NGT中井5、性格の分析

前回の仮面の話で、中井りか氏(以降中井と略)のアイドルの部分を彼女の被っている仮面として説明しました。今回は、本来の性格に近い炎上キャラクターの部分を分析・推察してみます。

本日、2018年7月6日現在、ネット上で積極的に騒がれることはなくなりましたが、荻野由佳氏(以降荻野と略)が中井のいたずらをツイートで報告したら、中井アンチからの攻撃リプライを荻野が受けています。依然、中井自身が作り出したアンチの憎悪は強く、反感は残っているようです。

この一連の記事は、筆者個人の主観に基づいて書いています。筆者は心理学の専門家でも、精神科医でもありません。よって、専門家による分析ではないことをまず明記しておきます。(アイドルのスペシャリストでもありません。)もちろん、本来であれば専門家による分析が好ましいのですが、そうしても専門家にはメリットは無いでしょうから、到底望めません。それでも、いつか専門家による分析を読みたいと思います。

筆者はこの記事の内容を閲覧者の方々に押し付けません。自身で情報をあたり、自身で考察してください。

追記:当記事リリース直後に、中井氏が「上から目線の人きらい」という旨のツイートをしています。中井氏がエゴサーチの結果、この記事(もしくはこのシリーズの記事)を目にした可能性があります。(当記事・前記事公開後、約10分後に該当ツイートあり。)再度目にすることもあるでしょうが、個人のブログですし、積極的に記事を宣伝していないため、中井氏に関する記事は、現在週に合計でも40ページ以下しか読まれていません。もし本人が読まれていても、世間に影響を与えるほど、この記事は広まっていませんので、ご安心ください。

タイプ8

中井はユングの「外交的直感型」に該当する性格タイプです。10年ほど前に日本で流行した、性格を9つに分けるエニアグラムでは「タイプ8」に該当します。精神の状態が疾病レベルにまで悪くなると、「反社会性パーソナリティ障害」と診断されるでしょう。この3つのキーワードで検索し、一般向けの説明を読めば、彼女がどうして現在のような行動をとるのかが、ほぼ理解できるでしょう。(この記事の長い説明を読む必要はありません。)

筆者は能力向上に関する情報や技術を若いときから好み、特にドン・リチャード・リソ氏とラス・ハドソン氏がまとめたエニアグラムがお気に入りです。完全な科学・学問だとは言いませんが、いくつか存在するエニアグラムの流派では、正確性や緻密性が高く、日常で応用しやすいからです。

エニアグラムは単に性格を分類するのを目的としておらず、精神的なトランスフォーメーションのためのツールです。トランスフォーメーションとは「変革」を表す言葉で、自己向上や自己啓発などで「精神的に好ましい方向へ大きく変わる」ことを表します。特に両氏の最後の著書”The wisdom of the Enneagram”は、非常に有益なアドバイスが多く、利便性が高いものです。

リソ氏は既に亡くなっています。ハドソン氏は現在も第一人者としてエニアグラムを広げるために努力されていられます。

両氏のエニアグラムが描写するタイプ8の心の動きを、彼女のこれまでの動向や発言に合わせて、見ていきましょう。それにより、彼女の動向を少しは理解することができます。理解は憎悪も、固執も弱めてくれます。

なお、タイプ8の描写はPersonality Type(性格のタイプ、廃刊)、Understanding The Enneagram(性格タイプの分析、廃刊)、The Wisdom of the Enneagram(エニアグラムあなたを知る9のタイプ基礎編)の3冊から引用します。

概要

エニアグラムが各性格を正確に描写する目的は、性格の自動的な反応を止めることです。自分で自分が持つ性格の自動反応に気づくことにより、それを止めることができます。自動反応を止めるにつれ、その時点で有利な考えや行動が段々と取れるようになります。性格が薄れるにつれ、本来の自分が発揮され、より自由に感じ、行動できるようになります。

まず詳細に立ち入る前に、ざっと彼女の性格であると推察されるタイプ8の概要を見てみましょう。

挑戦する人:パワフルで、幅を利かせるタイプ。強く、自身があり、自己主張する。保護者的で、機知に富み、決断力があるが、尊大で傲慢にもなり得る。周囲の環境をコントロールしなければならないと感じる。往々にして対決し、威圧的になる。他人と親しくすることを自分に許しにくい。最良の状態において、健全なタイプ8は私心を超え、自分の力を使って、他の人達の人生をより良いものとする。英雄的で、尊大。

中井を単に「面白いTVタレント」として一時的に見るのではなく、アイドル中井のファンの視線からShowroom、劇場公演、SNSなどを見ていれば、この描写が全て当てはまることに気がつくかと思います。典型的なタイプ8です。

私は今回のスキャンダルについて、「事実を説明し、謝罪し、禊(みそぎ)を済ませ、新しくNGTに入ったメンバーたちのリーダーにするのが一番良い」とツイートしたのは、健全な感情状態の彼女は真のリーダーだからです。今の炎上キャラからは想像できないくらい、立派なアイドルグループのリーダーになる可能性が高いからです。

感情的に「良い状態」になる必要があり、そのためには彼女が抱いている莫大な罪悪感を払拭するため、今までのファンに対して説明と謝罪を行なえと主張しています。なぜなら彼女が現在抱いているだろう「ファンを騙した」ことによる罪悪感を社会的に贖罪し、彼女自身が罪悪感を手放すには、ファンに対して説明と謝罪が必要だからです。宗教的な贖罪システムがない日本では、社会的な説明と謝罪が免罪符のように働きます。それにより、彼女自身の気持ちが楽になり、彼女に騙された、もしくは信じていたファンの傷も癒やすことができます。

なお、これから説明するタイプ8は強い性格として描写されていますが、どんなタイプであろうと、感情は存在することに注意してください。彼女が感情的にならないというわけではありません。

根本的恐れと欲求

エニアグラムでは、タイプ別に性格のもととなる「根本的な恐れ」を定義しています。リソ/ハドソンのエニアグラムにおける、タイプ8の根本的恐れは、「他者に傷つけられ、コントロールされるのを恐れる」ことです。

そうした恐れから自分を守るために欲求が起きます。「自分自身を守りたい。」

しかしながら、余りにもこの欲求が強すぎると、自分の持つ様々な欲求にバランスよく対応するのではなく、この欲求だけに傾注してしまい、「絶えざる戦いに陥る」ことになります。

これを彼女に当てはめるのは簡単です。アンチは彼女を傷つける存在です。彼女が呼んでいる「アンチ」の人々の言葉の中には、誹謗や中傷もあれば、逆に有益なアドバイスもあるでしょう。たとえ彼女に有益なものであっても、彼女はコントロールされたくないのです。素直には聞き入れません。自分自身を守ろうとして、現状のように彼女は「敵」に対し戦い続けているのです。

他の人からのコントロールを嫌うということは、運営や支配人、友達、メンバー、親、マネージャーの指示や意見を素直に聞かないということです。

性格の働きが弱いと、感情的には健全になります。性格ががちがちに強く働くと、性格の悪い面が強く出て、感情的には不健全になります。タイプ8の場合、健全な場合は、他人におおらかになり、素直に従うことも多いでしょうが、性格の働きが強い「戦闘状態」では、誰の言うことも聞きません。

アンチの中には、彼女の炎上路線が事務所の指示だという意見を発信している人もいますが、ありえません。タイプ8は素直に言うことを聞くタイプでありません。さらに、本人並びにNGT48(以降NGTと略)とAKB48へ与えたダメージを考慮すれば、そのためにスキャンダルを計画的に起こしたとは考えられません。

そもそも中井の炎上キャラが面白がってもらえるのは、アイドルが炎上キャラをやっているからです。同棲でアイドルとしての価値が下がってしまえば、さして有名でない炎上タレントに過ぎず、商品価値を落としてまでわざとスキャンダル報道を起こせと事務所が指示するのはあり得ません。

今のように炎上キャラとしてアンチと戦い続けているのは、性格が強く出ている状態です。性格はなくなりませんが、働きが弱いほうが自由に考え、現状に有利なように決断できます。しかし、現在の彼女は性格にガッチリと囚われており、性格が自動的に周りの動向に反応している状況で、本当に現状の自分に利益になるような判断ができません。

概観

タイプ8の特徴をまず大まかに見てみましょう。

タイプ8の名称を挑戦者と名付けたのは、タイプの中で一番自分に対して挑戦を課し、同時に自分と同じように他人にも挑戦する機会を与えるからです。

カリスマ性があり、あらゆる努力をするようにと他の人達を肉体的・精神的に説得する能力を持ちます。

途方もない意志とバイタリティをもち、それらの能力を実世界で活用している時に活き活きします。

自分の豊かなエネルギーを自分の環境を変える努力に使います。

功績を残すだけでなく、自分を嫌う人から環境、特に人々を守り、ケアします。

若いときからそれにはには、強さ、意志、忍耐、努力が必要だと理解しており、自分の中で育て、他の人にもそうした資質を期待します。

長年中井自身がアイドルファンであったことで、ファンのニーズをよく理解していたこと、そしてタイプ8であることによる押しの強さとバイタリティで、前へ出続けたことにより、中井はNGTだけでなく、AKBグループ全体でも異例のスピード出世を成し遂げました。

