反韓、反日、反中、反韓流に反K-Pop、そして呪いの時代

何でまあ、ほっとけばいいのに、自分が受け入れられないものに過剰反応する人が多いのか、そうした視点で論じている人がいます。

内田樹「呪いの時代に」 現代ビジネス

内容はK-popと関係ありませんが、こうした行動の裏側をひとつ解釈してくれています。これが全部だとは言いませんが、視点の1つとして、正しいでしょう。

しかし、この内容には一点、指摘する部分があります。それは、こうした風潮はネットが原因ではないということです。指摘されている、政治家の言い合いを面白おかしくテレビで放送しだしたのは、バブルの頃からであります。ちょうど竹村健一が「日本の官僚は世界一だから、なんでも任せておけば良い」と話し、(自分は元官僚で、仕事をしなかったことを自慢していた人です)政治家を鼻で笑う様な態度で、接していました。そのころ、政治家たちに言い合いをさせて、最後にまとめで、なにかよさそうな事を言っていました。

さらに、引退後も独特の雰囲気でTVにもよく出ていた、浜田という政治家もしましたね。まさに、ザ・自民党で、ヤクザまがいの話し方、脅し方を射ていました。老いてから、恐喝で逮捕されましたね。

政治家たちを面白おかしく、マナーも無しに言い争いをさせて、視聴率を稼いでいたのは、TV曲です。それをおもしろがっていたのは、我々視聴者です。

こうした風潮を創り上げたのは、ネット以前のことです。ネットは、それを恥とも思わない、新たな風潮を付け加えただけです。ネットがもたらしたグローバリゼーションは、悪い習慣の交流も、世界との間で行なっています。本来、何かが嫌いだからとギャーギャー言う人は、実生活では嫌われやすく、周りから疎まれる人です。ネットでは、そうした人が、同じ場所、サイトに集まりやすく、グループとして個人より大きな流れを生み出しているのです。しかし、数が多いからといっても、鼻つまみ者には違いがありません。

とはいえ、彼らの行動を、いなしてみても役に立ちません。ある時が来れば、大抵の人は自分の行いの馬鹿らしさに気づき、その時に自分の決断で止めるのです。今、まともな人も、そうして自分の無謀な時代を乗り越えてきたはずです。

乗りきれなければ、その人は一生嫌われものです。だとしても、その人の人生です。苦しむのは彼らです。そんな状態にはまっている期間が長ければ長いほど、それだけ苦しんでいるのです。何かが嫌いだということは、不機嫌だということです。不幸なことです。いいじゃないですか。自分で苦しんでいれば。

一方、いかにも正調という感じで、韓流がどうの、K-Popがどうの、けしからんとケーブルテレビかどこかで話している、自称論説家も多いですね。今回のK-Popブームが起きる前に、不景気な現在の日本で、視聴率を上げるコンテンツが少ないから、K-Popは新しいコンテンツとして取り扱われるだろうと、TV業界の人間でもない、私が予言しました。素人の私でさえ、予言できたのです。彼らが話している動画は、反韓の人がわざわざYoutubeなどにのせてくれています。いかにも、まともなことを言っているようにみえるが、よく聞くと、単に粗探しか、日本人の優越感を押し殺せきれずに、人種差別、国籍差別を行なっているだけです。策略がどうのこうのではなく、米に比べ安い値段で良質なコンテンツがあり、日本自体にそれだけのことをやる予算がないのであれば、そりゃバンバン入ってきますよ。まあ、ドラマまで再ブームになるところまでは、私は予測付きませんでしたけど。

マツコ・デラックスが韓流に言い放ったという動画もありますね。私は彼?彼女?と同じ意見の部分もあります。アメリカへの市場進出が全世界なのかと。そこだけは同意できますね。しかし、マツコさんが言ったことは、おおっぴらにK-Popに対する反感をいったのではなく、この手の番組では必ず出てくる(それもテレビ局が選んだだろう)日本人に反感をもたらすようなことを言える外人、今回は韓国人の出演者の話に対してのことです。嫌いで、マスゴミと卑下している割には、その思惑にはまっているのでしょうね。投稿した人は。

アメリカの子供のK-Popに対して話している動画は、私も面白く見ました。あれが、まあ一般的なアメリカ人のK-Popに対する考え方でしょう。しかし、どう考えても全部が子供の話す内容ではないですよね。子供が純粋だと思いますか?正直、私はあの年代、大人の反応に合わせるような事もありました。ましてや、あの番組のオーデションに受かるようなエキセントリックな子供であれば、もしくはそう見せることの出来る子役であれば、大人の期待していることを言うでしょう。またこんな内容をやってくれと言われれば、喜んで演じるでしょう。(私の弟は中学生の頃、今から30年も昔になりますけど、NHKの番組で、部活の活動で何が楽しみかと聞かれ、カップ麺と答えたそうです。しかし、面白く話してくれと言われ、多少演技したそうです。そんなものですよ、テレビ番組とは。たとえ、出ているのが素人でも。)

人を呪わば穴二つ。憎しみは自分で自分の首を締めるような行為です。その毒は、表に出して表現するほどに、自分を蝕み、ますます罠にはまっていくのです。まるで、麻薬のようです。麻薬は快感で理性を縛りますが、憎しみは苦しみであなたを縛ります。それでも、まだ憎み続けますか。

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