Perfumeファンなら聞けるかもしれない、20世紀の洋楽

このサイト、初めはオンライン(リアル)ボードゲームポータルサイトのBSWネタから始まって、Perfume、ポータブル・サウンドプレーヤー関連、SNSD、KARAと話題を広げています。実に節操がありませんね。

一番アクセスを稼いでいるのは、プレーヤー関連のネタです。いまや、8割方がそうなのです。たいしたことを書いていないのですが、あえて書こうとする人がいないようです。

Perfumeネタは、意外とアクセスはありません。このサイトでPerfumeネタを紹介してもたいしたことがないばれているか、アンチっぽいことも正直に書くため、読んでくれる人が少ないようです。w

意外と、SNSDは単発キーワードでアクセスされるようです。KARAは次の曲に期待ですね。もう一曲、クール系の曲が来たら、私KOされちゃい完全にファンになりそうです。もしくは、本格的に日本に上陸始めるだろう5月前から、本格的に追いかけましょうか。

というわけで、今回のタイトルはPefumeファンなら…としました。余り、アクセスされても困るネタです。w

Amazonの書き込みなどを見ると、私と同年代の人間で、しかも洋曲中心だった人間が、Perfumeのファンに結構なっているのが分かります。「ピコピコ音楽だ」と拒否反応を示すのが当然だろうと思いきや(最初は実際そうなんですが)、次第に引き込まれていきます。

なぜ?音楽の好みは若いときに聴いた音に影響されると思います。たしかに、日本中にYMOブームが起きたとき、リアルタイムで聴いていました。ただ、Perfumeの音楽は当時のものとは違いますよね。

昨日、KARAのルパンのからのつながりで、Youtubeを漁っていたところ、なぜか関連動画で、Mr. Misterのキリエという曲に当たりました。ええ、リアルタイムで聴きましたね。w スタジオミュージシャン出身のロックグループです。

聴いてみると、当時の音楽を思い出しましたね。シンセサイザーや電子音をポップやロックで取り入れるのが流行出しました。もちろん、批判もありました。けど、私個人としては、好きでした。新しい音が好きでした。わくわくしましたものね。80年代はMTVが全盛時でPVも新しい発想で、どんどん作られました。視覚でも音楽を楽しませてくれる時代がやってきたのです。

現在のDTM全盛の音楽を受け入れるだけの下地は持っているのですよ。たぶん。私より、上の人はそういう洗礼を受けていないので、全く受け付けない人が多いと思います。

それなら、今の電子音が当たり前の時代の人へ、昔の曲の中から、今でも聞ける音楽、見られるPVを探してみましょう。(イヤ、実は昨日の夜から探し始めたら、意外と手間取ってしまって、寝るのが遅くなり、今日は朝寝坊で、しかもまだ眠い…w)

条件は、1:それなりに電子音が聞こえるか、曲全体の加工が今っぽいもの、2:PVの完成度が高いもの、3:有名すぎないもの、4:Youtubeで見られる曲

マイケル・ジャクソンのスリラーは3番に該当するから除外です。w 今の若い人でもよく知られているものを紹介しても、どうしようもありませんからね。w ロックで音の完成度が高いボストンなんかも良いけど、PV作らないから視覚的な情報がありません。これも、お勧めしたいですが、除外です。

意外とね、1番の条件がきついのですよ。「ああ、あの曲なんかいいんじゃないか」と思い、探して聴いてみると、意外に電子音を利用していない昔ながらの音作りだったりして。カルチャー・クラブはこの手に入るので範囲外です。

一番の難点は、あの曲何だったけかな、と思い出せない記憶力の衰退です。w まあ、もともと、記憶するのが苦手な人間でして、それが一番時間がかかった理由ですね。

Mr. Mister /キリエ「日本語字幕版」

キリエはギリシャ語(ラテン語か?)で「主よ」とキリストへの呼びかけの言葉、さびの「キリエエレイサン」で「主よ、憐れみ賜え」になります。宗教色が強いラブソングですが、そのためキリスト教のどこかの宗派からクレームが付いたはず。w

優秀なスタジオミュージシャンが集まったグループですから、きれいで荘厳で良い曲でしょう。PVもきれいですね。当時、MIDIではライトを動かしていなかったでしょうから、手動でしょうか?それとも、専用のシーケンサーが存在していたのでしょうか。