長期間に渡り、アイドルになるんだと思い続けた忍耐力や意志の強さを持ち、NGTに加入してからもダンスや歌の才能を伸ばすため、努力したのでしょう。多くのファンを引きつけるダンスは超一級品ではないですが、講師いわく「華がある」と言われています。ただし、そう見せるために他の人の動作とピッタリ合わないことが多々あります。たとえ、他のメンバーと動作を合わせるのが重要な曲でも、性格的に合わせないのです。

コントロールされる、もしくは様々な力(心理・性的・社会的・財政的)により他の人に従うのを嫌います。持っている力をできるだけ長期間維持・強化しようとします。自分の領域を支配し、痕跡を残そうとするのが特徴です。

まさに「無骨な個人主義者」です。個人プレーヤーです。独立したがり、他の人に借りを作るのを嫌います。しばし社会の約束事に従うことを拒否し、不安・恥・行動が引き起こす心配などをものともしません。しかし、通常は他の人が彼らをどう考えているかを意識しています。ですが、他の人の意見に左右されません。他の人に畏怖の念、ときには恐れを感じさせるような鉄の意志により、自分の事柄を突き進めます。

他人の指示に従いません。タイプ8とすぐ分かる言葉をずっと繰り返して発言しています。「りかは自分の思ったとおりにやりたいの。」「団体行動が苦手。」

ですから、基本的には相手が誰であろうと、指示には従いません。自主的に行おうとしたことと、他人からの指示が一致しなければ、従うときにはいやいやな態度、しぶしぶ行っている態度を取ります。

今回の同棲スキャンダルがばれずに、所属会社の太田プロでうまくやっていったとしても、現在の状態であれば、遠くない将来に事務所から独立しようとしたことでしょう。

性的にも他人に従うのを嫌うということは、積極的なセックスをするということです。イニシアティブを取るのです。また、彼女と長期間付き合える人物は、彼女のわがままを受け入れられる人物ですので、彼氏が好青年だというネット上の噂も、あながち間違っていないかも知れません。

肉体的に傷つけられることを恐れますが、それよりも何らかの手段で力を無力化され、コントロールされる恐怖のほうが重要なのです。並外れてタフで、肉体の酷使に不平を言わず絶えます。健康とスタミナに自信があるのは、他の人の健康や幸福を見落としてしまう諸刃の剣です。感情的に傷つけられることを躍起になって恐れ、フィーリングを保護するために肉体の強さを使い、他の人との安全な心理的な距離を保ちます。タフな外見の裏に傷つきやすさがありますが、感情の鎧の層に覆い包まれています。

彼女が風邪を引いた時、翌日には治癒し、次のように発言しています。「一晩寝たら治った。丈夫に産んでくれた親に感謝」

多少体調が悪くてもShowroom配信を休みませんでした。SNSでの発信も止めませんでした。それらは全て、健康に自身がある、多少体調が悪くても絶えられるという自身があるからです。

また、事あるごとに「寝ると起きられないから、オール(徹夜)する」、仕事が少ない時期には「お仕事ください、多くても泣き言言いません。」と発言しています。自分のタフネスに自身があるからです。(ただし、彼女の言葉には嘘が多いため、発言が事実だとしたらです。たとえば、2018年今年の総選挙前のShowroomでは、毎晩のように「寝たら朝早く起きられないので、オールする」と言っていました。人間、そう何日も徹夜できません。しかし、それを信じていたファンは、本気で心配していました。)

スキャンダルの後の3年C組の出演において、一緒に出演している芸人たちから同棲について突っ込まれると、黙ってしまったり、ちぐはぐな答えをしてしまうのは、まさに自分の力が無力化され、コントロールされる瞬間だからです。受けに回ると弱いタイプです。彼女にとって、それは一番きつい時間だったことでしょう。

本人は受けに回ると弱いことを「真っ裸で突進していくタイプ。防御力0」と言い表したことがあります。

文春の報道により、少なくとも逢引していたのは事実なのですが、それでもアイドルでいる自分を守るため、「付き合っていない、恋人いない、何もなかった」という主張を繰り返さざるを得ない自己矛盾により、明白な答えが即座に出せないことも、スキャンダルを突っ込まれた時に黙ってしまった原因の一つでしょう。

また2018年7月1日に、新しくNGTに新チームGが発足し、公演初日を迎えました。この公演に向けての練習は一ヶ月前から始まっていました。中井は「直前に公演曲の歌詞と振り付けを覚えた」ことをツイートしています。長時間ダンスをして消耗している姿もSNSで見せていますが、このような無茶ができるのも、彼女が細い体ながら自分の体力に自信があるからです。ただし、彼氏と付き合っていなければ、十分準備の時間が取れたはずです。新潟に住んでいれば、帯番組の後に予定が無い日は、新潟に戻り、他のメンバーと合わせることもできたはずです。

いつのことかうる覚えですが、公演初日の約2週間前、本間日陽が中井の練習が始まっていないことについて、「どうするんだろうね」とShowroomで発言していました。それを耳にした時、中井のスケジュールでも多少は練習時間が取れるはずなのに、不思議に思っていたのですが、文春砲でその時間を何に使っていたか理解できました。

また、2018年7月7日の歌番組出演で、腰を痛めたことを報告しています。その際、「子供の頃から股関節が正常でない。劇場公演の練習で痛めた。」と告白しています。受傷に際し、ファンからは当然同情の声が上がっています。しかし、プロであり股関節や腰が弱いのが分かっているなら、腰を守るためにフィジカルを整えるのが当然です。劇場公演のために集中して振り入れする羽目になったのは、彼氏との同棲、スキャンダルの対応などで時間を無駄にしたのが原因なのですから、厳しい言い方ですが自業自得でしょう。

腰を痛めた翌日の握手会は、途中の部で中止になり、「一日だけ休ませて」とファンに報告しています。これは、弱さを発信しファンの同情を誘っていますが、同時に「一日だけで戻す」という強さも現わしています。

追記:腰を痛めてから一週間、車椅子で移動する羽目になりました。月金のテレビ出演は、当初は腰掛けて、段々と軽く腰掛けて出演と良くなっている様子を見せています。受傷しても休まないという強さを感じていたいので、医者へ行き適当な期間休むという選択肢は取りません。そして14日に自分がセンターのMV撮影で、踊りすぎてまた悪化させました。それでも、次の日の握手会に出席しましたが、最後に限界に達し、途中退場となりました。強さを見せ続け、仕事に執着するのが、このタイプの特徴です。

特にShowroom配信時に目立つ行動の一つは、彼女が自分の弱さを隠し、強さを演出するため、そして自己暗示をかけるときは、真っ赤な口紅を使うことです。下品な印象になってしまっても、特に気合を入れて戦いを挑む時は、唇より大きく雑に塗る傾向があります。

多くの場合、非常に勤勉ですが、周りの多くの人々との間の感情的なつながりを失ってしまいます。こうしたタイプ8に対する人々の感情的な閉塞により、タイプ8は困惑し、恐れるようになり、段々と不平を抱くようになります。「自分は一生懸命やっているのに、なんで〜は…」

これにより、自分は誤解されていると感じ、より距離を置くようになります。実際に外見の裏では、傷つき、拒否されたと感じていますが、自分自身はもちろん、他の人に弱みを見せることが困難なため、めったに弱さを話しません。拒否されることを恐れているため、最初に他の人達を拒否しすることで、自分を守ろうとします。その結果、通常の状態のタイプ8は、他の人と関係を持ったり、愛する能力が阻害されます。なぜなら愛は、彼らに対する力を愛した人に渡すことになり、根本的な恐れ(他者に傷つけられ、コントロールされる)が目覚めるからです。

自分自身を守るためにエゴを大きくするに連れ、自尊心や権限、卓越さに対する現実・想像上のちょっとしたことにも敏感になっていきます。肉体的であろうと、精神的であろうと、傷や痛みに影響を受けないように試みるほど、無感覚で固くなるため、感情を遮断するようになります。

彼女自身がよく言っています。「りかは仕事をやっているだけだけど、周りから人がいなくなっていく。」

中井がNGTの中でひとりぼっちでないことを示すために撮られた動画があります。荻野由佳が掛け声をかけるが、チームNⅢのメンバーの掛け声は小さい。中井が掛け声をかけると、チームGのメンバーのピッタリと息のあった、大きな掛け声が帰ってくる。再び荻野が掛け声をかけると、ドラフト練習生のばらばらの掛け声が返ってきて、メンバー全員で大笑いしている動画です。

この動画で、中井は手前左のテーブルを独占し、荷物をテーブルに広げています。メンバーの座る位置は動画の演出のために決めたのでしょう。しかし、机の上に荷物を広げることで、他のメンバーを暗に近寄らせないようにしています。物理的に空間を埋めることで、自分に近寄らせないようにし、他のメンバーと距離をおいています。

ネット上のアンチの発言など、無視すれば良いのですが、彼女は積極的に抵抗を見せます。アンチに対応してしまう状態は、エゴが大きくなってしまっている状態で、「敏感になっている」のです。つまり、こうした態度が見られるときは、彼女のメンタル状態としては良くないことになります。炎上キャラは彼女の感情的な状態が悪いことを示しています。

