少女時代、Bad GirlのPVは60点位かなぁ…

いつものとおり、勝手に採点シリーズです。今回も低めの点数です。

作品自身の前に、Japanツアーが終わったこの時期、しかも新譜とは関係がないこの時期に、「新曲」をマスコミに意識させるだけのタイミングでリリースしたPVですから、盛り上がりにかけました。

Youtubeにある公式動画では、ダンスについて賛否両論です。今までのイメージとかけ離れていますからね。まあ、「評価しない」が多めなのは、世界的に評価しない人が多いわけでなく、反フジテレビ、半韓流の流れに載っている日本人が、頑張って押しまくっているからでしょう。

基本、ライブ向けに作られた曲で、ライブ向けの振り付けです。もちろんどの曲でも歌番組や公演でのパフォーマンスを考えて振りつけられて入るのでしょうが、テレビ放送やPVという「枠」の中で見た時の面白さやインパクト重視で作られているのが普通です。今回のように、もともとライブで「枠」のない実世界で魅せることを主眼とした振付をPVのため撮影したところで、そうそう上出来になる訳ありません。

撮影自体は、色々工夫していますね。真横に近いところからのカットもあります。どうせなら、真後ろから撮影したカットなども入れ、もっと細かくカット割りをしたほうが、スピード感があってよかったのではないでしょうか。

つなぎと私服風の2パターンの衣装でしたね。一応バッドガールのコンセプトがあるためなのか、私服風で各メンバーの個性の表現が今ひとつですね。もうちょっと各メンバーらしさを強調したほうが良いでした。まあ、衣装もタイアップとかあるので致し方ない部分があるのはわかりますが。

仕事としては少女時代メンバーのポテンシャルにより、まあ見られる程度になっていますが、撮影時間が短かったためによるだろう雑な作りと、バッドガール=bikersという企画の安直さで及第点ぎりぎり60点ですね。


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