Michael Fortunati/Give me up

すぐにBaBeが日本でもカバーして、ヒットさせました。オリジナルの方が、電子音ぽいです。PVはドラマ仕立て。Give me upで、私をあきらめろですから、女の子を振る歌です。さすが、ギリシャ出身、プレイボーイのお国柄というべきでしょうか。w 当時は、振られる方の女の子役を「かわいそうに」と思って見ていました。今も、かわいそうにと思っています。今でも私は、あのころのまま純粋です…w。

Dead or Alive/You spin me around

最初は「カルチャー・クラブ?」かとみんな思いました。しかし、これを25年前にやっていた人たちがいたんですよ。鼻ピつけて、ヒットさせたんですから。その当時は、あまりにも先取的すぎて「おもしろいけど、なんかなじめない」と思っていましたが、今聴くと良い曲ですね。

MC Hummer/U can’t touch this

文句なしでしょ。w 本人のダンスもすごいですが、バックダンサーもね。w フィットネスブームでもありましたから、女性陣も筋肉もりもりです。これを見るとかしゆかちゃん、まだまだ筋肉付けられますね。w

TOTO/Affrica

TOTOも実力のあるスタジオミュージシャンが集まって作ったグループです。完成度の高さが物語っています。日本に来ると競演する歌手の実力にいちゃもん付けていくので有名です。最近ですとSMAPの番組にでて、仲居さんと稲垣さんに歌唱指導を行ったとか。w TOTOの場合、どの曲を選ぶか困りますが、とりあえずイントロ部分にシンセサイザー多そうだったし、有名なのでこの曲を選択しました。

Human League/Human

この曲も売れましたね。80年代のシンセポップで引っかかったリンク先を見て、思い出しました。きれいな曲です。余り、ヒューマンリーグ自身のことは知らないので、これ以上書けません。

Perter Gabriel/Big Time

この曲は実は、電子音的なものはエレピ程度でなのような気がするのですが、ボーカルや曲の加工やら、音の重ね方が結構若い人でも受け入れてもらえるかなっと。w それとPVの優秀さでしょうか。優秀と言うより、手間のかけ方が半端でないです。w この曲と、SledgehammerはPVに力を入れています。確か、次の曲でPVの力を抜いたらチャート上それほど売れなかった覚えがあります。

ソロの前はプログレシブロックのジェネシスで、初代ボーカルでした。

Genesis/Land of counfusion

そこで、続いてはGenesisです。ドラマーのフィルコリンズが2代目のボーカルになり、ヒットを量産しました。その中のものから。時代は冷戦、アメリカとソ連の軍事バランスで世界の平和が保たれているという人々が認識していた頃の歌です。原爆一発で、この近郊が壊れ、世界大戦になれば、人類は滅亡してしまうだろうと不安を抱えていた時代です。マペットは当時の世相を皮肉る人気TV番組から(米か英か、忘れました。)、主役はアメリカの大統領、レーガン大統領です。

Genesisはいろいろなサンプリング音を曲に利用していると本人達がインタビューで話していたのを覚えています。この曲の入っているアルバム、Invisible Touchの中の曲で確か和楽器の琴だったか、三味線だったかの音を実際に使っているはず。

Phil Collins/Sussudio

更に続きます。フィル/コリンズのソロから。アースウィンドウ&ファイヤーのホーンセッションが参加している、ご機嫌なポップチューン。Sussudioは仮想の理想的な女の子の名前なんだとか。この曲の入っているNo Jacket Requiedは、名曲がたくさん入っていて、全体の構成もいい、買いの一枚です。One More Nightもヒットしました。

PVは売れないクラブ歌手としてフィルが登場。この曲が始まると、観客が段々と引き込まれていくという、まあおきまりのパターンです。w

Aha/Take on Me

当時のビルボードの連続一位記録を塗り替えたんじゃなかったでしたっけ?漫画の読者の女の子が、引きずり込まれるというようなホラーな展開…にはならず、ラブストーリー風に仕上げてあるPVです。そうそう、当時はミュージッククリップとか言いませんでしたっけ?PVのこと。w

Duran Duran/Reflex「日本語字幕版」

電子音主体では無いですね。w ただ、センスよく使っていると言うだけで。曲全体のプロセッシングなんかは今のリスナーでも十分納得してもらえると思います。日本ではこの曲が有名でしょう。私は、Nortriousの方が、断然好きなのですが。w

Frankie Goes To Hollywood/Relax

曲名が似ていると言うことで、続いてこの曲を。w 多くの場所で放送禁止になった曲です。まあ、「いきたいなら、リラックスして、なにもするな」という感じでとれますから。w 俺に任せてけーというテクニシャンの曲ですね。w