ですから、ファンだからと言って、彼女のそうした側面を褒め称える、承認することは、彼女を逆に追い込むことになります。悪い感情状態のほうが良いと言っているようなものです。

しかしながら、感情的に健全なタイプ8は、内部の衝動が安定しており、リソースフルで「できる」という態度を表します。イニシアティブを取り、人生に対する素晴らしい情熱で、物事を実現します。信頼でき、威厳があり、堅実で堂々とした態度の生来のリーダーです。地に足をつけることで、豊かな常識と同時に、決断力がもたらされます。どんな決断であろうと全ての人を喜ばすことができないことが分かっており、批判に絶えます。それでも、えこひいきすることなく、自分の責任下の人々の利益に対し、可能な限り気を配ります。人生で出会う全ての人々にとって、より良い世界を築くため、自分の才能と不屈の精神を利用します。

リソースフルとは、その人が持っている気質や才能などが十分に利用できる状態を指します。

少なくとも、彼氏を作る前まで、握手もShowroomも安定していました。当時の彼女のようなキャピキャピした釣り師キャラは、それだけでアンチの攻撃の対象になりますが、大抵の場合無視するなど対応できていました。

彼女を信頼できるようになるには、通常の感情状態ではまだ足りず、良い状態になる必要があります。

3年C組に出演する場合、控室が分けられている、生徒達はおしなべて彼女に従順であるという、彼女にとって「安全」な環境です。ですから、この番組内の彼女は、調子がよく見えます。芸人にいじられている時間以外は、生き生きとして振る舞えています。

ちなみに3年C組のプロデューサーで、中井がオールナイトニッポンのメインパーソナリティーを務める時に、何度かゲストとして一緒に出演している佐久間氏も、中井と同じくタイプ8です。しかし、彼は良い感情状態のタイプ8です。リーダーシップを発揮していますし、番組で中井を結果的に守っているのも自分の協力者を保護するというタイプ8の良い側面を示しています。そして何より、同じタイプ8として佐久間氏は中井にシンパシーを感じているのでしょう。(シンパシーを感じすぎると、社会的な通念を無視する傾向のある二人ですので、不倫まで行き着く可能性はあります。)

NGT内ではメンバーの許しをある程度得られても、AKBメンバーとして活動する場合、もとより尊大な態度により居心地が悪かったのに、スキャンダルで輪をかけた結果になり、現在は針のむしろの上のような状況でしょう。それでも、彼女は弱さを見せませんし、周りに本気で謝罪することはありませんので、ストレス状態にいます。AKBとして出演する音楽番組の彼女の表情で、どの程度ストレス下にいるか判断できるはずです。(追記:前述の通り、音楽番組の出演により腰痛を再発しました。また、この番組と同時にネットでも配信されていたのですが、そちらの裏配信ではAKBメンバーが親しく接していたので、謝罪した可能性はあります。)

状態のレベル

各性格のタイプは、その人の状態により大きく変化します。リソ/ハドソンのエニアグラムの特徴は、そうした変化を描写していることです。各タイプは、その感情の状態により、大きく性格が変化します。それが同じ人でも、違った反応を見せる理由です。

まず、中井りかのタイプである、タイプ8について簡単に見てみましょう。

健全な状態
レベル1:心が太っ腹な人(思いやり)
レベル2:自信に満ちた人 (強さ)
レベル3:建設的なリーダー(保護的)
通常の状態
レベル4:先取の冒険家(実利主義)
レベル5:支配している実力者(強引さ)
レベル6:対立的な敵(喧嘩腰)
不健全な状態
レベル7:無慈悲なならず者(無慈悲)
レベル8:全能な誇大妄想者(激怒)
レベル9:凶暴な破壊者(破壊的)

レベル1が最も良い状態、レベル9が最も悪い状態です。各状態を表すニックネームです。カッコ内は、そのレベルの特性を一言で表したものです。

タイプ8であるから、いつも争いごとを起こすわけではありません。たとえば、中井が健全な良い状態であれば、レベル1から3で記述された状態です。度量がありますので、アンチ、もしくは身近な人からの批判も受け入れられるだけの、心の広さを持っています。

しかし、レベル6以下になってしまえば、確実にアンチとやりあうことになります。

彼女がレベル8ないし9まで下がってしまうと、何をやるかわからなくなります。怒りと破壊性により、所属プロダクションや、NGT48、本体のAKB48を破壊するような行動を取るかも知れません。たぶん、自分が知っているメンバーや組織の秘密を暴露するなどするでしょう。それにより自分に課せられるペナルティなど、はなから頭の中にありません。

総選挙の開票イベントの時、彼女の顔つきを見ればわかりますが、かなりストレスを受けていた状態です。レベル7以下であることは間違いありません。テレビ中継があるため、頑張って表向きはレベル6くらいに上げていますが表面的なものです。ですから、直前のオールナイトニッポンで須藤梨々花に対し「結婚発表をすることでファンを傷つけたのはかわいそう」という旨の非難をしておきながら、開票イベントで自分が同じことを行い、ファンを傷つけてしまうこと、NGT48に迷惑がかかること、AKBグループ全体にも迷惑がかかることなどをお構いなしに、破壊的なスピーチを行いました。

この時に、「文春砲で報道される前に、ファンへ事前に伝えておきたかった」とスピーチをしましたが、実際にはさほどファンのことを思ってはいません。なぜなら、スピーチ以外のタイミングで、ファンへ事前謝罪することもできたからです。開票イベントの前日の朝、号泣配信しましたが、そのときでも、「ファンを傷つける」という内容で、謝罪はしていません。

しかし、あえてスピーチ中に行ったということは、彼女が低いレベルにいるときの「(開票イベント、AKB、NGTを)ぶち壊してやれ」という気持ちがメインだったのだろうと推察されます。(事務所としては、判断に困ったでしょう。本来であれば、イベントの前後で説明・謝罪するのがベストでしたが、本人が炎上キャラですので、スピーチでの発表を許したというところでしょうか。)

スピーチで文春砲を予告したことにより、多少落ち着き、直後に出演したニコニコ生放送の総選挙裏チャンネルでは、レベル5から6の、力強い態度と言動を表向き見せました。

「禊を済ませたら、ドラフト3期生と2期生のリーダーをさせると良い」と、何度か私がツイートしているのは、タイプ8の良いリーダシップを発揮してくれるのを期待しているからです。世の中にはタイプ8がたくさん存在し、多くは通常以上のレベルの状態です。そうした人は、自分の身の回りでたくさん存在していました。付き合いの中で、彼らが実際に良いリーダーシップを発揮している場面を見てきています。彼女にもそうした資質があります。現在テレビの帯番組を抱えており、禊をしても実現は難しそうですが、その3年C組の番組内では、彼女は良い状態であり、リーダーシップも発揮して生徒から好かれています。

開票イベントの夜に、「信じてくれ」という配信をしたかと思えば、「ハラ減った」と無責任なツイートをしてアンチを煽り、インスタグラムで病んでいることを匂わせと、支離滅裂な対応をしていました。また、月金レギュラーのテレビ番組では、反省している様子を出したり、反抗的な生徒を演じたりと、こちらも対応が統一されていません。これはレベルの上下と言うよりもレベル8の状態で、「自分でどうにかできる」と考えのもと、自分で過去に成功した方策をいろいろと試していると考えたほうが良いでしょう。

なお、リソ氏はレベル7以下が反社会性パーソナリティ障害に該当すると指摘しています。しかし、2点気をつけてください。その人の生活に支障がない限り、精神疾病ではないということです。その人や周りの人が、支障があるかどうかを決め、精神科医が病気であると判断するので、外部の人間が病気であると決めてはいけません。

現在の状態を適切に判断するために、メンタルケアを受けさせろと私がつぶやいたのは、専門家の助けを借りるのが一番だと考えているからです。

2つ目に注意してもらいたいのは、リソ/ハドソンがエニアグラムと精神病の判断基準を比較検討し、書籍に記載したのは約10年前で、現在の精神疾病の判定基準とは異なっているということです。現在も変らないかも知れないですし、別のレベルから当てはまるかも知れません。また、他の疾病が該当するかも知れません。

さらに、今回の同棲スキャンダルが出た時に、1期生の身辺調査をし、クリーンにしておけとつぶやいたのは、不健全なレベルのタイプ8が持つ破壊性を警戒してです。もし、NGT所属のメンバーが中井に対し、アイドルとしてはふさわしくない秘密を打ち明けているとしたら、それを何らかの方法で暴露する可能性があります。他のメンバーのスキャンダルが出れば、自分への批判は和らぐと気づいたら、行う可能性があるからです。

特に今回のスキャンダル後のTV出演で、「一人にしゃべったら、広がった」と彼女は発言しています。これは、彼女が本当の友達だと思っていた人間が外部に存在し、何でも話していたということを意味します。もし、メンバーが彼女に自分の秘密を話していたら、その外部の人間を通じ既に漏れている可能性は大きいでしょう。直接中井本人に話していなくても、他のメンバー経由で中井に伝わり、それが外部に流出している可能性もあります。

