少女時代、I got a boy、MVとカムバ

夕方のI got a boyのフルMV解禁に続いて、深夜からはカムバック特別番組でした。

2013年もソシメンバーは攻め続けます。トップグループなのに関わらず、攻め続けます。

MVを見た後、すぐに感想を書き込もうと思いましたが、カムバ特番と合わせたほうが、後から読まれる方に伝わるかなと思いました。それと、冷静に判断したいともおもったからでもあります。

まず、楽曲自体ですが、SHINeeのSherlockと似たような手法でしょうか。この曲の場合、2曲を合わせて一曲に仕上げました。I got a boyの場合、2曲もしくはそれ以上の楽曲をまとめた感じです。しかも、Sharlockほど統合させず、あえてバラバラ感を出し、多くの音楽カテゴリーを含ませているようです。

この曲がガールズグループのトップである少女時代によって発表されたことで、他のグループはどんな曲を出せば良いのか、新人ならどんなコンセプトで売りだせばいいのか、かなり迷うことになるでしょう。SMは他の事務所に「全てやった、やれるもんならばやってみろ」という感じで力を入れています。他のグループが何をやろうと、少女時代の後追いという解釈をされるでしょう。

ただ、楽曲はヒップホップ一本で押し通したほうが、インパクトは強かったと思います。曲自体も良かったことでしょう。バラバラ感、多彩な感覚が、この一曲を音楽として楽しむには、リスナーに解釈という負担を与える曲でもあります。曲自体のレベルはそんなに高いものではありません。

しかしです。この曲はMVと合わさると最強です。どちらかと言えば、MVのために作った曲という感じです。最近のMVでは一番の出来です。

何が良いと言っても、一番なのはメンバーが本当にダンスを楽しんでいることです。「少女時代はヒールを履いて踊らなければならない」という呪縛から解き放たれたメンバーが、その練習生時代に培ったスキルをストレートに出しています。他のMVのように、何かを演じるのではなく、本当に楽しんでいる笑顔が、見ている私達にも伝わり、幸福感が伝播されます。これはMVにより創りだされたもの、演出の力と言うより、やはり音楽が芸術の一つで、相手に何かを伝えるものである限り、送信者の本当の感覚が、ストレートに観客や視聴者に伝わるのであるからでしょう。

さて、分析的な部分を除いて楽しむこととしましょう。

ドラマ部分を除いて、本体はスヨン始まりです。スヨンファンの皆様にとってラッキーです。日本で人気が高いので、日本向けの配慮でもあるでしょう。

この手のダンスさせたら、ユリの色気は一流ですね。非常に女らしい体つきをしていますが、ダンスがパワフルですから、今回はユリがいいんですよ。

そして、ヒョヨン。水を得た魚です。事前に発表されたティーザー写真も今回一番カッコ良かったのか彼女です。MV中でフォーカスが当たっていない場面をよく見てみると、本当にいい動きしていますよ。さすがにダンシング・クイーンです。それと、MV中で、遅れてきた男性を張り倒す場面がありますが、押さえてきた感情が爆発した演技は上手いです。一瞬ですが、見逃してはいけません。たぶん、メンバーの中でも演技が上手い方に入るんでは無いでしょうか。

そして、最近のMVは、時間をかけずに撮影してしまうため、ダンスの乱れが移ったまま編集されてしまっていました。特に、日本でリリースする曲のMVではその傾向がありました。今回はよくまとまっています。最後の部分で、ややジェシカの腰が高いようですが、痛めたのでは無いかと案じております。

そして、今回のMVはヒョヨンのG-Shockとジェシカの香水という、宣伝している商品をMVの中でも宣伝しているという、SMにとっては二度美味しい作りになっています。当然、何らかの収入があったことでしょう。

せっかくのヒップホップメイン曲なのに、ダンス部分がじっくりと見られません。ですから、早くダンスバージョンを公開してもらいたいと思います。昔のように、練習室でも構いませんからね。

日本での新譜発売より、事前も解禁後もネット上では今回の作品は大きく影響していたようです。YoutubeのMV解禁後なんて、一回聞いている間にコメントが300件以上投稿されましたから。

MVに力を入れている割には、公式サイトは手を抜いたような作りです。

最近のMVは同じようなスタジオ構成になっていますし、ライティングなど共通部分が多いですね。パパラッチあたりからですね。ただ、パパラッチの場合は、配色がどぎつすぎ、汚い印象がありましたが、段々とよくなり、今回は最高です。カラフルですが、邪魔臭くなく、きれいな色使いのMVです。

しかも、5分を超える大作です。

衣装に関しては、網タイツだけを取り上げ韓国のマスコミは騒いでいましたが、ちきんといやらしくないレベルのセクシーさに収まっていました。後ろを向いておしりをつきだした所で、ゆりはおしり美人でもあると分かりました。

欠点?そうですね…あえて上げれば、ソニの緑の髪の毛を見ると、雷様コントの高木ブーを思い出すという事でしょうか。:D

私はソニのカラーリングもMVと曲に合っているし、凝っているので好きなんですよ。本当に。 🙂

最後に、昨日の深夜から始まった、韓国のカムバック特番ですが、事前収録ですし、それなりでしたが、残念ながらI got a boyのカメラワークと演出があまりよくなくて、楽しくありませんでした。残念です。MVと同じような演出にしようとしたのでしょうが、カメラが動きすぎたため、せっかくの彼女たちのダンスを楽しめませんでした。ダンスの構成を見せる場面度アップを多く入れたり、邪魔臭いカメラワークでしたね。こういう曲の場合、たぶんMステあたりであれば、生でも最高の演出とカメラワークをしてくれると思うんですけどね。

後はフルアルバムを聞いてから判断しましょう。それまで、MV繰り返して見ています。本当に、楽しくなりますからね。


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