Scritti Politti/Perfect way

確か一週だけ、ビルボードで一位になって、そのあと小ヒットしながら消えていったのかと思いましたら、意外にYoutubeに色々映像が残っており、長生きしている様子です。日本語でスクリッティ・ポリッティという名前を覚えており、ある時「たしか、こんな歌あったな」と適当な英語で検索かけたら、ヒットしました。確か、半年くらい前のことでした。

Pet Shot Boys/Go West

確か元ペットショップの店員さんです。名前はそこからだったと思います。もろ「テクノ・エレクトロ」ぽっぷです。w 当時はやったこのての曲を聴き、「俺でも出来る」と音楽的なバックボーンを持っていないながら、曲を作っちゃって、ヒットさせました。うる覚えですが、たしかビルボードのこの手の音楽のランキングでなくて、メインのポップのランキングを上って話題になったのでなかったでしょうか。

Daryl Hall/Dreamtime

ブール・アイド・ソウルのHall and Oatesのボーカル、ダリル・ホールによるソロ・プロジェクトでした。動画は余り良くありません。曲後半のコーラスの処理が幻想的で美しい、Synthロックです。

Startship/We built This City

この曲も、普通のロックだったら、これほど売れなかったでしょうね。シンセサイザーの音や、プロセシングで力強い、明るく楽しいロックに仕上がっていると思います。

(2010年3月28日、以下リストへ追加)

Cyndi Lauper/Girls Just Want To Have Fun

シンディー・ローパーの曲で何を選ぶかも難しいですが、まあ手堅くこれで。w Time after timeも捨てがたいですが、PVが全部芝居がかっているのでね。w シンディーの人間としてのイメージを良く表していますね。天真爛漫という日本語が合います。けれど、本当の彼女はそうでもないようです。

Rick Astley/Never Gonna Give You Up

シンプルなラブソングです。何せサビの部分が「君を絶対あきらめない、気落ちもさせない。浮気もしないし、捨てもしない。君を泣かせないし、さよならも言わないよ。嘘も言わないし、傷つけもしないよ。」を「ネバゴナ…ネバゴナ…」で繰り返すんですもの。古典的で強力なフックソングでした。

リック自身はもっと本格的な歌を歌いたがっていて、方向を転換したらやっぱり売れなくなりました。w

Bonnie Tyler/Hero

彼女は別の曲の方がもっと売れたようですが、日本ではこの曲がよく知られています。麻倉未稀・葛城ユキがカバーしました。日本語訳が違っています。聞き比べてください。

PVは最初は微妙なんですが、後半でやっと西部劇風の作りで、正義のヒーローが助けに来るという流れになっているのが分かります。

Herbie Hancock/Rock it

この曲を入れないなんて怒られちゃいますね。w ハービー・ハンコックはジャズ・ピアニストです。この曲は、歌無しのインスト曲ですが、まあ聴いてください。

私の生まれる前からプロとして活躍していて、この曲を出したときは43歳です。まあ、聴いてください。

今何歳だ?2002年にグラミーのベストアルバム取っているのね。wiki見たら書いてありました。うーん。恐るべし。

The Buggles/Video Killed The Radio Star

あまりTVを見ないので、チューハイのCMに2007年に採用されていたとは知りませんでした。80年代の最初、81年のリリースです。当時はまだ、声の加工なんてこの程度の「ラジオ」声程度だったんです。エレクトロ・ポップでもきっちりと作るとこんな良い曲ができるんだという証明になったようです。

一回は、選んで、聴きながら書きかけたけど、範疇外かなと判断して、やっぱりリストから外した曲もたくさんあります。今残っている曲も、まあ、微妙なものもありますけど。w

80年代のものが中心になってしまいました。90年代は忙しくて、それほど音楽を楽しむ時間などありませんでした。70年代ですとテクノはテクノ系で、テクノ/エレクトロ/シンセ+何タラ(他ジャンル)と言うには、速すぎますから、事実上、80年代中半あたりから、このような電子音の使い方や、曲のプロセシングがポピューラーになったという認識で良いのでしょうかね。(追記:いやいや違いますね。w 80年代全般あたりはハードロックとかヘビーメタルとか強かったですね。83年頃だと、すでに結構シンセは使われていますし、86年は半分以上がシンセ音ばりばりでした。逆に、シンセサイザーを使用しないでおしゃれに音楽を仕上げるシャデー(だったかな?)から、そんな流れもありましたね。YoutubeにアップされているのベストヒットUSAを見て、思い出しましたよ。w)

同年代の方で、このリストにつけ加えられるような曲をご存じの方、コメントいただけると助かります。w

永遠に未完成リストです。w


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