文春砲を受け、その後にNGTの新しいチームGの一員として初日に劇場に立って以来、「メンバーは受け入れてくれる」という発言をしています。本日、2018年7月6日には、荻野由佳と本間日陽と仲が良いアピールをしています。荻野は総選挙期間中、中井のサポートはしていませんでしたが、本日より再開したようです。本間日陽はShowroomの中で、中井が完璧に振り入れして来たことを誉めていました。(それまでのシーンと比べ、視線が頻繁に左右に動くところから、とても慎重に言葉を選んでいるのが分かります。)

タイプ8は健全な感情状態であれば、信頼が置けます。しかしながら、現在中井の感情の状態が健全な感情状態まで上がったとは、判断できません。依然、炎上気質を見せています。ホリプロは荻野と、AKSは本間ときちんと話をし、中井にアイドルや個人としての秘密を打ち明けていないか、チェックする必要があります。健全な状態な中井になるまでは、油断してはいけません。NGTメンバーに立ち入った話は中井に打ち明けてはいけないと、きっちり命令することです。

両極端な性格です。感情面で健全であれば信頼できますが、普通の状態や不健全である場合は、信用してはいけません。とても、重要なポイントです。

セキュリティ・ポイント

リソ/ハドソンのエニアグラムでは、セキュリティポイントという概念があります。これは安全な相手には、別のタイプの「通常」の特性を見せることがあることを言います。

具体的にはタイプ8の場合、感情的な状態が良い状態に向かうとタイプ2の特質、悪い方向へ向かうとタイプ5の特質が出てくるのですが、タイプ8が通常の状態(他人と関係を持つことがブロックされている)であっても、相手との関係が安定しており、安全だと分かっている場合、タイプ2の通常のレベルの特性である「優しさ」を見せることがあるのです。

彼氏と付き合いだし、その罪悪感により、アンチと対立し続けている状態が長期間続いていたため、長い間健全な状態であったとは到底推察できない中井ですが、同じNGTの心許せるメンバーには、優しさを見てきました。それは、セキュリティー・ポイントが動作したからです。

たとえば、中井が「NGTには仲が良いメンバーがいない」旨の発言をテレビで話したあとに、中村歩加と一緒に腰掛け、中村が中井を指差して「いい人」と語り、炎上キャラで売っている中井が「営業妨害」と言い返す、仲睦まじい動画を目にした方も多いでしょうが、それは気のおけるメンバーには、彼女が優しさを見せていることを示しています。

欲望と強烈さ

タイプ8は自分が強く自立している、言い換えればがっちりと生きているのを感じたいのです。「欲望」にとらわれているため、生きている感覚を刺激し、強烈な生き方をします。他人との交流も強烈、仕事も強烈、遊びも強烈で、まるで常に人生に抗うようにです。

しかし、欲望に屈するにつれ、渇望する強烈さを得るために、(他の人を含む)環境に抵抗する意志を主張するパターンに陥ります。皮肉なことに、自分自身を追い込むにつれ、自分自身や他人とつながるエネルギーが減少します。最後には、追い込むにつれ、彼らが持っていた存在しているというリアルな感覚を失うことになります。自分も他人も、環境の中で操作するちっぽけな対象物になってしまいます。その結果は、実際には内部で行き止まり、それにより更にその行き止まりを打破するためのさらなる努力を行う欲求に惹かれます。強烈さは、より強い強烈さを求めることを引き起こすだけです。

さらに、通常の段階のタイプ8には、向こう見ずなところがあります。強烈さと、挑戦することによるアドレナリンの放出、逆境に打ち勝つことに心奪われます。こうしたことにより興奮できますが、多すぎれば消耗することになり、最後には健康を損ねることになります。いくらかのタイプ8では、悪いものを食べる、喫煙、飲酒に関する警告をただ無視することによるリスクかも知れません。(「自分は大丈夫。これで悪影響受けるほど、自分は弱くない」)勝利はタイプ8にとって中毒になります。勝てば勝つほど、誤った不死身の感覚を作り上げていき、悲劇的な誤算を引き起こします。

コントロール関する欲望には、さらなる皮肉があります。これまで見てきたとおりに、タイプ8は自分の環境をコントロールしている感じを得たいのです。しかし、欲望にとらわれるとは、コントロールの真逆です。欲望とは、自身の外側にある何かの刺激に対する反応です。お金や性的なパートナー、力に対する欲求、種類に拘わらず、欲求とは人や物の支配に下ることです。どのタイプにでも言えることですが、とらわれはそのタイプが本当に求めていることの正反対をもたらすゆがみです。

上記の説明は、なぜ彼女がShowroomにこだわるのかを説明します。Showroomは年1回、優秀な配信者を表彰します。彼女がShowroomを始めた2016年、有名なAKBグループのメンバーと一緒に、彼女も選出されました。これは話題になり、中井と言えばShowroom、Showroomといえば中井のイメージが付きました。彼女にとってShowroomは勝利体験なのです。

2017年からAKB選抜総選挙の期間、特別なイベントとしてその期間内で立候補者でポイントを競争しています。この期間は時間を惜しんでShowroomにのめり込みます。本来のアイドルの仕事よりも、Showroomを優先していました。周りのスタッフも中井の性格と固執、状況を理解し、協力していたようです。つまり、Showroomにより、周囲をコントロールすることもでき、彼女にとっては2度美味しいイベントでした。2018年の同じイベントがありました。中井は既に運営や事務所、秋元総合プロデューサーから押されており、Showroomに固執する必要はなかったはずですが、それでも彼女がこだわるのは、勝利体験だからです。

また、Showroomでアンチによるコメントを拾い、戦いを挑むのも彼女にとって強烈さを求めてのことです。そしてご存知の通り、炎上キャラになるまで繰り返します。特に2018年の正月にアンチをばかにした配信は、炎上キャラとして彼女をアイドルファンではない一般層へ知らしめました。それにより多くのTVの人気番組に出演機会を得ることができ、彼女にとってこれも勝利体験でした。

彼女がアイドルでありながら、恋愛を始めたのも、強烈さを求めてのことでしょう。交際開始の時期は既にNGTに加入していました。特に初期は、彼氏と一緒の写真をSNSの裏アカウントに乗せていたようです。まだ、ほぼ無名でしたから、スリルを味わい、男性アイドルファンであった時代に作った、自分のアンチに対し優越感を感じていたのでしょう。そのツイッターアカウントは一般公開を止めていますが、なぜか削除していません。しかし、スクリーンショットが当時のアンチによって保存されており、今回のスキャンダル発覚で、一部が再度ネットに流されました。

NGTを始め、AKBグループに加入する際、SNSなどの情報を消すように指導されるというのは、有名な話です。こうした指示に当初から従っていません。つまり、加入時から感情のレベルとしては、健全な状態では無かったと推察されます。(NGTのドラフト3期に安藤千伽奈というメンバーがいます。ドラフト3期生の中でも、ドラフトの選考前のトレーニング期間でも、彼女はリーダーでした。彼女もタイプ8ですが、リーダー資質を十分に発揮しており、つまり感情的に健全な状態です。リーダーシップと攻撃性の無さが、健全なタイプ8の印です。)

また、スキャンダル発覚前のShowroomで、パチスロ用語を使ったり、テーマ曲の替え歌を歌っていました。本人曰く、詳しいファンがいてそれで知ったと答えていましたが、実際のところは報道された内容からパチスロ(報道ではパチンコ)好きな彼氏から教わったのだと簡単に推察できます。Showroomで彼女は、ファンがたくさんのアイテムをプレゼントしている様子を「バジる」と表現しています。彼氏のSNSには、2017年の3月、そのパチスロ機種で当たった写真が掲載されていました。現在もスクリーンショットはネット上に残されています。彼氏との絆をあえて、多くのファンとアンチが視聴するShowroomで表現するというスリルを味わっていたのでしょう。これも彼女の性格が求める、強烈さの例です。

また、文春が有料で公開しているスクープの動画によりますと、彼氏が在室中にもShowroom配信を行っていたようです。Showroom配信の約束事はAKBグループ本支店で異なります。NGTの場合は、たとえ親兄弟であっても男性の姿や声を入れることは禁止されています。たとえ身内であっても、男性がいる部屋からの配信はアイドルとしてリスクがあるにもかかわらず、彼氏が同室している部屋からの配信という、リスクがあっても利益が全くない行動を取った理由も、上記の通り痛烈さを欲しているからです。

通常のタイプ8

ここでは通常のタイプ8を細かく見て、中井の言動と比較してみましょう。「通常」とか「普通」の段階とは、人間の平均的な感情の状態を示します。

健全なレベルなタイプ8では自身の利己心他と他の人達の利益を一致させるのに対し、通常のタイプでは一致させません。つまり、リーダーとしての資質は、この通常の感情状態では見られません。

レベル4:先取の冒険家(実利主義)

通常のタイプ8は自分の経済的利益と目的を達成することに関心がある。自分だけで事足りる「個人主義者」とみている。チームプレーヤーでも、協力的でもない。自分の成功に他の人達が貢献しない限り、彼らの幸福には関心がない。お金儲け、利益追求に走る。独立し、何者にも頼らなくて済む手段だからだ。しばしば説得力のあるセールスマンであり、破廉恥な者は詐欺師である。

個人主義であり、チームプレーヤーではないことは、しばしば中井自身の口から何度も発せられています。通常のレベルの一番高い感情レベルである、レベル4であってもその資質は変わりません。彼女の個人主義が薄まるのはレベル3以上からです。

