Titanストレートレザー、最終報告

Titanの安いストレートレザーが実際に実用になるかを調べた結果をまとめました。西洋カミソリに手を出そうかどうか迷っている方の参考になるかと思います。

(文中、鉄鋼と記述しているのは、カーボンスチールのことです。西洋カミソリの原料は大きく分けるとカーボンスチールとステンレスです。一般に刃物では、カーボンスチールのほうが固く、刃が付けづらいが、付けると長切れします。また、錆びやすいという欠点を持っています。逆にステンレスは柔らかく、刃がつけやすいが、長切れしません。ただ、錆びづらい性質を持っています。今は、ステンレスの中にも固いものもありますのが、一般的な特徴です。)

結論先出しにしましょう。シチュエーションに合わせて結論は違います。

  • 1. 本格的にストレートレザーに手を出そうと決意しているのであれば、購入はやめておいたほうがよいでしょう。新品を購入するならば、西洋圏で現在も工場生産を行っており、かつ高い評価も受けているDOVO、Boker、Thiers Issardからの3択になります。もしくは、評価の高いメーカーの中古品を購入するか、古い床屋さんから譲り受けるかしましょう。
  • 2. ストレートレザーの研磨(砥石をかけたり、革砥や布砥をかけたり)の練習用として購入するのであれば、構いません。ただし、研磨の練習としてならば、もっと安い中国製のGold Doller、パキスタン製が購入できます。Gold Dollerはステンレス製が安く、普通の鋼製が高くラインナップされています。パキスタン製と表に出していませんが、EstyやeBayで送料込みで極めて安い値段のストレートレザーはパキスタン製です。
  • 3. ストレートレザーの剃り方を練習し、自分にあっているかをまず判定したいのでしたら、革砥と研磨剤込みのセットを購入することをおすすめします。もしくは、安いGold Dollerを2000円ほど上乗せしてきちんと砥ぎ上げた商品も販売されていますので、それと安い革砥を購入し、練習するのもよいでしょう。
  • 4. できれば本格的にストレートで剃りたいが、DOVOや有名な中古は高すぎるというのでしたら、Titanのハイエンド製品を購入しましょう。砥石と革砥は別に良い製品を購入しましょう。

この結論に達した過程を簡単に説明します。

1と4に関して言えば、自分の髭で剃ってみた結論が反映されています。私の髭はさほど濃くはありませんが、固めです。Titanの製品で鉄鋼製のレザーは、大きく通常品とハイエンドと分かれています。購入したのは通常品クラスの製品ですが、一回の剃りで3パス最後の逆剃りまで、剃り味が保てません。柔らかいからだと推測します。ハイクラス製品は、カタログスペックですが硬度が上がっています。ですから、本格的に長期間使ってみたい方であれば、ハイスペックの鉄鋼製をおすすめします。ちなみに、Titanレザーで値段が高いのはステンレス製です。値段だけではわかりづらいため、のちほど商品を紹介します。

1でDOVO、Boker、Thiers Issard製品を勧めているのは、現在も工場で生産しており、かつ製品の評価が高いヨーロッパ圏のメーカーだからです。もちろんTitanやGold Dollarも工場生産でしょうが、中国のメーカーです。さすがに歴史的にさほど信用はありません。とは言え、DOVOの安い製品は現在ドイツ外で生産されているそうです。アジア向けの製品をアジアで生産しているということらしいのですが、詳細は不明です。

Thiers Issardは今年、レザー生産をやめたという話もあります。フランス本社側のWebサイトにはまだ表示がありますので、怪しい情報です。

DOVO/Boker/Thiers Issardを除くと、現在アメリカやヨーロッパで生産しているのは、小さな鍛冶屋です。製品は逸品もので、通常値段はとても高いレザーです。中には、半既成品で決まった形のものを安めに提供している鍛冶屋さんもあります。ただ、それぞれの鍛冶屋がどの程度のレベルなのかは情報が少なく不明です。評価が高い鍛冶屋でも、販売を止めているところもあり、「これだ」と言い切れません。今の状況で新品を手に入れるには、やはり評価のある程度固定された「DOVO/Boker/Thiers Issardのそれなりの製品を購入する」というのが、ベストではないでしょうが、ベターでしょう。

中古品であれば、日本の古い床屋さんに譲ってもらえないか、尋ねて回る手もあります。実際、外人さんらしい人がこれを行っており、eBayで大量に販売しています。わざわざ、マージンが付いた値段で購入し、郵送費も払うのであれば、自分で床屋さんを尋ねて回りましょう。

