Kpop Girls’ Groups vs. Jpop Legends

2週間くらい前、KARAや少女時代は、日本のSPEEDやMAXと比べてもどこが良いのか分からない。教えてくれと、Yahooに質問していた人がいました。明らかに釣りですね。

そこで回答された答えのほとんどは、Kpopグループの擁護でしたが、それらは合っていると思いました。

「日本のSPEEDやMAXは確かにダンスも、歌もうまかった。しかし、過去の動画を見てみると分かるが、歌番組で結構音を外している。」

「そもそもダンスの構成も、振りも違う。歌の種類も違う。」

一番的を射ている答えは「どちらも同じくらい。」 私も賛成です。

SPEEDとMAX、ついでに言うならば安室奈美恵に、現在も活躍中のPerfumeは、小さい頃からタレントスクールに通い、歌とダンスを会得してきています。

Perfumeは歌は口パク、ダンスも抑え気味ではありますが、それはパフォーマンス上のことで、実際は結構歌えますし、ヒップホップ系のダンスを踊らせれば、こちらももっと魅せることは可能であることはよく知られています。

もちろん実際に歌わず、リップシンク中心なのは楽曲のスタイルであり、ダンスが抑えめなのは「歌手として歌っても踊れるレベル」で振り付けられているからであるとコレオグラファーの先生も言っていますしね。

現在の少女時代は、パフォーマンスをヒールの高い靴を履いて行っています。PerfumeもKARAも同様ですよね。昔からのフロアダンスはヒールの高い靴を履いて踊っていたので、無理なことではないでしょうが、今風のダンスでハイヒールをはくのならば、当然ダンスのレベルを落とさざるを得ないでしょう。

SPEENが一番人気合った頃、彼女たちはダンスシューズなのか、スニーカーなのか、踊りやすい低い靴で、もろヒップホップを踊っていました。MAXはもっとお姉さん軍団でしたので、ハイヒールもありますが、ダンスは抑えめですし、今Kpopグループが履いているようなピンヒールではなく、もっと安定感のある靴が多かったようです。

少女時代のデビュー当時の映像を初めて見たとき、「ああ、SPEED系なのか」と思いました。それでもって9人がぴったりシンクロして、すごいと思いました。ダンスも切れ切れです。

さらに、GenieとOh!にはダンスバージョンがあります。日本デビュー前のものです。これはGeeのダンスバージョンや今の日本語版で初回出荷特別バージョンについてくる、PVを撮るついでに撮影したものではないらしいです。特にGenieは全員のダンスチェックのために撮った映像です。練習目的ですから、皆かかとの低い靴を履いています。

これを見ると分かるのですが、通常のパフォーマンスより切れの良いダンスが全員可能です。サニは小さな体で周りのメンバーに負けないようにと大きく動いてます。ダンスの上手いメンバーはこの時点でも後半まで完成されています。苦手なメンバーでも前半はばっちりですし、いつものパフォーマンスより数段上のダンスが見られます。

振り付け師のリノさんがインタビューに答えていた話によりますと、Genieの場合、彼女の振り付けのVTRが韓国へ行き、実際に彼女が振り付けの指導を行うまでには時間が合ったそうです。その間、少女時代のメンバーが全員でそろうことは3回しかなかったそうですが、彼女が韓国へ行ったときにはもう既に完成のレベルに達していたとのことです。それでリノさんは、彼女たちのプロフェッショナルリズムに感心したそうです。

そうすると、このビデオはその3回のうちのどこか、もしくはリノさんの指導期間中に撮られたものである可能性が高いですよね。リノさんのダンスは非常に切れが良く、細かいニュアンスがメンバー、特にダンスのうまいメンバーは十分に吸収しているのが分かります。リノさんのダンスも、少女時代のGenieダンスバージョンもYoutubeに何度ともなくアップされていますから、簡単に見つけることができますよ。比べてみると、彼女達のレベルの高さが理解できます。

KARAの場合、歌とダンスどちらでも、少女時代よりは実力が低いかもしれません。そもそもクール系でデビューしても泣かず飛ばずで、かわいい系にシフトしてブレークし、再度クールな楽曲ルパンを歌い大ヒットさせました。

過去のTV出演の動画などをみると、決して歌もダンスもうまかった訳でないと分かります。(もちろん素人以上の実力ではありましたが。)しかし、努力とトレーニングで実力を付けました。それが分かっているので、ファンは支持してきたのでしょう。初期のモー娘。に近いものがあります。

少女時代もKARAもマネージメント会社によって育てられました。ある人は小学生のときから、または中学生の頃から練習生になり、研鑽を積み、そして選ばれた人がデビューし、さらにスターダムへのし上がる。

過去のJpop女子グループがタレントスクールで育てられたという違いだけで、両方とも長い間に十分なトレーニングを積んできたわけです。その結果としての実力がそう大きく違うはずはありません。

その時代により、歌とダンスのスタイルは変わっていきます。グループ全体としての個性も変わっていきます。見ている方は気軽で、実力と言いながら、実は好き嫌いのフィルターで見ていることは多いものです。

比べることはナンセンスではありません。しかし、実力を読み取るには冷静な比較が必要です。国籍やスタイル、言語的な問題というフィルターも取り除いて、じっくり見てみれば簡単に理解できることです。

それは、私の書いたこの文章を読むよりもずっと簡単です。ただ、そのまま、見て聞くだけなんですから。;)

追伸、
昨日の目覚ましTVを見ていて復活したティファニーが何か吹っ切れているのをみて安心しました。微笑みの天使であるはずのティファニーですが今年はいろいろあったらしく、笑顔が優れていないので心配していました。インタビュー中「自分を見つめ直していた」発言がありましたが、何にせよ、心の底から笑っている彼女を見るのは久しぶりでしたね。日本語もとても上手くなっていましたし。災い転じて福となすことをお祈りしております。

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