テレビ番組でアイドルになったきっかけを聞かれると「お金を儲けるため」と冗談めいて答えるときがあります。しかし、それは冗談でありません。一番の目的ではないかもしれませんが、強い動機です。ですから、人一倍仕事を欲しがります。

彼女がプロフェッショナルなアイドルとして、顧客に提供するのはアイドルとしてイメージです。その点、キラキラアイドルの時代から、炎上アイドルの時代を通して、彼女は自己アピールの天才でした。ただし、多くの言葉は嘘でした。

この感情レベルであれば「ファンのことを大切に思う」はあながち嘘ではありません。ファンは彼女の成功に必要なものですので、ファンの幸せにも関心を持つでしょう。ただし、それが「一番大切」という言い方になると嘘になります。一番大切なのは自分に関することだからです。

成功するにはリスクを犯す必要がある。金銭的、精神的報酬を獲得するために、危険を冒す。あらゆる分野で危険と興奮が好きである。困難な状況で成功するときの高揚感を楽しむ。不可能なこと、他の人が失敗したこと、できないことをやりたがる。自分を危険に晒し、それに打ち勝つスリルを求めている。

保育士の大切な試験を放り出し、NGTのオーディションを受けたのは、上記の一例です。より安定しているがリスクの少ない保育士よりも、なれるかどうかわからないリスクを冒してまでも、アイドルの道を選びました。

総選挙で文春砲を受けたことを報告したスピーチのさい、「悪目立ちすると、こういうことになる」と話しています。彼女はTV出演で露出が増え、視聴者に顔が広まれば、部屋に男性を招き入れていることがばれるリスクは桁違いに高くなることは、分かっていたはずです。文春の動画によると、周辺には撮られたくないと言い、文春が中井のスクープに着手した時点、つまり写真をまだ撮影していない時点で「文春に撮られた」と話していたということですから、リスクが高くなっていたのは、分かっていたはずです。また以前、インタビューで文春に撮られることを冗談ぽく話してもいます。それでも、彼氏と別れず関係を続けたのは、「危険と興奮を好む」ためです。

絶えず働いているため、仕事でも他の分野でも成功する。仕事は自己を肯定するステージであるため、自己感覚を保ち続けられる。そのため、仕事を楽しむ。

ハードワーカーです。仕事が大好きです。

ただしスキャンダルを出したことで、今後はNGTの代表の顔としての仕事は減るでしょう。同棲発覚はアイドルとしての中井の価値を半減以下にしました。需要は減ります。NGTとしても中井一人に頼る危険性は、今回のことで身に沁みたと思います。

今までは中井が持つ押しの強さに負け、運営は彼女に多めに仕事を振っていたかも知れませんが、今後は他のメンバーへ回すことになるでしょう。

仕事が減り、時間に余裕ができたことでしょう。Showroomができれば良いですが、現在運営が停止している状態と思われます。

追記:スキャンダル後約2週間、配信していませんでしたが、久しぶりに再開したと思えばアンチと早速対決していました。その後、配信はされていませんので、運営が再度止めたのだと思います。ツイッターやインスタグラムは、マネージメントサイドにより利用を停止することはできませんが、Showroomでは停止可能です。(更に追記:2018年7月10日現在、午後に短かくShowroomが配信されました。)

レベル5:支配している実力者(強引さ)

成功するたびに、自分を信じる新しい理由を得て、自身と自我を強くする。環境に自分の影響力が広がるのを望む。自分自身、その意志と自我が周囲に広がるのを見たい。健全であればリーダーであるが、他を支配するボスに堕落する。

権力を駆使する生来の能力を持っており、権力を使うのをためらわない。「支配している実力者」であり、権力の行使は彼らの自由意志だ。権力とは物事をなす能力であり、出来事を方向づけ、環境を自分のビジョンに一致させる能力だと考えている。権力とは理論ではなく、維持されるべきであれば、利用され続けるべきだ。

権力のスタイルは拡張だ。勢力に動き回り隙間を埋め、外に広がり続けることを望む。チェスの名人が盤を見るがごとく世界を見る。全ては、目的を勧めるための駒に過ぎない。誰かがためらえば、彼らは他の人の弱みに付け込んだり、自分の利益確保を推し進める。いかなる方法であろうとも制限され、縛られるのは避ける。なぜなら影響範囲を広げることが、自己感覚、とくに自分が尊大であるという意識を高めるからである。拡張できなければ不安になる。そのため、拡張する方法をいつも求めている。

アイドルグループの一員、大手プロダクション所属のタレントとしては、仕事上で権力を持つことはないでしょう。ただし、ごねて、すねて、泣いて、マネージャーや運営に段々と自分の意見が通るようにした可能性はあります。

余白を埋めるとは、「この仕事をやりたい」と主張することでしょう。アイドルグループの一員として、仕事を譲らないということです。NGTで同時に1期生として入ったメンバーの中には、外仕事に積極性がなかったり、特定の仕事にNGなメンバーもいます。たとえば、AKBグループでは水着仕事が許されているため、希望すれば仕事が回ってくる可能性がありますが、嫌っているメンバーもいます。NGが多いということは、前に出るチャンス、フロントやセンターになるチャンスが少なくなるということです。ところが、中井は自分にはNGがないと明言しています。

週一回放送されている白昼夢という番組で、ゲストが映画監督だった時に、番組の最後でショートフィルムを撮影しました。その時に、メインMCのいとうせいこうから胸を揉まれるシーンがあったのですが、彼女はOKを出しました。普通に考え、イメージが壊れてしまうため、アイドルは絶対にOKを出すべきでありませんが、彼女は仕事の幅とチャンスを広げるためにOKしました。(OKした別の理由も想定できます。次の投稿で説明します。また、アイドルに胸をもみ砕かせることを番組中でOKを取るというのは、”Me Too”案件です。断れば、白けてしまいますし、機材も無駄になります。暗黙に強要しているようなものです。それに気が付かない番組作成、放送局、運営はまずいと思います。たとえ演出であったとしてもです。)

性生活も含め、生活のあらゆる分野で拡張的である。男性のタイプ8は他の人がどう考えようとも、自分はマッチョ、男の中の男だと考えている。自分が支配し、コントロールしている物や人により、自分の優位性を証明する。男性のタイプ8は母親を見るのと同様に、女性に対し愛憎半ばする感情を持っており、支配し、主人と奴隷の関係を作り上げる。攻撃性と性的特性は、彼らの心の中で相互に関連しており、しばしば女性と荒々しい関係を持つ。多くの場合、女たらしで女性を売春婦のようにも、マドンナのようにも扱う。どちらにしても、女性を快楽のため、エゴを満足させるために存在している所有物として扱う。

男性のタイプ8のこのレベルの特徴でした。中井には直接当てはまりません。女性も確認しましょう。

女性のタイプ8も男性と同様に攻撃的なため、配偶者を支配する。しかし、攻撃的な自己表現は文化的に表現しにくい。そのため、攻撃的衝動を家庭内に限定する。夫を支配し、攻撃的なセックスをし、家計を握り、主人と奴隷の関係で性的、心理的満足を達成する。

原初の新版ではより穏やかな表現になっていますが、概ね同じことを示しています。

中井は「結婚するならニートで良い。自分が外に出て稼ぐ。夫には家にいてもらいたい。」と常々言っていました。夫婦間で究極的に支配する立場になるには、それがベストです。本心でしょう。

今回のスキャンダルで後ほど問題になる可能性があるのは、タイプ8の女性はセックスにおいても主導的で、攻撃的です。今までの説明にあったとおりに、リスキーなものを求めます。セックスを盛り上げる一環として、写真や動画を撮影している可能性は十分にあります。それが、彼氏や友達、もしくは不健全な感情状態になった中井自身により、流出させられる可能性が残っています。

金は力だと考えているため、大金を持つことは重要だ。金が自分と人生の成功の尺度になる。金は支配できるので、自立を味わうための唯一のものだ。金が安全保障だ。配偶者、子供、知人はみな頼ることができない。金だけが確実。自分の思い通りにするために、唯一手にすることのできる手段なのだ。

これは2つの可能性を示しています。お金が彼女にとって大切なものであるため、NGTを卒業となった場合に、大金を手に入れるためAVや風俗の世界に入る可能性があります。そうなれば、再度NGTの看板に泥を塗ることになるでしょう。

もう一つの可能性は、そうしたことができないように事務所が釘を指すために使用できるということです。たとえば、「卒業後、10年以内にAVに出演した場合は、NGTおよびAKBグループの品位を下げたことへの保証として、5億円を事務所へ支払う」のように、具体的に金額を入れ、契約させるという手です。実際にそうなり、裁判で勝訴できるかまで考えなくとも、お金が奪われる可能性がある、つまり力を奪われる可能性があることを知らしめておくことが重要です。

自分を大物だと考え初め、威張って歩き回る。全ての人や物を支配するにつれ、他の人達との間に争いが増す。なぜなら、すべての権力を手に入れたがるためである。自分の権限を他の人に託さない。自分の優位を脅かすことは許さず、誰も信用しない。完全な服従を要求する。自分の意志通りの実行を楽しみつつ、他の人がそうすることは許さない。