もしくは、評価の高い古い製品のリストアを購入しましょう。リストアとは、古い製品に大きく手を入れ、新品同様に仕上げることです。eBayやEstyで見つかります。Facebookにはリストアレザーのグループがあります。そこでは、リストアが上がった商品を見せてくれる人もいますので、英語がわかる方は参加してみるのも良いでしょう。

2のストレートレザーの研磨練習の目的ために購入するのであれば、Titanでも良いと思いますが、Gold Dollerのステンレスの安いレザーや、パキスタン製の鋼鉄製の製品を購入するほうが、より良いでしょう。値段がより安いですし、多分研ぎやすいかと思います。Titanの通常品の製品は仕上げが悪く、研ぎづらい点があります。

Gold Dallorやパキスタン製品はEbayでも購入できますが、AliExpressで購入するとより安く手に入ります。

3のストレートレザーで剃るための練習がしたい、自分にストレートがあっているか評価したいということであれば、研ぎのことは考えずにひとまず置いておき、革砥と研磨剤(ワックス)セットのTitan製品を購入しましょう。できれば鉄鋼製のハイエンドが良いでしょう。製品が固いので、長切れできるでしょう。(Titanのステンレスレザーもハイエンド製品の硬度は鉄鋼製とカタログスペックはかわりません。ただ、材料の名称が怪しいので、どこまで信じて良いのかわかりません。)

Titanの研磨剤入りワックスはかなり研ぐ力が大きく、刃を削ってしまいますが、逆に言えば粗めに研いでいるようなものです。切れ味が落ちたら布砥に塗ったワックスで粗めに研いで、革砥で剃る前に荒れた刃先を整える方法をTitanは提唱していると考えられます。

製品の質から言えば、毎日剃ると半年経たずにに革砥がダメになると思いますが、それまでには自分がストレートを使い続けるのか、より上等なレザーを手に入れるのか、砥石にも凝るのか、革砥を購入するか、それともストレートで剃ることを諦めるかという結論が出ると思います。

ストレートレザーの練習を安く始めたいのであれば、Gold Dollarの製品をきちんと研いで販売しているショップを利用する手もあります。ストレートの研ぎは、どこでも手数料がほぼ20ドル程度ですので、その分の値段を上乗せして販売されているわけです。数年前に「Gold Dollerの製品には刃がつかない」と結論づけられましたが、時間も立っていますので、多分品質は上がっているのでしょう。

まともに研いであれば、あとは革砥を適切に使用すれば半年程度は剃られるかと思います。製品としてのGold Dollerに対する過去のクレームは”Shave ready”(刃が付けてあり、すぐに剃り始められる)と書かれている割に、きちんと剃れなかったことに対するものがほとんどです。

きちんと刃が付いたGold Dollarで剃り始め、革砥をかけても刃が鋭く戻らなくなった頃には、続けてストレートを活用するためにもっとはまるのか、きっぱり諦めるのか結論が出るでしょう。

4の本格的にストレートレザーを始めるつもりだが、DOVOは高すぎるというのであれば、Titanの鉄鋼のハイエンドレザーを購入しましょう。砥石はもちろん、革とも良い物を別途購入しましょう。(結局、はまる分だけ、お金はかかります)

Titanの革砥とワックス

ワックスは研磨剤入りで、かなり削れます。パンフレットに「永久に剃れる」と書かれているのは、このワックスを使うたびに研ぎ直しているのと同じだからです。

ただし、この方法は必ずしもベストとは言えません。ベストであれば、皆勧めるでしょう。しかし、現在の大半の意見は、レザーが革砥を使っても剃れないくらいに鈍ってしまったら、研磨剤でラップするより、研ぎ直したほうが良いというというものです。

ですが、DOVOの製品に未だに研磨剤が残っているということは、一部でこの方法が継承されてきたという証拠でもあります。たぶん、砥石がない場合ではベターな方法です。良い砥石は高いですし、ストレートを研ぎに出すと一本20ドルかかるわけです。

Titanの革砥は布砥とセットになっています。パンフレットによるとこの布砥の中央10センチの部分にワックスを塗り、レザーの背で均し、それでラップするように指示されています。(詳しくは、到着時の記事をご覧ください。)

