中華両刃の海外レポート

検索でシェービングソープの新しい情報がないか調べていたら、たまたま、中国の安い両刃の使用レポートを書いている外人さんを見つけたので、内容を簡単に紹介します。後半は、日本のポピュラーを使う場合のコツの説明になりました。

Razors on the Cheap – Discount DE Razor Review #1

原文(英語)のページ

記事を書いた人は、興味から5ドル以下の安い製品のレポートを書くつもりです。この商品は2.62ドルで、原文にスクリーンショットが貼ってあります。

実は、私もAliExpressを見ていて、同じようなことをしようかと思っていたので、考えることは一緒だと思いました。紹介されている商品は、中国人の好きな金色ですが、通常の銀色の商品もあります。私は刃を挟み込むプレートの部分が、写真で見ても薄いので、この商品はスキップしました。

最初、値段の割に見かけは良かったが、実際に触ると値段相応の感想を持ったようです。

剃ってみた感想は、注意深く剃ったので傷つけずに済んだけれど、アグレッシブだそうです。写真で見ても、刃がそのままあたる感じがしますので、そうだろうなあと思います。

結論としては、おすすめしないそうです。

Razors on the Cheap – Discount DE Razor Review 2

懲りずに第2弾のレビューをやっています。スクリーンショットからすると、今回もAliExpressから購入したようです。

原文(英語)のページ

今回はバタフライ、スクリューオープンタイプです。ひねると上部が開き、替刃交換が簡単にできる製品ですね。フェザーのポピュラーと同じ構造です。

上部の可動部分はプラスティックで、その他は金属製です。見た目は値段より良いとのことです。

剃り心地は、びっくりするほど良いそうです。もちろん、欧米の高級品のような重さはありませんが、安全に、十分に剃れるそうです。値段の高い初心者用カミソリの購入に迷っている友達がいたら、これを勧めるそうです。

満足したためか、商品のリンクも紹介しています。

商品購入ページ

まあ、日本には値段がもうちょっと高くなりますが、フェザーのポピュラーがありますからね。同じく軽さのため、初心者がコツをつかむのに苦労しがちですが、たぶん紹介している中華カミソリも同じでしょう。

ポピュラーはバランスが悪いと言われますが、実際はヘッドの一部をプラスティックにして、ハンドルとの重心はうまく調整してあります。使いづらさはバランスではなく、軽さにあります。初心者へよく行われるアドバイスに「重さで剃る」というものがあります。でも、このアドバイスは本来おかしいのです。たぶん、もともとこのアドバイスは、ストレートレザーで他の人を剃る時のものでしょう。剃る人を横にし、肌のうえからカミソリを当てるので、その際に余計な力を入れずに、カミソリの重さ程度の軽さで剃りなさいという、アドバイスだったと思われます。

両刃で自分の肌を剃る場合、肌はほとんど垂直に近く、顎の下は「下から上へ」押し付けなければ剃れません。理屈で考えても、これは本来おかしいアドバイスです。

重めのカミソリは、それ自体の重さがあります。その重さを支えるだけの力で無意識にカミソリを持ちます。そのため、軽く持っているつもりでも、刃が髭に当たった時にブレるということはありません。

ですから西洋カミソリでは、刃の幅が薄いものは、眉毛を整えたり、産毛を剃ったりする目的に使われ、1インチ程度になると、髭が固くて濃い場合に使われるものとされているのだと、私は考えています。直接幅が関連するのではなく、幅が広くなる分だけ重くなる点が重要なのです。

また、西洋カミソリの中指をテールに引っ掛ける独特の持ち方は、固い髭でブレないようにするためだと考えられます。例えるなら、バットをゆるゆるに持ってボールをミートすると、きれいにボールを弾き返されません。握りのゆるさで弾き返すエネルギーが吸収されるからです。変なアドバイスで、ハンドルを軽く持ちすぎると、同じようなことが起きます。ひげの場合はぶれて、剃りづらくなったり、刃の角度が変わりカミソリ負けを起こすでしょう。

初心者が安全カミソリを持つ時に起こしがちなミスは、軽く持ちすぎて髭に負けてしまうか、強く持ちすぎるかして、コントロールを失うことです。ポピュラーより重い、普通の重さのカミソリであれば、その重さを支えて持つことで、適切な力加減になるということでしょう。こうしたカミソリで「力加減」を体得した後なら、ポピュラーでも剃れるようになります。

もし、初めての両刃でポピュラーを使うのでしたら、アドバイスとしては「少ししっかりと持ち、肌に強く当てすぎず、ゆっくりと剃る」になります。

重さの足りない分だけ、髭に負けないように、しっかり目に持ってもらいますが、肌には強く押し当てないようにしてもらいます。ある程度の強さで、肌に付けなければ剃れません。「軽く」を意識するよりも、「強すぎない」と意識しましょう。

一般的に人間は、どうしても「どこを剃っているか」という視覚情報に集中しがちですが、剃っている箇所の肌の感覚にも意識を払いましょう。強く刃が当たっていないか気を付けます。ゆっくり剃っていれば、間違った時にすぐに手を止め、被害を最小限度に留められます。肌からのフィードバックに注意を払うことが、上達のコツです。慣れてから、スピードアップしましょう。

ということで、まあ最初からお金をあまり払いたくない日本人に、最初の両刃カミソリを勧めるのでしたら、私ならポピュラーになります。ただし、上記のアドバイスを添えてです。コツさえわかれば、2,3回で剃れるようになります。

追記:新しい中華両刃のレビューが追加されたようです。

Getting What You Paid For – Discount Razor #3

作りが甘すぎて、剃るまでもないカミソリのようです。

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