リクエストアワーの裏方、NGTの冠番組であるにいがったフレンドなどで、中井と共演しているメンバーが萎縮してしまっているのを観察できます。彼女に任せているのではなく、自分が前に出ても、すぐに中井がより前に出てしまうのが分かっているため、抑制気味になります。

もちろん、中井にとってカメラとマイクがある場所で、トークやMCでがんがん前に出るのは、その場を掌握するためです。スタンドプレーが中心で、他の人へトークを回したり、引き立てたりはめったにしません。その場で自分が「一番」だと知っているからです。

不幸なことに、エゴが一度大きくなり始めると、エゴのコントロールは難しい。自己中心的であるがために、エゴが生命の中心だ。そのため、自分のエゴを丁寧に育てる。それにより、エゴは異常なほど大きくなり、精神の他の部分を窒息させ、他の人達との一体化の可能性を奪ってしまう。

ここまでくると、神を演じ始める。他の誰よりも、何よりも大きな存在として、周囲に関わる。他の人達が無条件に服従し、尊敬することを望む。しかし、栄光を求めるほど、他人の強力を必要とする。そのため、自分に服従するものへ援助、金、保護を与える。皮肉なのは他の人間と栄光や権力を分かち合うのを嫌っているのにもかかわらず、自分の目的を実行するために、他人に頼ることになる。この段階は、タイプ8の堕落の分岐点である。なぜなら、他人を支配するために権力を行使すると、あらゆる人から人間性を奪い始め、攻撃と破壊性を一層強くしてしまう。

そもそもの間違いは、運営が中井のわがままを許してしまったことです。特別扱いをしてしまったことです。かつて例を見ないくらいにプッシュしてしまったことです。それにより、彼女のエゴは膨れ上がり、孤立化を深め、「攻撃と破壊性」を強めました。つまり、感情の状態としては悪くしてしまいました。

普通の人は、相手の強い態度に慣れていません。不機嫌な態度や涙を見せられると、コントロールの手を緩めてしまいます。2017年の総選挙で目標順位を達成し、その公約として24時間Showroom配信を行った時、マネージャーに対して横柄な態度を取っていたのを記憶しています。たいていの人は、彼女の強い態度や怒った時に見せる涙にびびってしまいます。AKS所属時代は、強いコントロールをされていなかったのでしょう。

なペプロに移った現在、より強く優しいマネージャーが担当していることを願います。彼女の長所を伸ばそうとして、甘やかすだけではいけません。厳しさも持って接しないと、彼女はマネージャーからのコントロールから逃げ出した「成功体験」によっても、さらに自我を膨張させます。もちろん、仕事において「誉めて伸ばす」ことは必要です。

たとえば、マネージャーが自分の鞄の近くに居る時、1メートルしか離れていなくても、彼女は「マネージャーさん、カバン取って」と頼むことでしょう。面倒だからと言って、すぐに手渡してはいけません。きちんと「りかちゃん。時間があるときは自分で取ってね。私達はあなたの部下ではありません。」と伝え、微笑みましょう。自分はプロフェッショナルなマネージメントで、りか姫とはプロとプロとの関係、対等な関係であることを思い知らせなくては、マネージメントもできない状態へ逆戻りです。

レベル6:対立的な敵(喧嘩腰)

レベル6はまだ「不健全」ではなく「普通」の感情の状態なのですが、タイプ8では「対立的な敵」と物騒なタイトルになっています。

エゴの膨張は、一度始まると止めづらい。通常のタイプ8はより前へ前進し、他の人と対立し、勝利者、強い意志を持つ優れた人間になろうとする。この段階のタイプ8は、全てを対立関係に変えてしまい、自分が下がるより、相手に手を引かせようとする。自分自身を戦士に見立て、客観的に見れば自分にとって重要でないことにも、意図的に対立を作り出す。しかし、重要なのはエゴであり、誇りがかかっているため、引き下がらない。

仕事の仲間から、誰も彼もが敵になる。人々に圧力をかけることを楽しみ、人を支配するだけでなく、望むものを手に入れるまで、威嚇し、威圧する。そうすれば望みどおりになるならば、この段階のタイプ8は好戦的で強力に武装した人間だ。絶対に謝らないゴロツキで、他人をこき使い、自分の命令が直ちに実行されなければ、怒りを爆発させる。他の人を脅して服従させ、萎縮させるのを好む。

自分の戦闘性を自慢する。エゴは自分の望むものを手に入れることに固着しすぎていて、誰とも妥協できない。これほど強情なタイプは他にいない。あらゆる勝負で意志で勝つことは重要である。なぜなら、そうすることで自己感覚を膨張させ続けられるからである。

炎上キャラそのものです。

追記:2018年7月10日 インスタグラムで、「Showroomのイベントの期間は仲良くしたのに」、「自分が大切か」、「小さいやつだとは思わなかった」旨のストーリを発信し、すぐに消しています。総選挙のShowroomイベント期間は協力していたメンバーが、釣れない態度(後のShowroomで中村歩加であると判明しました。彼女から無視されている内容を配信しました)を彼女に取ったようで、「自分のイメージのほうが大切か」と非難しています。自分の仕事仲間であるメンバーも敵にしている現状は、レベル6の段階相当だと推察できます。

いわば銃を発砲せずとも、ほしいものを譲らせることを自慢する。相手よりも圧力をかけるため、大抵の場合勝利する。より長く、大きく叫び、革新を持って脅し、相手が屈するまで手を緩めない。通常のタイプ8ほど、心理戦に秀でた存在はない。このタイプほど、暴力に訴えずに相手を威圧し、譲歩させることに優れた人間はいない。しかし、命令に従わないなら暴力という、暗黙の脅しを使う。

新版の原文では、より柔らかい表現になっています。重要なのは心理戦に秀でているということです。

現在の彼女の周辺を考えると、直接的に攻撃することは少ないでしょう。しかし、彼女へ指示をする立場の現場マネージャーたちは、よほど毅然とした態度を取っていないと、彼女の操作的な態度で振り回されることになります。

また、心理戦が上手いというのは、ファンを獲得する戦略に長けているということです。彼女のインスタグラムは、若い女性に受けるようなピンクの配色を中心としています。可能であれば上部から写真を取り、その際に顎を引き下げて頬からの輪郭をほっそりと見せます。さらに写真の加工で美人顔に仕上げます。きれいで可愛いことに引かれる人達をファンに取り込みます。ツイッターでは、自分がやんでいる、悲しんでいることを匂わせます。きちんと書きません。そうすることで、ミステリアスになり、関心を引けることが分かっているのです。アンチに対して物を言うことで、戦っているイメージを発信し、ストレスで鬱積した人間の共感を引きます。

そうした発信をするときの感情や気分は、その時点で彼女が感じていたままの状況だったのでしょう。しかし、発信方法が上手いのです。可愛さでなく、巧妙な手口でファンを釣り上げます。

ただし、こうしたファンは総選挙や握手の売上には、大きく貢献しません。アイドルの売上に高い貢献をするのは、アイドルファンとして活動し、大金を使う「ヲタク」層です。こうしたSNS発信により得られたファンにより、彼女の売上を増やすには、母数を増やす必要がありますが、彼女は敵を多く作りすぎました。

マネージメントはそれが分かっています。彼女の自由にできるShowroom配信は止めています。インスタグラムもツイッターも落ち着いたものになっています。彼女は、都合の悪い内容を発信し、すぐに消すという行為をよくやるのですが、それもありません。こうしたSNSを自由にさせておらず、ここ1週間(記事公開時)は厳しく監視しているものと思われます。

マネージメントは、可能な限り炎上を抑えようとしてきました。たとえば、NGTの楽曲のMVのコメントでは、「文春」という言葉を禁止ワードに設定しています。MVはYoutubeで配信されていますが、総選挙でのスキャンダル発覚後はコメントを承認制にして、荒れないように方策を取っていたようです。

また、彼女に対する直接的な悪口は、SNSからいくらか削除されています。時間を持て余した彼女が行っているのか、運営が行っているのか定かではありませんが、対策がされています。

皮肉なことに、通常の状態のタイプ8は、必ず打ち負かせる自信のある相手しか、脅かさない。行動に出る前に、相手の弱みを見つけ、最も効果的なところを攻撃する。追い詰められて初めて、自分と同等か、それ以上の力を持つ相手に立ち向かう。しかしながら、空威張りという意味ではなく、むしろその逆である。

しかし、好戦的なタイプ8の人間であるなら、負けてしまう危険性よりも戦うことを挑む。もし負ければ、破局である。負けて失うものに加え、自己感覚と誇りが叩き潰される。

より皮肉なのは、他人を威圧しすぎ、自分の指示を実行するために頼る人達まで敵に回す。周囲の人間を全て威圧するため、自由にしておくと彼らがどんな娘そをするかを想像してしまう。周囲の人間からの復讐に備えるため、気を引き締め、威圧し続けなくてはならない。一度、誰かに敵対を始めれば、安心できなくなる。

対決するタイプ8は精神病ではない。行動の限界、利己心の限界を知っている。利己心を満足できないとわかれば、それまでの威圧を止める。相手をどう思っているかに応じて、威圧する程度が異なる。弱者に対しては強者よりも、より強く威圧する。

