文化の輸出は民間に任せよう

日経ビジネスのオンライン記事に韓国のコンテンツ輸出政策と、日本とを比較しています。優良記事です。

KARAを踊るインドネシアの子供たちと中途半端な日本の戦略

全く、書かれているとおりだと思います。ポイントも的確に捉えられていますし、うちと違って、無駄に長くありません。 😀

日本の場合、政府機関が関わると、ろくなことになりません。どんなによさそうな行政…その実はほとんど立法案も作っているのですが、結局、今の利権を拡大するか、天下り先を作ることしか役人の頭の中にはないのです。

役人が優秀だった時代は終わりました。別の表現をするなら、優秀という言葉は、頭の良さに加え、その人の志の程度も加えた人格で評価するべきです。

日本は良いコンテンツを持っていても、ネット時代に対応できない「権利」のしがらみで、立ち遅れてきました。解決策は、政府が旗を振る事でありません。

ドラマや曲を作成する側、販売する側は、曲の寿命が短くなっていることを十分に認識すべきです。ネットは優秀な宣伝媒体であると認識すべきです。

歌手やトラックメーカー、作詞家、アレンジャー、ドラマの出演者、脚本家には、こうした時代の流れを理解している人だけを使いましょう。自分の「権利」を振りかざし、作品を様々な形態で利用させない人は、一人として採用しないことです。

作品がネットを始め、新しい仕組みの中で使用されることは、リスクも大きいですが、チャンスも大きいということに、気が付きましょう。少女時代を始め、韓国のSMエンタのアーティストの振り付けを、コラボレートして担当している仲宗根さんは、SMエンタのネット戦略でアーティストの名前が売れると同時に、彼女の名前も知られるようになりました。日本を始め、アジアや世界で、ダンサーとして、振り付け師として活躍されています。

これから、テレビ局は、出演者にネットで番組が流れることを承諾させる時代になるでしょう。テレビ局でさえ、自前のコンテンツを販売するために、ネットを利用する時代です。承諾しないなら、使わなければいいだけです。

ものすごく話は単純で、CMだけ世界版に差し替えて、放送内容をライブでネット配信する時代になるでしょうね。もしくは、接続先に応じてCMを切り替えられるようにし、その国にあったCMを流しましょう。今の技術で可能です。ストリーム系のサービスを利用すれば、サービスは可能です。権利関係だけをクリアするだけで、今からでも始められるのです。グーグルにやられる前に、日本ではじめましょう。

ネットであれば、ケーブルや地方局も、いわゆるキー局に劣らないサービスを展開できます。地方局独自のコンテンツを作成し、スポンサーはその地域で世界各地を相手にしている企業になってもらいネット配信するのです。

今までのようなドラマやアニメのコンテンツ販売も柔軟に行われるように、初めの契約時に決めておけば良いでしょう。嫌ならば、使わなければいいだけです。まあ、実際、最近の契約は、ネットやら様々な形での配信を認める内容になっていることでしょうね。そうなっていないところは、自然と消えて行くでしょう。

これだけです。ほっといても輸出されます。役人の出番はありません。コンテンツを作る側の意識を変えるだけです。

優秀なコンテンツを作り出し、持てるのであっても、利用できないのであれば、死に絶えるだけです。

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