数日前にFacebookのひげ剃りグループで、すり鉢をシェービングボールとして推す人がいましたが、別の人も試して気に入ったようです。
ゴールデンウィークの小ネタです。といっても、海外ではゴールデンウィークありませんが。
日本のすり鉢を手に入れた外国人、入手先がamazon.comですので、アメリカ在住の人の可能性が大きいのですが、シェービングボールとしてソープを泡立てるのにとても良いと絶賛していました。
そして今日、それを試した人も気に入り、他の人に勧めています。
amazon.comで10ドル程度で販売している製品です。日本ではホームセンターで600円程度です。ちょうど同じ大きさのすり鉢をちょっと前に購入しました。石鹸を泡立てるのではなく、石鹸を粉にするのに使用できるかを試すためです。残念ながら、櫛目の中に入り込んでしまい、失敗でした。
すり鉢の内側のギザギザは櫛状の道具を使い、跡をつけます。それを焼き上げて固めるわけです。
絶賛している文章では、そのギザギザがブラシの毛を痛める心配はないと書かれていますが、これには注意が必要です。
中のザラザラ具合は製造所により異なります。櫛目の付け方も異なります。アメリカでのレビューが良くても、日本では様々な製造所による多くの製品がありますので、注意してください。
と言っても、石鹸をたっぷりと含め、つるつるする石鹸水たっぷりのブラシであれば、よほど強く擦り付けない限り、すぐにずたずたになると言うことはないでしょう。
心配であれば、乾いた状態のすり鉢に、つるつるの石鹸水を吸わせることで、櫛目に石鹸が残りますので、摩擦をいくらかは減らせるでしょうし、細か目なサンドペーパーで研磨することもできます。
実験!
ホームセンターで購入したすり鉢が、外人が賞賛するものと多分まったく一緒の製品ですので、試してみました。
結論を言うと、泡立ちに関しては最高のシェービングボールです。いろいろな水加減で試しましたが、普通のシェービングボールよりも数倍短く理想的な泡立ちに仕上がります。(素早く剃ることをテーマにした記事を書こうと、いろいろ実験している最中ですので、これはよいインスピレーションを与えてくれました。)
これであれば、たとえば日本で購入できる豚毛の小さなシェービングブラシを使っても、3パス分の泡を作って保持するのも可能です。ただ、10センチの「すり鉢」型のすり鉢では、小さいため、もっと深い形の製品か、もしくは12センチ程度の大きさのほうが、シェービングボールとして使用するには良いでしょう。
もしかしたら、世界中のウエットシェーバーの間で”Suribachi”が流行するかもしれません。