ワックスの油分や粘土、研磨剤がなんであるかははっきりと書かれていません。ですから安全のため、布砥とワックスでラッピングしたら、一度食用洗剤できれいに洗い流しましょう。その時、ラッピングと同じ方向にこすりながら洗ってください。研磨剤が存在している状態で別の方向にこすると、傷になります。

洗いあがり、水分を取り除いたら、革砥でラップし、剃り始めます。毎回ワックスをつけた布砥でラップする必要はありません。普段は、使用前に革砥のみでラップすれば良いかと思います。革砥のラッピングで切れ味が戻らなくなったら、ワックスをつけた布砥でラッピングしましょう。無駄に刃を削ることはありません。

Titanの革砥

私はレザー注文時に間違えて革砥が入っていないセットを購入しました。それからいろいろな方法を取りましたが、このページに結論をまとめるため、今回革砥だけを購入しました。

Titanの革砥は牛革ではなく、人工皮革でした。よく出来ていますが、裏側にベースの繊維の縦横のパターンが浮いています。はじめこのパターンは付属の布砥のパターンが移ったものかと思いましたが、こすっても消えませんし、布砥の織りのパターンとは角度や大きさが異なるため、人工皮革のベースの布であると判断しました。

また、切断面を顕微鏡で見てみると、表面の部分のみ薄く、多分ウレタン系の塗料で仕上がっているのが分かります。牛革にしては銀面(表面)が薄いので、これが2つ目の証拠です。

最後に銀面を顕微鏡でチェックしました。パターンは釘の付いたローラーでこすりながら穴を開けて作られていました。やや自然さには欠けます。ウレタンで柔らかいため、100回ほどラップすると、この穴は変形します。2時間ほどで元の状態へ形状は復元します。時間が立つにつれ、復元しなくなるでしょう。

カミソリ用の革砥としては薄く、柔らかすぎますが、100回もラップするとさすがに削げるようになります。実のところ、コピー用紙でも100回ほどラップすれば研げるようになりますから、適当な素材であれば剃り味を戻すことができます。ただコピー用紙では、剃り味を数回復活出来るだけです。新聞紙を使えばインクが研磨剤となり、多少は効果が期待できますが、インクの素材や定着剤に何を使っているかわかりませんので、確実、安全な方法とは必ずしも言えません。

Titanの革砥・布砥は値段相当の品質ですから、長期間利用はできないでしょう。特に革砥は使わずに保存しておいても、加水分解で品質劣化を起こし、たぶん数年でぼろぼろになるはずです。本格的な革砥をアメリカなどの小売りから購入するか、自分で厚い固めの牛革を購入し、手作りしましょう。(ただし、日本では素材の革も値段が高いため、手作りしてもさほど安くできません。どんな革でもそれなりにラップできますが、固く厚みがあり、銀面(表面)にオイルや塗装がかけられていない、ラッピングに適した革は値段が張ります。)

なお、Titanの革砥が本革ではない件は、AliExpressの商品のコメントとして書き込みましたが、いまだに表示されていません。AliExpressの何かに引っかかっているのでしょう。

レザー本体の品質

私が購入した製品は、本日確認したら60%くらい大幅に値引きされ、Titan製品のレザーでは一番安くなっていました。多分、大量に在庫が余っているのでしょう。

この製品は、本体のショルダーと呼ばれる部分、刃と柄の部分(スタビライザー)が出っ張りすぎており、そのせいで普通の砥石では、刃の根本部分の研ぎができません。無理に研げば砥石を痛めてしまいます。工業製品を研磨する時に利用するベルト式の機械か、水平に回転する円形砥石であれば研げるのでしょう。あまり、一般ユーザの研磨を考えられていません。

スタビライザーは構造から想像すると、刃先の薄い部分を肌に押し付けたとき、根元のほうが変形しないように厚くしてあるのだと思います。鉄を十分に熱処理で固くできなかった時代の設計だと思います。実際、研ぎやすいようにスタビライザーが全く無い製品も多くあります。十分に固くできる現代の鉄鋼を使用しているのであれば、これほど厚くする必要はありません。たぶん、必要以上に厚いのは強度を持たせるというよりは、製造が粗いからだと思います。

手元の商品はラッピングしても、根元の部分はきれいに行えません。飛び出すぎているスタビライザーのせいで、布砥や革砥が切れ刃に当たらないためです。修正するにはグラインダーでスタビライザーを少し削り取る必要があります。

