Henry Cavendishシェービングソープ、再レビュー

Henry Cavendishシェービングソープを再評価しました。どうやら、使い方がわかりました。

既に、このHenry Cavendishソープについては、レビューを書いていましたが、新しい発見がありましたので、再度レビューします。

使いづらいことがわかった前回のレビュー以降、シェービングには使わなくなりました。もったいないため新しい動物毛のブラシをブレークインするためにしばらく使用していましたが、それ以降はまったく使わなくなっていました。

日本人ですからね、古い方の。やっぱり、「もったいない」という感じが湧き出てきて、「どうにか使いこなす方法はないか」と朝の髭剃り時にソープを選ぶときに、心の片隅にうずくものがありました。

昨日の夜、再度このソープを見かけたときに、ふと「たくさんの水を加えてみたら、うまく剃れるのではないか」というアイデアが湧いてきました。

そこで今朝、猫に起こされた朝の4時に、下調べとして泡の状態を調べながら、水を段々と足していき、ハンドラザーで実験してみました。どうやら、行けそうでした。

そして、実際に8時頃、多めの水分を加え泡立て、それで剃ってみましたら、うまく行きました。

このソープは、普通のシェービングソープであれば「あわあわ」になり、クッション性が全くなくなってしまうくらいの水分量で使用するのが良いようです。

通常、シェービングソープは水を加えると、段々滑るようになり、肌に塗れる程度の粘度になります。この状態が石鹸自体のクッション性能が一番高い状態です。以降、水を加えた分だけクッション性能は落ちていきます。そこで、クッション性能と滑り具合を天秤にかけて、自分にとって最適な状態になるまで水分を調節し、それから剃り始めるわけです。

Henry Cavendishの場合、この比較的高濃度の状態で、「最適」にするのが難しいのです。水を加えることによる、クッション性の低下具合や、さらに水を加えることによる滑り具合の低下が極端で、ちょっと加え過ぎるとクッション性も潤滑性能も落ちてしまいます。そこまでが、前回のレビューでした。

さらに水分を加えると、ますます保護性能は落ちるのですが、滑り具合は結構持続します。普通のシェービングソープでは、こうした状態で泡立てると「クリーミーだが軽い、保護性能が足りない」泡になります。目に見える大きさの泡ができる状態です。

ところが、このHenry Cavendishの場合、この状態でラザーリングしても、クリーミーなままで、大きな泡ができません。しかも、クッション性がやや復活します。

とても、研ぎたてのストレートレザーや、フェザーの両刃替刃が持つ交換直後の鋭さに対応できるほどのクッション性はありませんが、マイルドな替刃や、多少なまくらになった刃の状態にぴったりです。

水を多く含んだ泡ができるわけです。そうした泡は、髭を柔らかく保ちます。ですから、さほど鋭い刃でなくても剃れます。

しかも、十分に水分を含んている髭は伸びた状態です。逆に乾燥すると縮みます。さほど、追い込んで剃らなくても、髭が乾いた状態で確認すると、深剃り状態になっています。つまり、軽く剃るだけでOKです。

「少量のソープを多めの水分で泡立てることができる」ソープでした。

クッション性の高い泡を塗り、鋭い刃のレザーで剃るという、ウェットシェービングの楽しい一面には、あまり向きません。少量のソープを多めの水分で泡立てられますし、安いなまくらな刃でも剃れそうです。切れ味の鋭い刃が鈍っても、それてしまいそうです。そうした意味で「経済性の高い」ソープです。

3つまとめて購入し、2つ分の値段にすれば、1つあたり3ヶ月持つため、9ヶ月分です。そこは、他の小ロット生産のハウスブランドが出しているアーティザン(artisan、職人)ソープとほぼ同じですが、安い刃や一枚の刃を長く使用できれば、経済的なメリットがあります。

うまく使えば、シェービングのコストを下げることができそうです。それは、次の記事にまとめようかと思います。

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