好きすぎる人たち

誰のファンであっても、好き過ぎる人達はいるものです。

たぶん、このサイトも、褒めてばかりいれば、もっと人気サイトになれるんでしょうが、だめなところは、だめと言いたいので、正直に書いています。

Youtubeで少女時代の新しい動画をチェックしていたら、「日本人にもっと知って欲しいJPOPアーティスト 一人目」という投稿を見つけました。フジテレビの韓流の流れを機にした、嫌韓の流れもあり、この時期にやけに挑戦的であるなと思い、チェックしてみました。(追記:この動画は削除されました。まあ、怒りに任せて投稿してみたが、あちこちから反感を受けて、耐えられなくなり、削除。嫌韓の機運が高まっているから、賛同してもらえると勘違いし、投稿し、反感を受け、自分が傷ついて、尻込みしたというところでしょう。)

そうしたら、説明のところに一応まっとうな意見が書いてあります。けれど、この時期の投稿であることと、その説明を読んで、結局この人は嫌韓で、このアーティストのファンなんだろうと思いました。(ちなみに、フジテレビがKpopのコンテンツを扱いすぎると言っていますが、コンテンツの優秀さについて、私は今回のKpopブームが来るずっと前に記事にしています。どのテレビ局でも、コンテンツとしての扱いやすさがあるので、取り扱う量が多くなるのは当然です。どの店でも、人気商品の陳列棚は大きくなりますからね。まあ、お昼のドラマは今まで記事を書いたことがありませんが、放映権の値段の安さと、視聴率が稼げるなら、ネットでいくら騒いでも、商売している限り、当然流されますよ。そのうち、またブームが去り、視聴率が落ちるまで続くでしょうね。)

そこで、コメントとして「関係ないタグを入れるのは遠慮してください。検索するに迷惑です」と書き込みました。すると、「kpopの動画にもJpopアーティストのタグを書いてあるから、それを外したら、こちらも外す。」と返事がありました。

私のコメントが消えているところを見ると、嫌韓の流れで、嫌いボタンを押されて、表示されなくなったのでしょうね。私以外にも7件コメントがあるのに、アーティストを褒めている1件を除いて、全部消えています。

動画の評価も良い・悪い半分に分かれました。紹介しているのは本来良いアーティストであると思いますが、このファンの煽動的なタイトルと、説明のおかげで、そう評価されてしまいます。(たったいま、評価が無効に設定されました。評価が悪いので、この投稿者さんが、無効に設定したのです。)

別に、この人の言うことを聞くわけではありませんが、もしあなたが動画サイトへ投稿するのなら、タグや説明は正しく、お書きください。関係ないアーティストなどの名前を入れるのは、検索するのに迷惑です。他の人がやっているという、言い訳はしてはいけません。

ましては、この時期です。不必要な煽りと、憂さ晴らしのために騒いでいるだけの連中の攻撃を受けて、そのアーティストは正当に評価されなくなります。

もし、それをしたければ、このブログのように自分の意見として、人気サイト外に書きましょう。Youtubeやその他人気サイトで無理に注目を集めても、正しい評価を受けられません。そこで、いくら反応をもらったり、コメントを集めたり、再生回数を上げたところで、それはあなたの虚栄心を満足させているだけです。または、その動画のアーティストさんの実力で、あなたの実力ではありません。

Perfumeは最近曲がいまいちですが、そうなったのは好き過ぎるファンがどんな曲でも褒めまくっちゃうところもあるんでないでしょうかね。まあ、私は彼女たちをアーティストとして認識していますが、アイドルとして崇めているファンが多いから、仕方がないんでしょうけれど。また、褒めないと好きすぎる人たちの反感を受けちゃうんですよね。アマゾンであろうと、mixiであろうと。結局それで、日本のアーティスト(アイドル?)は、だめになっていきます。(まあ、アーティストは自分のやりたい方向へ向かっていくと、失敗するのが多いのは昔からよくあることです。)

そして、こうした好きすぎるファンは、まだ冷静に物事を見られる、普通のファンが引いていく原因になってしまいます。結局コアなファンが残ることになり、その数は少なく、アーティストはほそぼそやっていくしかなくなり、いつの日か消えてしまいます。(東方神起は別ですね。コアなファンが多すぎる。 😀 )

好きすぎるのは「愛」ではなくて、「愛着」です。真の愛は受け入れること。決して、何かを行ったり、主張することではありません。

ですから、このサイトを観ているコアな人も、決して「好きすぎて」見境のないファンにならない様に、気をつけましょう。どのアーティストであっても、ネットで行き過ぎた応援をしても、ファンが離れていくだけです。あなたのそんな姿を見て、自分も同類かと嫌悪感を抱かせてしまいます。

ただ、あなたの愛するアーティストを受け入れましょう。ストレートに応援しましょう。それだけが、必要なことです。


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