・ソングの定義は一定の歌詞や曲、場合によってはリフも含めて、何度も印象的な部分を繰り返すことで、興味を引く曲です。ですから、この曲も立派なフック・ソングです。そこんとこ、Check this out!
とりあえず、この24時間で50回ほどリピして、もう一回感想書いてみようかな。
2.Telepathy
こういった曲調の曲は久しぶりに聞きましたが、いつもアルバムに含まれている、少女時代らしい良質なポップチューンです。20年前なら、この曲で全米進出できたんでないでしょうか。私は、好きです。
3.Say Yes
50年前なら、この曲で全米進出できたんでないでしょうか。:D ベースラインをもっと古臭くして、ノイズを乗せ、ピコピコシンセをエレピの手引きにして、おもいっきりノスタルジックなアレンジにして欲しかった。この曲なら、英語の歌詞を乗っけて、マキシシングルに入れても行けそうな感じですね。まあ、入れないと思うけど。
4.TRICK
K-POPらしい曲。けれど、今までのアルバムには無い傾向の曲ですね。声を加工していなけりゃ、ライブでやっても面白いとおもう。韓国語の響きが楽しいね。
5.How great is your love
今までの少女時代らしい曲。このアルバムの中で唯一、聴かせるための曲ですね。
6.My J
カワイイ系。カムバックだと、タイトル曲+可愛い系の曲のパターンが多いので、この曲が選ばれるかも知れませんね。
7.OSCAR
思いっきりダークでセクシーなPVを作るのが許されるなら、全米進出にはこちらの曲のほうがいいと思う。正直、タイトル曲以外、どの曲が、テディ・ライリーによるものか調べていませんが、黒っぽい感じがいいです。
8.Top Secret
韓国内活動であれば、The Boysよりこちらのほうがいいかな。Hootの流れを組んだ、ちょい古い感じの曲。
9.Lazy Girl
こちらも、米国60年代ポップス風です。
10.SunFlower
あれれ。どこかで聞いたようなイントロ。80年代ポップス?…アルバム全体としての傾向は、60年代から80年代のアメリカン・ポップス風でしょうか。まあ、K-POPは米国のポップが源流ですから、原点回帰といったところですかね。
11.VITAMIN
この曲以降の3曲は、おまけ的な意味合いですね。これはドリンク剤のCMソングです。可愛いけれど、台湾でしたっけ?CM?韓国外のCMであれば、地上波オンエアーOKでしたら、この曲をぜひ、カムバックでやってほしいと思います。振り付けもあることですし。
12.Mr. TAXI(韓国語バージョン)
安心して聞けます。正直、韓国語で聞いても、このアルバムの中で一番良い曲だというのが、悲しいところですが。少女時代らしさを残しつつも、今までの路線から大きく違っているという点で、一番でしょうね。
13.The Boys(英語版)
やっぱり、フック・ソングだよなあ。:D 多分、テヨンは好きなタイプの曲だと思う。
まあ、個人的な感想です。活動曲の真価はTVのオンエアで、どれだけ映えるかにもかかっていますからね。それで後から、いつも点数アップさせるんだけど。それにしても、これほどピンとこない、活動曲も珍しいな。(今回はソニがオンエアで頑張ったら、点数上げようと思ってます。 😀 )
ああ、そうだ。今月中に、米国のタイムズ・スクエアでパフォーマンスするそうですよ。何日だったかか忘れましたが、Facebookに英語で情報上がっていました。日本語でもどこかで紹介されていました。お近くな人はぜひ。 😀
全メンバー行けるのでしょうかね。なにせ、ドラマ出演を始め、MCにバラエティーにレギュラー取っちゃったのに。韓国内活動で忙しいでしょう。働かせ過ぎだと思うけど。また、誰か倒れそうだな。
コメント
“少女時代、アルバムとしてのThe Boysは合格点” への2件のフィードバック
はじめまして
いつも興味深く拝見させていただいております
The Boysについて同感です
これで世界へ!というなら
いっそGeeの英語版でも、などと思ってしまいました
まず、韓国での反応がどうなのか、気になります
わざわざ、コメントありがとうございます。
韓国での反応は良いでしょう。なにせ、国民的グループです。もし、悪口いったら、北朝鮮のスパイがいると通報されることでしょう。 😀
まあ、冗談はさておき、南北統一が可能であれば、キーになるのは少女時代でしょう。
さて、PVは英語版と韓国語版が公開されていますが、大本はSMTOWNチャンネルです。
ところが、SMTOWNチャンネルの英語版はアクセス制限が付けられたようで、日本からアクセスできなくなりました。
昨日の時点で覚えているのは、評価が韓国語版は現在と同様、約6/5が良い、1/6が悪いでした。英語版は9割が良い、1割が悪いでした。(昨日の時点と数値が変わっていない感じです。評価が悪いので、受け付けないことにしたのでしょうかね。)
韓国語のコメントは読めませんが、英語のコメント読む限りは、同じような比率でしょうね。RDRの時は可愛いアイドルからの脱却という点で、アレルギー症状を起こした方々のコメントが多かったように感じられますが、今回は楽曲に関して疑問符を付けられる方が多いように感じます。