マネージメントに毅然とした態度を取ったほうが良いという理由です。彼女に対し、「自分たちはあなたのマネージメントなんだ」ということを分からせる必要があります。つけあがらせてはいけません。

そして、それはAKBを変えたい、NGTを変えたいと発言している、メンバー、たとえば向井地美音や横山由依、本間日陽にも言えます。普段は優しさも必要ですが、より必要なのは中井が規律やマナーを破った時に、毅然とした態度で注意することです。甘やかしてはいけません。

不健全なタイプ8

これより、不健全なタイプ8の3段階の説明です。ですが、レベル8と9では、タイプ8は非常に破壊的で実際に暴力的になります。もしくは、引きこもります。そこまで精神的に落ちてしまえば、アイドルや芸能人でいることは無理ですので、説明を省きます。

レベル7:無慈悲なならず者(無慈悲)

レベル8にまで、普段の感情のレベルが落ちてしまっているのであれば、本当に危険な状態です。しかしながら、ファンやアンチがどうこうできません。

一時的に感情の状態が上下するのは、日常生活を送っていれば当然起こりえます。しかし、その上下する幅のどこか、通常は中間あたりが、その時点のその人のベースとなっている状態です。これが、レベル8にまで落ちてしまったら、それがアイドル中井の終焉です。ですから、私達が最後に目にすることになるのは、レベル7周辺の中井の姿になるでしょう。

周りの人をひどく怒らせてしまえば、他の人々は団結して彼に対抗することになる。実際、もしくは比喩的に生死に関わる状況に打ち勝つことだけが、問題の全てになる。

タイプ8における通常のレベルと、不健全なレベルの違いは、通常段階ではまだ他の人を必要とし、服従や協力に報いるために何かを与えるが、不健全になると容赦なく横暴で、圧制的になる。他の人を虐げ、権利、自由、尊厳を奪う。

「力は正義」主義に堕落する。今や自分自身に対する法であり、その世界では正邪ではなく、勝ち残る力を持つことが重要だ。利己主義が全てだ。

不健全なタイプ8とは親しくなれない。信用するのは危険だ。なぜなら、親しみや協力を弱さの表れとして見なし、つけ込むからだ。不誠実で不道徳であり、嘘をつき、騙し、盗み、約束を破ることに良心の呵責はない。欲しいものを手に入れるため、どんな不法、策略も厭わない。彼らは「大嘘」、つまり再現もなく精力的に繰り返されるため、誰かに真実として受け入れられ始める厚かましくも法外な嘘をしばしば繰り返す。

文春記者による突撃取材を受けた後、レギュラー番組が始まる前の中井の様子をおぎやはぎがラジオで「すごく暗くて落ち込んでいた」と話していました。たぶん、その日はレベル9まで一時的に状態が落ち込んだと思います。基本的に破壊的な態度が大きくなるのですが、状況を打破するために時間を稼ぎ、閉じこもり、どうするか考えたり、資料を調べたりもします。レギュラーのテレビがあったため、テレビ局にいかざるを得ず、その姿が外からは「落ち込んでいる」と見えたのでしょう、しかし、頭の中では自分でどうやって打開するのか、必死に作戦を練っていたはずです。

総選挙前日の号泣配信は、そうした作戦の結果です。「ファンを裏切ることになるから、事前に知らせておく」というのは単なる作戦です。号泣は彼女にとって許しを得るための常套手段です。彼女自身が、「叱られたら泣く」と発言しているのは、それが彼女の常套手段になっていることを示しています。この配信の中で、「ファンが一番大事」と言っているのも、残念ながら嘘です。健全な状態までに感情のレベルが上がらない限り、一番大切なのは自分です。それがタイプ8です。

総選挙の開票イベントを乗り越えることで、一時的な最低レベルからは脱出でき、このレベル7程度にまでは回復したようでした。

そして、総選挙後初めて、確か翌日の握手会後の短い配信で、「何もなかったの、信じて」と言っています。冷静に考えれば、2年間も付き合っていて、彼氏をマンションに連れ込み、何もなかったはずはありません。上記の説明にある「大嘘」です。そして、説明にある通りにそれを信じてしまっているファンも一部存在します。

上記の説明通り、テレビ番組やShowroomでこの嘘を繰り返しました。テレビ番組では見せかけの元気な顔をしていますが、持続できません。気を抜くと押しつぶされたような顔に戻ります。(開票イベント後約3週間に渡りこの状態でした。)

たとえば、チームGの初日後のShowroomでは、本当の表情を見せています。2018年の正月に見せた、攻撃的であるが元気な姿と打って変わって、怒りを抱いています。アンチを攻撃するときにはシニカルな笑顔を見せていますが、それは罪悪感の裏返しです。彼女はアイドルの自分に固着しているため、ファンを裏切るということには罪悪感を感じているのです。

罪悪感や、他の人への共感、復讐の恐れのような感情を無視することで、さらに情け容赦なく行動するようになる。力の乱用を大きくし、非常に不道徳になり、その結果罪悪感から逃れるために、さらに不道徳な行動をする必要が起きる。

不健全なタイプ8が一度法律、道徳、良識を無視し始めると、ほとんど止まらない。深く入り込みすぎて、止まりたくない。攻撃をやめれば、自分が不当に扱った人達からの報復を恐れる必要が起きるからだ。他の人を不当に侵略したため、いかなる犠牲を払っても、自分を守ろうとする。そうしなければ、自分の生き方だけでなく、生命そのものが危うくなる。

実際には罪の意識、罪悪感から逃れるために、それを繰り返すというのはタイプ8に限った特質ではありません。我々全員が持っている傾向です。ですから、ここで指摘されているタイプ8の特性は、不健全な状態でルールを破れば、どんどんと悪くなり止めようがなくなるという点です。

たとえば、一度悪いことをしても反省し、繰り返さないと決意することもできるでしょう。罪悪感を感じるため、対象物から離れるという選択をすることもあるでしょう。しかし、不健全なタイプ8は、再度繰り返して罪悪感を薄めるという方法しか取れないことを指します。

健全なタイプ8

彼女が自分がイメージするアイドル中井に執着するのを止め、かつ感情的に上昇することができたなら、今まで見せていなかった新しい側面を見せてくれます。それをイメージするならSKE48の斉藤真木子氏や和田アキ子氏が持つ魅力です。(両氏が現状、健全なレベルであると断言しているわけでありません。)

前述の通り、健全なタイプ8の例は、NGTにドラフト3期生として加入した安藤千伽奈です。彼女はリーダーシップを発揮しています。しかも、ドラフト生で一番最初に劇場デビューすると決め、その目標を叶えました。タイプ8のレベル1から3までの資質を発揮しています。同じタイプ8でも、感情の状態により、大きな違いがあります。

理解しておくべきことは、良いタイプ、悪いタイプが存在するわけでなく、健全な感情の状態であれば、その人のプラス面が発揮され、不健全な状態であれば、その人のマイナスな面が発揮されるということです。テレビや配信を通してですが、NGTメンバーはAKBメンバーよりも、感情的なレベルでは上にいます。それゆえ、良い個性が目立つのだと思います。悪い個性は社会では、叱責や無視の対象になりますし、芸能の表舞台では通常発揮されません。

レベル1:心が太っ腹な人(思いやり)

最良の状態のタイプ8は、自己主張を抑える。自分自身と感情を支配し、他人に強く行動できるときでもしないことにより、本当の力の深さを証明する。タイプ8は自制を持って行動するときほど、強く見える。我慢強くなり、支配によらず、寛大な統治を実現する。

自制は偉大な勇気の証である。タイプ8のやること、もしくはやらないことにより、生命を危機に陥れるかもしれないため、勇気の深さはそれによって試される。肉体的のみならず、道徳的な勇気も持っており、信じるもののために見を危険に晒す。それにより、英雄とみなされ、人々は彼らを深く尊敬する。

心理的潜在能力を持ち、その能力により最大多数の人々に、最大の善をなしうる。常にカリスマ的で、絶対的に自己をコントロールする雰囲気を発散し、他の人達がタイプ8の周りに、指示、安全、保護を求めて集まる。タイプ8の精神の大きさは、すべての人の意気を高め、高尚にする。真に偉大なことを成し遂げる最高の位置にいる。なぜなら、エゴを突き抜け、具体的な方法で他人を援助するような、客観的な価値を実現する。

タイプ8の偉大さの本質は、他の人の重荷を軽くし、すべての人の人生をより良いものに方法を発見する能力である。公共の福祉のため、自分の持っている資産をすべて使い、問題を解決する。必然的に、周囲のグループ、祖国、世界から恩人とみなされる。その結果、人々はタイプ8に対して忠実であり、崇敬の念をこめ、献身的に応える。

自分自身で目的追求に成功しなくても、偉大だと判断され得る。ビジョンが現実になるのを見ることができなくとも、人々に非常な影響力を持ち続ける。なぜなら、英雄的行為やビジョンが手本となり、非常にに多くの人達が仕事を引き継ぎ、彼らの名において偉大な事業を完成させるからである。

このような英雄的なタイプ8は、仲間の人間の心と精神の中で永遠に生き続ける。世界に特別な印、愛され、尊敬されたものだけに許される印を残す。

当然ながら、最高のレベルのタイプ8の資質は、現在の中井の姿には見つけられません。

レベル2:自信に満ちた人 (強さ)

