BSWの未来

 Google waveの発表ビデオを見ました。

 要は今流行のハデ目なサイトに、タイムラグ無しのコミュニケーションと、ブログやHP,オンラインドキュメント、IRC、メールなどがお互いに連携して、動く仕組みです。
 デモでは、チェスなどを見せていましたね。ゲーム開始時へもどり、進めたり、プレイバックしたりできるという点を強調していました。チャットを打つと、それが自動的に相手の言語に翻訳されているというデモが最後でした。

 今のメールは、インターネット以前に開発されたものです。このメールシステムが現在に開発されたら、どのようなものになるかというコンセプトで開発されました。

 ゲームに関していったら、たとえば私がこのようなブログを持ち、もしもBSWが対応したならば、ある部屋に通信用のパペットのようなものを置いておくと、そこでの会話がブログにtwitter風に表示されていき、逆にブログを見て書き込んだ人の内容がその部屋で表示される。
 今度はHPのほうに、あるゲームの紹介として、プレイしたゲームを貼り付けておくと、あとから読んだ人は、進行状況とそれに付随する会話を巻き戻したり、進め
たりしながら読め、更にコメントを足すこともできる。
 なんてことができるようになるんですって。今年の最後のほうには一般に開放されるんですよ。

 まあ、BSWはjavaアプリケーションで、webアプリケーションでは無いので、このシステムと協調する可能性は少ないのですが、これはBSWキラーになる可能性があるのではないかと思いました。

 今でも、ボードゲーム、特にシミュレーションゲームを通信回線で遊ぶためのプログラムは多く開発されています。
 ボートとコマの内容をグラフィックで取り込み、それをコマとか、ボードとか、カードとかに割り当てると、ヘックス上の移動とか定義するだけで、遠方のプレーヤーと対戦できるようになってます。ゲームのこのような資源については主に絶版ものですがダウンロード可能になっています。

 ルールの判定などは自動ではできません。それは専用システムであるBSWの強みです。(可能性はありますね。ルール定義言語なんかを作成してそれを利用して、各ゲームに対応するという方法はあります。ただ、ルールブックから定義を作成する手間はたいしたものになると思います)

 ですが、それ以外の部分に関しては、Google wave上に、ボードゲームであろうとカードであろうと、シミュレーションであろうと、扱える一つの仕組みを作ってさえあげれば、ユーザーが自由に付け加えられる部分、利用できる部分はBSWの比ではありません。

 ほっといても、このようなゲーム環境は、遅かれ早かれGoogle wave上に作成されるでしょう。開発されれば、ユーザーが大きく育てていくでしょう。ユーザーにとってはかなり魅力的です。BSWが生き残っていくためには何が必要でしょうか?

 先日、BSWを作ったARMさんがログインしたので、すぐに捕まえてちょっとだけ会話しました。AFKが多いので、ログイン直後に捕まえるのが一番確実なのです。

 どうも、新しいゲームに関しては「探している」ということでした。BSWの魅力が落ち協賛企業を捕まえにくくなったのか、ARMさんの気に入るゲームが少なくなったのか。それは、わかりません。

 BSW側について言えるのは、段々とやる気は無くなってきていると言うことです。特に儲かるという商売ではなく、日本で言うところの有限会社ではありますが、あくまで個人ベースのサイトで、サーバーも借り物です。参加者数の割には元々規模が大きいサイトではないのです。

 新ゲームリリース数も年々少なくなっています。

 ARMさんはアーティストタイプのかた、結構、自分の入れたゲームのプレーヤー数が少ないとか気にするタイプです。BSWの首都がオリジナルの形だったらしいですが、そこで醸し出されている雰囲気、オンライン友達をベースとした都市システム、チャットベースの会話などを楽しむプレーヤーは少なく、やはり多くのプレーヤーはゲームにしか興味を持ってくれません。基本、無言プレーで、手早く終了するプレーを好みます。
 そういった部分も、ARMさん自身のやる気をそいでいるのでは無いかなと思います。

 ただ、それはオンラインのゲームサイトである限り、しかたがないことです。プレーヤーはゲームを求め、早いプレーを求めがちです。
 それを乗り越えてBSWを将来にわたって存続させて行くにはどうするべきでしょうか?

 有料化もしくは、広告システムを取り入れて、ゲーム出版社にとって魅力のある場所にし、新ゲーム数をとにかく増やす手があります。現実的には、これが一番よいのではないかと思っています。新ゲームのリリースはユーザーを引きつけますし、収入を増やす手段があれば、スタッフがアルバイト程度の給料で働く現状を改善できるでしょうしね。そういったやる気を増やすことができます。

 実は、ARMさんが見ていたかどうかはわからないのですが別の手を提案してみました。反応が無かったので、見てない可能性が大きいんですけど。
 BSWのビジネスモデルを逆転してみたらどうだと勝手に伝えたんです。今は、既存のゲームをBSWでオンライン化している。今度は、オリジナルゲームを作り、BSW上でテストプレイし磨き上げ、それを出版することで利益を得たらどうかと言うことです。
 ARMさんのアーティスティックな部分を生かした方法ですね。ゲームをプログラムし、グラフィックの手伝いをしてくれるスタッフも身近にいるわけですから、その気になれば、オリジナルゲームを作るのは、彼にとって簡単なはずです。
 今は、新しい開発ターゲットゲームが無いんですから、その時間を利用して、自分の新しいゲームを作ればいいとおもいますね。彼にはそのためのリソースが十分に備わっているわけですから。

 また、彼がGoogle waveに興味を持てば、これに移行するのも手です。それにはサーバーが現在のようなレンタルではたぶん無理ですね。コンピューターシステムの増強は、財政的な負担が増えてしまうので難しいでしょう。
 今でもブラウザで遊べますから、これをGoogle wave上で動くように、新たなクライアントを作成するのもいいかもしれません。今のクライアントは、機能追加、改良でつぎはぎだらけになっています。古いJava時代からの古いソースも残ったままです。この機会に、書き換えて(javaではないでしょうが)新しいクライアントを作るのもいいかもしれません。たぶん、ARMさんのアーティスティックな部分が変化を求めている時期でしょうから、その気になってくれないかと思っています。

 さて、BSWはどうなっていくのでしょう。

 まあ、私の戯れ言は、ドミニオンの新カード予想のように、無責任とネタが多く含まれているのが特徴です。
 今回は笑わせるようなネタはありませんね。新しい情報もありません。それを目的で何度も見てくれている方には申し訳ないと思ってます。

 でも、ここらで何かアクションを取らないと、BSWは尻すぼみになってしまうことだけは、ユーザーとしての正直な感想です。

コメントを残す