グラインダーがあれば削るのは簡単ですが、問題はその時に発生する熱で、焼きが戻ってしまうことです。鉄は熱の入れ方で固さを調整します。原料の鉄鋼は、最初は柔らか目で加工しやすく、形ができたら焼入れをして固くします。そのままでは柔軟性が足りずに壊れやすいため、再度弱めに加熱し、やや柔らかく戻し、粘りが出るようにします。

素材の鉄により、加熱や冷却方法が決まっており、ポテンシャルを引き出すために厳密に管理され製造されています。一度最適な状態になったら、加熱には注意が必要です。磨くための摩擦熱でも過度に熱くなりすぎ、材料が柔らかく戻ってしまうことがあります。(そのため、通常は工場生産品でも、水をかけながら研ぐわけです。)それ以上に熱が発生するだろう、グラインダーの使用は完成品に対しては難しいです。かと言って、ヤスリでは削りづらい形状のため、手作業では加工が面倒です。手持ちのレザーを削るか、削らまいかを悩んでいるところです。

私はストレートの切り刃の中央部分を多用します。ショルダーに近い根本を髭剃りで使用することは少ないため、そこを意図的に使わなければ、別段加工する必要もありません。これも決断できない理由です。

そもそも、Titanのハイエンド以外の製品は仕上げが荒く、剃ることに関係ない部分はグラインダーで加工した傷がそのままです。手元の製品では到着時、先端のポイントの部分にグラインダー加工時のバリが付いたままでした。

写真でみる限りハイエンド品では、仕上げが比較的まともです。ハイエンド品と言っても、通常の製品と比べ20ドル程度しか変らず、50ドル前後です。(ここまでの情報が初めからわかっていれば、ハイエンド品を購入していました。)

写真でみる限り、ハイエンド品はスタビライザーが張り出し過ぎて研げないということはなさそうですが、いかんせんほとんど手作りですから、製品誤差がありそうで、なんとも言えません。

ステンレスではなく、通常の鉄鋼のハイエンド品は現在1品のみです。

現在20%引きで48ドル、革砥ワックス付き

研ぎ済みGold Dollar

Gold Dollarの出荷時のレザーは品質が安定していないらしく、そのままで剃れるものもあれば、研ぎ直す必要があるものもあるようです。実のところ、どこのメーカーでも同じようです。つまるところ、最終的な研ぎは手作業のため、作業員や職人のスキルによる製品誤差が大きいからでしょう。

最近、このサイトで紹介したシェービングソープメーカーの、Wet Shaving Productsを運営しているLeeさんは、研ぎ師でもあります。ですからWSPでも研ぎ直し済みGold Dollar製品を販売しています。

WSPのレザー販売ページ

実際にGold Dollarの製品を研いでいるビデオがあります。

“SHAVE READY”と説明があり、箱に乗っかっている写真のレザーが、研がれているものです。同じ製品で”Practical(練習用)”として、砥いでいないものも販売しています。

他でも見かけるので、探せば見つかるでしょう。値段は同じようなものです。気をつけなくてはいけないのが、もともと商品は”Shave Ready”として販売されることが多いことです。Gold Dollarで一応研いであるわけですから、”Shave Ready”と表示されています。ですから、”Shave Ready”表示だけでは、Gold Dollarが工場で研いだままなのか、それとも販売店側で研ぎ直したものかを判断できません。

そのため、販売店側で研いで”Shave ready”なものと、研いでいない商品を同時に販売している所で購入しましょう。それならば、英語が苦手でも判断できます。

Thiers Issard

DOVOは検索で見つけやすいです。Bokerも取り扱っているショップが比較的多く、商品を販売している小売店を見つけるのは難しくないでしょう。Thiers Issardは、3つの中では見つけづらいため、紹介します。

評価が高いフランスの古いナイフブランドですが、最近どこも売り切れが続いていたので、潰れたのかと思いましたら、自分の英語サイトでの販売を止め、別の通販サイトに販売委託しているようです。今回、検索しなおしましたら見つかりました。

Thiers Issardのホームページ

Thiers Issardの通販ページ

レギュラー品も作成している鍛冶屋

鍛冶屋さんはレザーだけを作成しているわけでありません。いろいろな金属製の道具を作り出す仕事です。鍛冶屋さんが作成するレザーは工業品と異なり逸品物です。

しかし、最近は鍛冶屋さんも高度な機械を利用するようになっており、原料からレザーの原型の型抜きをコンピュータ制御の切断機や切削機で行うところも出てきました。

それにより、一定の形を作り出すまでを自動化できます。同じ形の金物を作成できるわけです。あとは、グラインダー等で成形し、仮り刃を付け、形になったら熱処理を行い硬度を調整します。後は必要に応じて、サンドブラストで曇らせたり、鏡面にまで磨き上げたり、エッチングで色を変えたりします。最後に研いで完成です。