他の誰かに服従する恐怖に負けなければ、タイプ8は自力本願になりたいと望む。立身出世したいと思い、意志の力を生み出し、強化して周囲に自分自身を主張する。自分の意志を達成する能力を決して疑わず、強大な自身を持つ。

力強さの自己感覚は、意志力が外界に影響していることを経験することから来ている。自分は分別があると感じ、自分の内的な力を自身を通じて、他の人達に伝達する。障害を超え、更に力強くなり、戻ってこられることを知る。自分の権利や必要を擁護する能力、どんな圧力にも抵抗する意志力があることを事を知る。

自分自信と困難を克服する能力を信じる。挫折を新しいチャンスにし、成長し、逆境から学ぶ才能がある。なぜできないかと自問するのではなく、何でもできる自信がある。自己不信、不安、確信のなさに苦しまない。内省はせず、自分の存在基盤を心配することもなり。

自信、強大な意志の力、自己主張をする能力を見る。周囲の抵抗に打ち勝てば勝つほど、自己感覚は強化され、すべての機会に自己主張する。

自信、自力本願により、非常に才知に富む。自分自信で動機づけできるため、率先して行動する。夜に認められることに自信がある。力強く、自身があり、有能で、頼りになり、意思と自我を持ち、周囲に影響を与える能力があるという認識である。タイプ8はこのような精神的強さを持つ、唯一のタイプだ。健全な状態である限り、きわめて望ましい気質である。

人間の調子は、短期間には一時的に上下します。レベル2で表現されている状態は、まさに中井の「調子が良い」状態です。

炎上キャラの中井は、「普通」から「不健全」な状態です。しかし、「うまいことやっている」ときの彼女は、自信満々で見ている方も気持ち良いくらいです。テレビや動画配信で見ることのできる、中井の最高の状態です。

ただし、一時的な感情のレベルの上下はありますが、ベースとなるレベルが、このレベル2まで上がってきていないのは明らかです。このレベルでは、逆境から学べるようになりますが、現在の中井は相変わらず、何か(アンチ、メディア、時にはファン)と戦い勝利しようという態度がツイート内容から見て取れます。このレベルの特徴である、自信があり、不安がないこの状態であれば、アンチを放っておくでしょう。

レベル3:建設的なリーダー(保護的)

自分の力を証明するために行動することにより、自分自身を試す。建設的な権威ある統率者となり、新しい挑戦をし、価値ある目標を達成しようとする。

何かの大家らしい権威、果断さ、自尊心を表す。彼らは信じられ、信頼され、尊敬される。問題を解決したり、他の人達の代表として戦うために力を行使したりすることを求められる。

責任を引き受ける。他の人達は、責任を追っていることを気にかけなくて済む。なぜなら、高潔で、全員にとって最高の利益を常に心がけているからだ。意志は強く、果断であるとき、公正な意思決定を行う。非常に説得力があるため、実践的な統率者となる。自身に溢れ、自己の行為の重要性を信じているので、他の人達を動機づけることができ、彼らは喜んで統率に従う。生まれつきのリーダーという雰囲気が出ており、自分自身と実績に誇りを持つ。

優れた統率者で、人々に共通の目標を達成する手段をあたえ、方向を示す。自分の影響力の大きさに応じ、安定した社会秩序を構築し、維持する。人々に、戦争の勝利、宇宙ステーション、都市建設のような、自分より大きなもののために働く気にさせる。地域共同体を作り、構成員を集める方法を知っている。まれに、そうした共同体の目標の象徴や具現者となる。人々が自分の能力以上のことを達成させる気にさせることで、自尊心、勇気、自身を持つ手助けをする。良き統率者として、卓越さを味わう一方で、自分に従う人々の行為に対し最終的な責任と、失敗がもたらす結果を進んで引き受ける。

健全な良い感情状態に上がると、リーダー資質が発揮されます。中井は親分肌です。表立って見せてはいませんが、NGTの他のメンバーとの絡みを見ても、彼女は自然と中心にいます。尊敬され、信頼されている雰囲気がありました。

彼女のこうしたイメージがあるからこそ、多少の炎上を起こしても、「裏ではきちんとしているだろう」という期待をファンは持っていました。しかし、同棲スキャンダルにより、裏切られたわけです。

向上のヒント

説明文中、ここが「中井」に該当すると説明しているだけでは、解決にはなりません。(本当は、自分自身で自分に当てはめ、自分の性格の自動反応に気づけば、自動反応性は押されられるため、役に立ちますが、荒ぶるタイプ8は、そんな作業を行いません。)

実際、向上を助けるためのヒントを書いても、中井りか氏の目に留まる確率は低いでしょう。また、たとえ見つけても、本人が自主的に行う可能性は低いでしょう。なぜなら、普段の彼女が生きるための方策として行っている行動とは、真逆だからです。しかしながら、ヒントを多少書いておきます。万一、読むこともあるでしょうし、運営やマネージャーさんが見つけ、それとなく彼女に勧める可能性もあります。

追記:この記事を公開(2018年7月10日午前10時直前)してすぐに、中井のツイッターで「上から目線の人嫌い」というツイートがありました。タイミングがぴったりですので、本人がエゴサーチをしていて、当記事か前記事(ほぼ同時刻に公開)を目にした可能性はあります。そうだとしても、「戦闘モード」にまだありますので、全文を読むことはなかったでしょう。

紹介する内容は、角川書店から「エニアグラム、あなたを知る9つのタイプ【基礎編】」で日本語に翻訳されています。ただ、誤訳があるため、原文から訳出し直し、まとめています。

自分の感情や感覚に触れてみましょう。これまで紹介してきたタイプ8の囚われを疑問に思ったり、他の人と本当は仲良くなりたいと気付けるのは、自分だけです。自分だけが気持ちを表に浮かび上がらせられます。他の人を重要で、大切にしていることを知らせてください。誰もあなたへ率直に打ち明けろとアドバイスしてくれないでしょうが、傷を無視したり、行動に出ることは、解決策になりません。

本当に信頼できる人を見つけ、悩んでいる問題について、話してください。そうした人がいるなら、もっと思い切って心を開き、そして同じ機会をその人にも与えましょう。他の人があなたの気持ちや問題を聞きたがらないなどと想像してはいけません。そして、あなたが打ち明けている間、その人があなたに話している内容を聞いてください。自分が聞いていることに注意を向けましょう。そして、他の人達に対しても同じように、話を聞くようにしましょう。

これに関しては、NGTメンバーは現状ふさわしくありません。状態の悪いタイプ8は信頼できません。話を聞いているうちに、「私も〜」ということで、中井に秘密を打ち明けてしまう可能性があります。中井の状態が健全なレベルまで上昇したのであれば信頼でき、彼女を相談役にすることさえできるでしょう。しかし、それまではマネージャーや運営、可能であれば外部の専門家のほうがベターです。

魂を回復する時間を取りましょう。テレビを見たり、何かを食べたり、酒を飲んだりではありません。自分のために時間を取り、シンプルなことを楽しむのです。タイプ8は瞑想クラスへ真っ先に申し込むタイプではありませんが、静かに、自分の内側に向かう実践は、ストレス解消に非常に役立ちます。

仕事は重要ですが、死んでしまうほど働くのは愚かです。「悪習」に節操が無いのも同様です。タイプ8は激しく働き、激しく遊びます。両方共に、強烈さを少し押さえることで、長生きできるようになります。強烈さを必要とすることに疑問を持ってみましょう。衝動を少し抑えたら、人生で何が起きるでしょうか。

拒否されることを予想していないか、チェックしてください。人々が自分を嫌いだろうと予期したり、拒否されないような振る舞いをしなければならないと感じたりをどの程度頻繁に行っているかに注意してみましょう。そうした感覚のほとんどは、孤立の感覚が元にあり、長い間に渡りあなたに怒りを抱かせた原因です。継続的に拒否され続ければ、私達は皆、大きな怒りと、憎悪さえ感じます。たぶん、あなたが他の人を拒絶していると読み取るような信号を送ってきたのです。彼ら自身の問題と、あなたの自己防衛の両方が原因でした。これは、傷つきやすさの問題へ戻る必要があることを示しています。あなたが自分に許している影響の受けやすさの程度に応じて、あなたが求めている気分の良さを感じることができるのです。

最後に

Showroomは興味深い配信ツールです。配信者は自分の特定の面(アイドル、アーティスト)を視聴者に知ってもらおうとしていますが、実際にはプライベートの面も配信してしまいます。特に頻繁に配信を行う中井の配信は、リアリティショーを観ているような感覚がありました。

そして、中井りかという人物は、よくも悪くも発信力があり、自分の状況をファンへ発信してしまいます。それは、アイドル中井という殻に包まれていますが、柔らかい半透明な殻を通して、内側が透けています。

また、ネット上・Showroomやテレビでの発言に様々なヒントを残します。それは彼女の強烈さを求める性格と、ファンを騙した罪悪感から起きたものです。罪悪感については、次の記事で扱います。

こうしてもたらされる情報により、遠くから眺めている私でも、彼女の動向が推察できました。ネットの発達と、積極的に発信する中井というアイドルがいたからこそ、書けた記事です。


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