固い原料を使う場合、鏡面研磨は熱処理前にできるところまで行う場合もあります。固くなってからでは加工しづらいためです。では、なぜ全て熱処理前にやらないかといえば、熱処理の際に変形したり、一部壊れたりする可能性があるからです。

通常の鍛冶屋さんの作業で一番力の必要な、成形の段階まで機械でできるため、手間が省けます。その分、安くできます。こうした鍛冶屋さん独自の普及品も、探せば見つかります。通常、スケールをいろいろと選べます。(鍛冶屋さんが、こうして作成した本体だけを販売しているところもあります。ショップが購入し独自スケールを付け、オリジナル製品にしたり、スケールの指定や名前入れサービスでカスタマイズできるようにして販売するわけです。EstyやeBayのショップの中には、中国やパキスタン、インドの安い完成品に名前入れのカスタマイズだけを行う、「オリジナル製品」詐欺のような店もありますので、注意してください。)

以降に紹介するのは、定番商品を製造しているアメリカの鍛冶屋さんです。全てではありません。最近、調べた時に見つけたものです。

Portland Razor Co.

最初に紹介するのは、Portland Razor Co.です。本当は自分で購入するまで隠しておきたかった鍛冶屋さんです。当面購入する予定がなくなったので、皆さんに紹介します。

Portland Razor Co.

この鍛冶屋さんは、カミソリが作りたくて、自分でいろいろと勉強して鍛冶屋になった人です。誰かから直接レザーの作り方を学んだわけでありません。

使用している材料の鋼鉄は、工具鋼のO―1を使っています。ナイフでは使用されることもあるようです。レザーでそれがうまいこと働いているのか知りたいところです。誰か購入して、教えてください。(私は2chは検索で引っかかった時以外読みませんので、そこはよしなにおねがいします。:D)

鍛冶屋さんですので、逸品物も作ります。定番品も結構充実しています。

実は一番安い120ドルのレザーは、刃の長さが短くなっています。「短いものがあれば、あごのところもストレートレザーで斜めに剃れるのに…」と思っている時に見つけました。髭が横に生えているので、私の顎の下の首は横方向へ剃らないときれいにならないのです。特に日本人は顔が小さめで、昔から切り刃の短い和カミソリを使っていたわけですから、小さい切り刃が合っているかもしれません。

ソープメーカーのFacebookアカウントなどを見ていましたら、製品を褒めていました。販売もしているところもあるようです。

ああ、ついに紹介してしまった…(しかし、実際に購入しているわけでないため、皆さんが購入した製品が思いのほか悪くても、恨まないでください。)

Hart Steel

他に目をつけているのが、Hart Steelのストレートレザーです。半額になっているので、もう潰れるのかもしれません。

Hart Steel Straight Razor

こちらも、工具鋼が使われています。種類はO―1です。かなり固めのレザーです。右側の安い値段はスケールだけの値段です。各レザーはスケールが指定でき、値段がかわります。最近見なおしたら、オプションの指定で値段だけが表示され、どの種類のハンドルを使用するのかはっきりとわからなくなっていました。(こうした、Webページの乱れが起きると、もうサイトを真面目に維持する気が失せているのが感じられます。すると、廃業する考えを持っているのではと、怪しむわけです。)

気になるのが、表面がグラインダーで仕上げた状態で、粗いままであることです。仕上げが荒すぎます。その点が怪しいので、手を出していません。

Jacob Ray Razor

Jacob Ray Razor

今回初めて見つけました。(追記:ブックマークを全部見なおしたら、既に保存されていました。初見ではありませんでした。)鍛冶屋さんなのか、ショップなのかわかりませんが、スケールが選べます。こちらも工具鋼のO―1を使っています。

まだ、ブックマークの底に、こうした鍛冶屋さんが沈んでいるのですが、全部確認するのが面倒なため、これくらいにしておきます。あとは、検索してもらえば見つけられることでしょう。

(追記:O−1鋼がよく使用されるのは、どうやら有名どころのランドール・ナイフが使用しているかららしいです。この鉄鋼はアメリカ製で、紹介したのはアメリカの鍛冶屋さんです。ただし、ランドール・ナイフ自身はレザーを製造していません。)

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